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2014/03/19 Wed *秘めた思いのバラード / Sheena & The Rokkets

20140319sheenaandtherokketsfirst


もしも。
あの時。
異なる。
決断を。
下していたら。

もしも。
あの時。
逃げ出さずに。
踏み止まって。
残っていたなら。

もしも。
あの時。
諦めずに。
いつまでも待つと。
心に決めていたなら。

いま。
どうなってた。
どうしていた。
そんなことを。
どうしても。

秘めた思いのバラードを。

『#1』'79年リリース。
シーナ&ザ・ロケッツの1stアルバム。
そう。このアルバムが正真正銘のシナロケの最初のアルバム。
アルファに移籍してこのアルバムの半年後にリリースされたのが『真空パック』なのです。
記憶があやふやなんだけど。最初は別の女性ヴォーカリストが歌う予定だったのが。
上手く歌えないとか言いだして。なら私が歌うってシーナが言って。それでシーナ&ロケッツが誕生したと。
だから最初は鮎川誠のソロ・アルバムとして企画されてたのか。間違ってるかもしれないけれど。
サウンド的にはもうサンハウス時代そのまんまのストレートなロックン・ロールで。
サンハウスの代表曲である「レモンティー」とか「アイラヴユー」とか「ビールス・カプセル」とかもやってて。
まぁ、シナロケとして本格的に活動する為の助走期間、過渡期のアルバムなのかも知れませんが。
そのストレートでシンプルで。もっと言えばチープなサウンドが堪らなく好きなんだよな。
ヴォーカルが菊からシーナに代わって・・・てのも変な表現だけど。誠ちゃんのヴォーカルもそうなんだけど。
ドロドロした粘りつく妖しさから、性急に駆け抜ける危うさへと、その魅力が変化してて。
それがとってもパンクで。堪らないくらいビリビリくるんですよね。もう最高にカッコいいんだよな。
サンハウスはサンハウスで、菊は菊で大好きなんですけどね。何と言ったらいいのかな。
サンハウスにはブルースを求めてる自分がいて。パンクを求めた時にはこのアルバムのシナロケだったと。
特に「ボニーとクライドのバラード」とか「400円のロック」とかは。この時期ならではの。
歌うことを決意したばかりのシーナの歌声と、サンハウス直系だったサウンドでしか描けない世界で。
いや、そう考えると。誠ちゃんとシーナが出会ったこと、シーナが歌うことになったこと。
その出逢いやタイミングに。やっぱり運命とか定めとかあるのかなとか。思ってしまうのですね・・・

もしも。
あの時。
異なる。
決断を。
下していたら。

もしも。
あの時。
逃げ出さずに。
踏み止まって。
残っていたなら。

もしも。
あの時。
諦めずに。
いつまでも待つと。
心に決めていたなら。

いま。
どうなってた。
どうしていた。
そんなことを。
どうしても。

秘めた思いのバラードを。

もしも。
下していたら。
残っていたなら。
心に決めたいたなら。
今夜ここに。
こうしてはいられなかった。

そう。
下さなかったら。
残らなかったから。
心に決めなかったから。
今夜ここで。
こうしていられる。

それは分かっている。
分かってはいる。
いるけれど。
もしもに。
思いを馳せて。
そして・・・

ここからは。
この先は。
どうなるのかと。
どうするのかと。
このまま。
それとも・・・

どうしたいのか。
分かってる。
ハッキリしてる。
口には出さない。
口には出せない。
それが運命。それが定め。

だから。
秘めた思いのバラードを。
今夜も。
口に出さず。
心の中で。
口ずさむ。



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