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2014/03/03 Mon *目覚めの春 / Freddie King

20140303texascannonball


まだまだ。
寒い。
眠い。
でも。
そうとばかりも。

言ってはいられない。
寒くても。
眠くても。
囁きかけるものが。
蠢くものが。

萌してきたからには。
寒くても。
眠くても。
目を覚まして。
寝床から抜け出そう。

その為に。
気持ち良い一発を。

『Texas Cannonball』'72年リリース。
フレディ・キングのシェルターでの2枚目となるアルバム。
とかくブルース・マニアの間ではシェルターでのフレディは評判が悪い様で。
まぁ、レオン・ラッセルのシェルターですからね。ブルースじゃないだろうと。
そう言った固定観念があって。あまりまともにも聴かれなかったんじゃないかと。
レオンとデニー・コーデルのプロデュースで。録音はメンフィスとテネシーで。
レオンと片腕的なギタリストであるドン・プレストンは全面的に参加していて。
メンフィスではカール・レイドルやジム・ゴードン、テネシーではドナルド・ダック・ダンとアル・ジャクソン。
ドミノスと、MGズのリズム隊がそれぞれ好サポートでフレディを盛り立てています。
確かに。面子を見ても。サウンド的にもスワンプ・ロック、ブルース・ロックってところではありますが。
それはそれで。悪くないと言うか。いいんですよね。愛情と支援を受けてフレディが実に伸び伸びと。
そう。それこそ。目覚めてそのまま青空まで駆け上がる様な勢いのギターを聴かせてくれているのです。
その気持ち良さ、心地良さ。そのギターに身を委ねていると。ブルースでもロックでも。
そんなカテゴリーなんてどうでもいいじゃんと。そのトーンに黙って酔いしれてればいいんだと。
それに。バックがどうであれ、サウンドがどうであれ。フレディのギターからはブルースの匂いが立ち込めるし。
いやぁ、その一発突き抜ける様な伸びやかなトーン。堪らないなぁ。クラプトンも敬愛するわけですね。

まだまだ。
遠く。
深い。
でも。
そうとばかりも。

言ってはいられない。
遠くても。
深くても。
扉を叩くものが。
動き出すものが。

訪れてきたからには。
寒くても。
眠くても。
目を覚まして。
家から飛び出そう。

その為に。
心地良い一発を。

囁きかけられたら。
蠢いたなら。
もうそろそろ。
そうだな。
その頃あいだ。

叩かれたなら。
動き出したなら。
もうそろそろ。
そうだな。
その時が来たんだ。

だから。
そう。
地面を突き破って。
青空まで駆け上がる。
一気に突き抜ける。

そんな一発で。
目覚めの春。



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