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2014/02/10 Mon *我が身の程を / Marc Benno

20140210minnowsuk


我が身の程を。

殊更に。
縮こまって。
弁える。
そんな。
つもりはないけれど。

時に。
立ち止って。
思いを馳せてみる。
そんなことは。
必要なんだろうなと。

それで。
どうなるわけでもなく。
それで。
どう感じるかも。
なかなかに難しくはあるけれど。

我が身の程を。

『Minnows』'71年リリース。
スワンプ・ロックの隠れた実力者、マーク・べノ。
レオン・ラッセルやジェシ・エド・デイヴィス、リタ・クーリッジと親交も深く。
特にクーリッジのアルバムにおいてはソングライターとして、ギタリストとして貢献大で。
意外なところではドアーズの『L.A. Woman』にもギターで参加してたりして。
元々、レオン・ラッセルとのデュオ(?)で活躍してた程なのでその腕には折り紙つきなのですが。
これが。まぁ、何と言うか。べノ自身の性格なのか志向なのか。渋いと言うか地味と言うか。
そもそもこのアルバムの邦題が『雑魚』ですからね。まぁ、間違っちゃいませんが。
まぁ、そんな原題つけて。このジャケット。釣りが趣味だったのか。のんびりと釣り糸垂れて。
当りがあっても気づかない程に、ぼんやりしたり。物思いに耽ったりとか。
そんな時間の流れがぴったりな歌声にサウンドです。派手になり様も無くて。そこがいいんですよね。
クーリッジもジェシも。そしてボビー・ウォマックも参加してますが。
それも豪華なゲストってよりは。気心の知れた仲間に声かけて。気の置けない環境で録音してと。
その空気感も伝わってくる感じがあって。それが実にいい雰囲気で。
シンガー・ソング・ライター的な側面を見せる繊細なナンバーと。スワンプな厚みのあるナンバーと。
そのどちらでもべノの。やや線の細さも感じさせながら温かな味わいの歌声が見事で。
べノ、そしてジェシ、ボビーのギターの奏でるサウンドがね。また、堪らなくいい感じなのも好きなんだな。

我が身の程を。

殊更に。
卑下して。
捉える。
そんな。
つもりもないけれど。

時に。
忌憚なく。
考えを及ばせる。
そんな時も。
必要なんだろうなと。

直ぐに。
どうなるわけでもなく。
この先。
どう感じるかも。
なかなかに計りかねはするけれど。

我が身の程を。

小さくて。
頼りなく。
寄る辺もない。
吹けば飛ぶよな。
ものであることを。

さりとて。
ちっぽけでは。
ありながら。
それでも。
一寸の魂のあることを。

砂漠の。
砂の一粒程であることを。
宇宙の。
塵芥の一片程であることを。
されど代わりはないことを。

我が身の程を。

時に。
思い。
考える。
そんなことも。
そんな時も
あっていい。



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