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2014/02/02 Sun *境界線 / Queen

20140202queensecondukorg


こちら側。
あちら側。
どちら側に。
いま。
いるのだろう。

こちら側。
あちら側。
どちら側。
いま。
見ているのだろう。

曖昧なのか。
曖昧にしているのか。
その。
境目が。
解らない。感じられない。

何処にいる。
何処を見ている。
曖昧模糊。
灰色の霧の中。
彷徨っている。

『Queen Ⅱ』'74年リリース。
クイーンがいよいよその本領を発揮し始めた2ndアルバム。
華麗で絢爛で目くるめくサウンド。その世界が姿を現したと。
A面をサイド・ホワイトとし、ブライアン・メイの作品(1曲だけロジャー・テイラー)で纏めて。
B面をサイド・ブラックとし、フレディ・マーキュリーの作品だけで纏めてと。
ジャケットなどのデザインにもそのコンセプトを反映させて徹底させています。
1stアルバムで鮮烈に輝かせたブリティッシュ・ハード・ロック・バンドとしての血脈と資質。
それをより一層色濃く感じさせながら。更にドラマティックにダイナミックにと。
多重録音を駆使したであろうブライアンのギターと、4人によるハーモニーが見事の一言です。
特に。B面。サイド・ブラック。フレディがその総てを注ぎ込んで妥協なく創り上げたであろう世界。
緩急自在な展開で聴く者を瞬時にして掌中にし。そのまま一気に引き摺り込んでしまう魅力。
美しさや妖しさが交互に入り乱れ。天使と悪魔が乱舞するかの如き世界。
そんな世界が一分の隙もなく構築されていることに驚きを隠せません。とんでもないなと。
フレディの何たるか、クイーンの何たるかは。このサイド・ブラックにこそあると思ったりもします。
うん。このサイド・ブラックは『Abbey Road』のB面に匹敵するんじゃないかなぁ・・・
勿論、フレディの世界を共に構築しうる3人がいてこそのクイーンであったのですが。
その本質はやはりフレディの世界だったかと思うと。そのまま境界線を越えて。
サイド・ブラックを究めたクイーンも聴きたかったかな。そうしなかったから世界的成功を得たのでしょうけどね・・・

こちら側。
あちら側。
どちら側を。
いま。
望んでいるのだろう。

こちら側。
あちら側。
どちら側を。
いま。
目指しているのだろう。

漠然としているのか。
漠然とさせているのか。
その。
境目に。
届かない。触れられない。

何処に行きたい。
何処を望んでいる。
漠然とした不安。
灰色の霧の中。
彷徨っている。

手探りで。
進みながら。
一歩一歩。
踏み出しながら。
見極めようと。

こちら側。
あちら側。
どちら側に。
あるのだろうかと。
いられるのだろうかと。

ありたいのだろうかと。
いたいのだろうかと。
見たいのだろうかと。
行きたいのだろうかと。
望んでいるのだろうかと。

その。
境目。
その。
境界線。
何処にあるのか。

見えていないのか。
見ていないのか。

境界線。



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