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2014/01/21 Tue *オーバーヒート / The Who

20140121thestoryofthewhoukorg


知らず知らず。
いつのまにか。
気づかないうちに。
熱くなり過ぎて。
限界寸前。

見えなくなる。
止まらなくなる。
思い知らされて。
そうならない様にと。
気をつけてはいたけれど。

元来。
アクセルは踏めても。
ブレーキどころか。
シフトダウンすらも。
苦手なんだよな。

ついつい。
ヒートアップ。
上り過ぎて。
振り切り過ぎて。
焦げ臭くなって気がついて。

『The Story Of The Who』'76年リリース。
英国でのレコード会社移籍に伴って編集されたフーの2枚組ベスト・アルバム。
在籍した各レコード会社の音源からほぼ万遍なく選曲されていて。
当時までのフーの奇跡を振り返るには最適だったこともあって英国では2位まで浮上したと。
(因みに日本盤は契約の関係で2曲が差し替えられていて。そっちのがレアだとも)
今までにも何度も書いていますが。駄作の類が殆ど存在しないフーですからね。
ベスト・アルバムとなれば。好みは分かれても。悪い訳が無くて。
針を落とせば。もう。フーの疾走感と迫力と詩情が一体になった世界に惹き込まれるのみです。
特にその疾走感と迫力に圧倒的な肉体性、現実感、生々しさが伴うのがフーのフーたる由縁で。
その生々しさ、リアリティがパンクの連中にも支持された理由かもしれません。
だからこそ。パンクの勃興期にリリースされたこのアルバムもチャートを上昇したんでしょうね。
特徴的なのはC面が総て『Tommy』からのナンバーとなっていて。
やはりフーにとって『Tommy』ってのは特別な意味を持つアルバムなんだなと思わされます。
当然「Pinball Wizard」も収録されていて。このジャケットはそのイメージからきてるのかな。
ピンボールに熱中する、ピンボールと格闘するトミーの姿が目に浮かぶようです。
その熱さ、激しさの後に訪れる虚無の世界をも描いてしまうところがフーの魅力で。
アルバムを締めくくる「Won't Get Fooled Again」が終わり、針が上がり静寂が訪れる。
そこまで計算して選曲している訳ではないんでしょうが。オーバーヒートした後の虚脱感・・・何とも言えません。

いつからか。
薄々感づいて。
でも未だ大丈夫。
何て間にも加熱して。
限界寸前。

見えていても。
止められなくなる。
思い知らされて。
そうならない様にと。
してきた筈なんだけど。

元来。
ラインを超える。
そのスリルが大好きで。
魅入られたら。
引き返せないんだよな。

ついつい。
ヒートアップ。
行き過ぎて。
超えてしまって。
火花が散った時には手遅れで。

オーバーヒート。
ぶっ壊れて。
分解されて。
漸く止まって。
煙の中で立ち竦む。

やれやれ。
また。
アクセル踏み過ぎた。
ブレーキに片足置き忘れた。
魅入られて戻れなかった。

オーバーヒート。
強制的に。
ゲームから降ろされて。
ガードレールに腰かけて。
やっちまったなと。

この。
虚無感。
虚脱感。
それがまた。
癖になりそうで・・・

オーバーヒート。



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