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2014/02/09 Sun *ありのまま / Bobby Whitlock

20140209rawvelvet


閉じこめられて。
やりこめられて。
家の中。部屋の中。
窓の外は雪だけど。
ありのまま。

閉じこもって。
引きこもって。
家の中。部屋の中。
街は銀世界だけど。
ありのまま。

時の流れも。
空気も。
吐息も。
思いも。
ありのまま。

ありのままに。
抱かれて。
包まれて。
静かに。温かく。
過ごしてる。過ぎていく。

『Raw Velvet』'72年リリース。
デレク&ザ・ドミノスのメンバーだったボビー・ウィットロック。
その印象的なキーボードとヴォーカルで『Layla』を支えていたのがウィットロックです。
そんなウィットロックの2枚目となるソロ・アルバムです。
針を落とすといきなり「Tell The Truth」のセルフ・カヴァーで。
その荒々しさ、泥臭さと。ウィットロックの熱い歌声にいきなりやられます。
この米国南部の香り漂うところ。南部男らしさ溢れるところにエリック・クラプトンが憧れて。
ウィットロックとバンドが組みたくてデレク&ザ・ドミノスを組んだって説もあります。
荒々しく豪快なんだけど。何とも言えない優しさもあって。それが自然と滲み出てくる。
ありのまま、普段着のサザン・マン、スワンプ・ロッカーのウィットロックです。
クラプトンは、もう羨ましくて羨ましくて仕方なかったんじゃないかなぁ(笑)。
カール・レイドルとジム・ゴードンのリズム隊が全面的にバック・アップしてるし。
クラプトンもゲスト参加してるらしく。なんだよ。デレク&ザ・ドミノス解散しなくてもさぁ・・・とかね。
熱くシャウトするナンバーがある一方で。バラードではその情感あふれる歌声が沁みてくると。
そしてそれを盛り上げるキーボードが時に弾み、転がり、時に抒情的にと。
アルバム・タイトルの如く。天然の絹で織られたビロードの様に滑らかでありのまま。
そんなウィットロックの自然体な姿から生み出された愛すべきアルバムなのです。

閉じこめられて。
やりこめられて。
家の中。部屋の中。
心の中。心の動きに。
ありのまま。

閉じこもって。
引きこもって。
家の中。部屋の中。
体の中。体の動きに。
ありのまま。

時の流れに。
空気に。
吐息に。
思いに。
ありのまま。

ありのままに。
抱いて。
包んで。
穏やかに。緩やかに。
過ごしてる。過ぎていく。

ありのまま。
そのまま。
過ごせる。
いられる。
それならば。

閉じこめられるのも。
やりこめられるのも。
悪くはない。
それでいい。
それがいい。

閉じこもって。
引きこもって。
嫌いじゃない。
それでいい。
それがいい。

静かに。
穏かに。
温かに。
そして。
溢れるままに。

ありのまま。



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