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2014/06/16 Mon *どうしたって / Eddie Taylor

20140616ifeelsobad


どうしたって。
どうやったって。
どうにもならない。
この朝だけは。
月曜日とやらの朝だけは。

沈むよな。
憂鬱だよな。
上るわけないよな。
燃えるわけないよな。
月曜日の朝だけは最悪だ。

週末が。
楽しければ。
反動が大きいし。
何も無ければ。
後ろ髪引かれるし。

きちんと。
気持ちを。
整理して。
切り替えて。
月曜日の朝を迎えられる。

そんな職人技を持ってる人。尊敬するよね。

『I Feel So Bad』'72年リリース。
シカゴ・ブルースの名サイド・マンとして知られるエディ・テイラー。
その副題も『The Blues Of Eddie Taylor』とつけられた初めてのソロ・アルバム。
'50年代から活躍していたテイラーですが。'60年代末まではその殆どが。
幼馴染でもあると言うジミー・リードをサイド・ギタリストとして支え続けていたと。
リードはヒット曲を連発する大人気のブルース・マンで。テイラーはあくまでも黒子と。
その正確無比な職人技のバッキングで。リードの活躍に大いに貢献していたのですね。
なんてった。リードって人はそのホンワカしたブルースそのままの様なところもあった人ですからね。
レコーディング時に歌詞を覚えられなくて。奥さんが耳元で囁いて。それがそのまま録音されてるとか。
いくら幼馴染とは言っても。時には沈んだり、憂鬱になったり、嫌にならなかったのかなと。
思うんですけどね。そこはきちんと整理して切り替えてたんだろうなぁ。偉いなぁと。
その技術と性格を買われたのか。ジョン・リー・フッカーやエルモア・ジェイムスのバックもやってたと。
'60年代後半になってリードに衰えが表れて。リードとの仕事が減って。セッション活動が活発になって。
それでその実力が改めて知れ渡って。西海岸に呼ばれて録音したのがこのアルバムだったと。
ここぞとばかりにその実力、魅力が全開で。ミシシッピの臭いも濃厚な弾き語りもあれば。
ロバート・ジョンソンのナンバーを見事なシカゴ・スタイルで聴かせたりと。しかもさり気無く決めちゃうと。
何たって夜の8時から朝の8時まで演奏するだけのレパートリーはあると豪語していたらしく。
その黒子、裏方仕事で鍛えられた本物の職人技のブルースが。実に心地良いのですね。これが。

どうしたって。
どうやったって。
どうにもならない。
この日だけは。
月曜日とやらの一日は。

沈んだまま。
憂鬱なまま。
上ることもないまま。
燃えることもないまま。
月曜日ってやつだけは最悪だ。

週末が。
楽しければ。
余韻を引き摺ってるし。
何も無ければ。
虚無感に浸ったままだし。

きちんと。
気持ちを。
整理して。
切り替えて。
月曜日も一日過ごしせる。

そんな職人技を持ってる人。尊敬するよね。

いや。
まぁ。
普通は。
整理して。切り替えられる。
それが当たり前なんだろうけど。

どうしてもな。
いつになっても。
整理できない。
切り替えられない。
そんな自分みたいな人間は。

どうしたって。
月曜日の朝は。
月曜日、一日は。
最悪としか。
感じれらない駄目人間からすると。

そんな状況でも。
どんな状況でも。
動じない。
職人技を持ってる人。
尊敬しちゃうんだよな。

尊敬してる場合じゃないんだけどね(苦笑)。



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