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2014/02/15 Sat *境界線など / Little Milton

20140215bluesnsoul


これとそれとは。
違うからとか。
こことそこでは。
異なるからとか。
それはそうかも知れないが。

これでもそれでも。
大差ない。
ここでもそこでも。
同じこと。
そんなことだったりもする。

それこそ。
これのそこと。
それのここと。
ここのそれと。
そこのここと。

合わせてみたら。
混ぜてみたら。
案外とね。
いいとこどりなんてのも。
あるからね。

『Blues'n Soul』'74年リリース。
チェスからスタックスに移籍して2枚目となるリトル・ミルトンのアルバム。
“ブルーズン・ソウル”なる言葉が定着したのはこのアルバムからだとも。
ブルースとソウル。生まれた背景も異なるその2つを境界線を越えて融合させて。
ブルースに現代的感覚を持ち込み、ソウルに歴史的なブルースの重みを与え。
ブルースに生き残る道を示し、ソウルにはより深い味わいを与えた。
まぁ、堅苦しく解釈するとそういうことになるんですかね。新たな道標にはなったんだろうな。
ミルトンの代表作と言えば。今ではこのアルバムが何を差し置いても上がりますが。
実はチェス(チェッカー)時代の方がヒット曲は多かったりするんですよね。
で、その時代からミルトンとしては恐らくは新しい波であったソウルにどう対抗するかを考えていて。
考えて、考えて。それで。対抗するんじゃなくて、飛びこんじゃおう、取り入れちゃおうと思いついたと。
そのタイミングでサザン・ソウルが隆盛を極めて。スタックスへの移籍も叶って。よっしゃと。
満を持して。境界線を越えてみせたアルバムなんじゃないかと個人的には感じるんですけどね。
特にスローでその魅力を発揮するミルトンのブルージーな歌声と。
グルーヴにも優れモダンなスタックス・サウンドの融合。そのダイナミズムが御機嫌です。
何よりも。ミルトンの歌声が実に生き生きとしているのが最高で。越境者ならではの魅力に溢れています。

これとそれでは。
違って当たり前。
こことそこでも。
異なるのは承知の上。
それはそうと覚悟して。

これでもそれでも。
使えるものは使う。
ここでもそこでも。
通用するものは通用する。
そんな感じで興味を抱いて。

それこそ。
これのそこと。
それのここと。
ここのそれと。
そこのここと。

合わせてみたら。
混ぜてみたら。
案外とね。
いいとこどりで美味しいことも。
あるかもね。

これとそれ。
こことそこ。
境界線。
誰が決めたのか。
誰が決めるのか。

考え一つ。
思い一つ。
境界線。
曲げられる。
越えられる。

それこそ。
毒を持って毒をの。
決意さえあれば。
毒も甘くなる。
悪も善になる。

境界線など。

越えていこう・・・



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