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2014/03/10 Mon *バラードが聴こえる / Otis Redding

20140310otisreddingsingssoulballads


週明け。
週の始まり。
月曜日。
朝から。
何処かで。

朦朧と。
したままで。
晴れない。
意識の片隅で。
その辺土で。

明確に。
目覚めを拒否する。
意思の中。
その奥深い。
土台の底で。

バラードが聴こえる。

『The Great Otis Redding Sings Soul Ballads』'65年リリース。
偉大なるオーティス・レディング、弱冠23歳にしての2ndアルバム。
(今回は後年再発されたモノラルのカナダ盤を載せています)
既にR&Bチャートでヒットを連発し躍進していたオーティスですが。
アルバム・タイトルに自ら(かどうか分からないけど)グレートとつけるかと。
これが他のシンガーなら、突っ込みの一つや二つでも入れるところですが。
ことオーティスに関しては。確かにそうだよな、その通りだよと。頷いてしまいます。
そこまで。それほど。素晴らしいアルバムです。針を落とした瞬間に胸倉を掴まれて。
そのまま。心の奥底の柔らかいところ。その襞を震わされてしまって。言葉を失います。
アルバム・タイトル通りに。殆どがバラードで。そのどれもが実に深く、実に優しいのです。
素晴らしいソウル・シンガー、大好きなソウル・シンガー、数多くいれど。
やはりオーティスは自分にとって特別な存在だと思い知らされます。堪らないほどに。
そんなオーティスを支えているのがブッカー・T&MGズの面々で。
当時の常としてシングル用の録音と、アルバム用の録音が別々に行われていて。
数回のセッションの音源が言わば寄せ集められているにも関わらず。何の違和感も無くて。
ブッカー・T、スティーヴ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダン、アル・ジャクソン・・・
オーティスの歌声と一体となって。ごく自然に響いてくるそのサウンド。実に見事です。
どんな時も。オーティスのバラードが聴こえる。それだけで救われる極上のアルバム。
その陰にいるブッカー・T&MGズもまた自分にとっては特別な存在なんですよね。

週明け。
宴の終り。
祭りの後。
夜も。
何処かで。

漠然と。
形を成さない。
不安を抱えた。
意識の片隅から。
その辺土から。

明確な。
疲労の中に埋没する。
薄れゆく意識の中。
その奥深い。
土台の底から。

バラードが聴こえる。

こんな朝。
こんな夜。
こんな一日。
でも。
バラードが聴こえる。

どんな朝も。
どんな夜も。
どんな一日も。
そう。
バラードが聴こえる。

胸の奥。
どこか柔らかいところ。
その辺土。
震わせる。
バラードが聴こえる。

それだけで。
ほっとする。
それだけで。
支えられる。
眠りにつける。

バラードが聴こえる。



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