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2014/05/18 Sun *撃っちまうその前に / The Gregg Allman Band

20140518justbeforethebulletsfly


予感。
間違いのない。
予感。
それが。
いま変わろうとしている。

実感。
この手に残るであろう。
実感。
そいつに。
なろうとしてやがる。

そう。
今のまま。
そのまま。
進めば。
確実に。

引金を弾かざるを得なくなる。
弾丸が発射される。
確実に。
炸裂する。破壊する。
だから。その前に。

『Just Before The Bullets Fly』'88年リリース。
グレッグ・オールマン・バンドとしての2枚目のアルバム。
グレッグのソロ・アルバムとしては5枚目にあたるアルバムだったかな。
グレグってね。一時期相当イメージ悪くって。
ドラッグ裁判で司法取引して自分だけ有利になる証言してスタッフ売ったとか。
オールマン・ブラザーズ・バンドが最初に解散した時に。
当時愛人だったシェールとジャケットも内容も甘ったるいアルバム作ったりとか。
それこそオールマン関係の諸悪の根源みたいな言いかたされてた時期もあったっけ。
まぁ、兄のデュエインがあれだけの才能があって。夭折しちゃったからね。
兄弟にしか分からない苦悩もあったろうし。世間には賢兄愚弟みたいに言う奴もいたろうし。
それで確か'70年代の後半から10年間ほど沈黙期間に入っちゃうんだけど。
その間に。何があたかはしらないけど。このアルバムの前作から何か吹っ切れたみたいで。
原点回帰して。ストレートなサザン・ロック・サウンドに戻って。渋い歌声を聴かせてと。
そうだよ。グレッグ。みんなこれを待ってたんだよって。そんな受け入れ方をしたっけかな。
特にクラレンス・カーターの「Slip Away」のカヴァーなんて。ちょっと感動的だったかな。
アルバム全体としては甘いところもあって。悪い癖も顔を出すんだけど。
でも。ここで吹っ切って。このアルバムを創り上げたからこそ。グレッグは暴発しなくて。
暫くしてオールマン・ブラザーズ・バンドも復活を果たすことが出来たんですよね。

予感。
生まれてしまった。
予感。
それは。
いつか変わるに違いない。

実感。
この手でやり遂げるであろう。
実感。
そいつは。
日増しに確かになりやがる。

そう。
今のまま。
そのまま。
放っておけば。
確実に。

引金を弾かざるを得なくなる。
弾丸が乱射される。
確実に。
暴発する。破滅する。
だから。その前に。

この手が。
この手で。
撃っちまうその前に。
けりをつけなきゃ。
ならないんだ。

この心が。
この身体が。
この手が。
その誘惑に。
負けちまうその前に。

何をしても。
どんな手を使っても。
止めなきゃならないんだ。
だってな、もう。
引金に指は掛ってるんだから。

撃っちまうその前に。



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