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2014/06/18 Wed *独り言 / Little Milton

20140618ifwallscouldtalk


まさかとは。
思うけど。
聞いてないよな。
聞いたとしても。
これは。

そう。
ただの。
独り言。
だからな。
そうなんだから。

だからさ。
気にしなくていいから。
名前とか。
思いとか。
独り言だから。

飽くまでも。
独りで。
勝手に。
ごちてる。
だけなんだから。そうだから。

『If Walls Could Talk』'69年リリース。
リトル・ミルトンのチェス(チェッカー)での最後のオリジナル・アルバム。
そう。ミルトンって言うと。どうしてもこの後に移籍したスタックスとか。
晩年に活躍したマラコのイメージがどうしても強いんですけどね。
実は10年在籍していたチェス時代がヒット曲も一番多くて。人気もあって。
ミルトンの基礎が築かれたのは間違いなくこの時代だったんですよね。
でもって。既にこの頃からブルースの枠に嵌らない歌声を聴かせていて。
ブルース、ソウル、ファンクと。なんでもござれなんですよね。
スタックスでの代名詞的名盤『Blues 'n Soul』の下地は出来上がっていたと。
特に。このアルバムでは。そのファンキーさ。そのグルーヴたるや。なんたるうねりかと。
ホーン・セクションも擁して。そのうねりでグイグイと迫ってくると。で、リズム隊はあくまでタイトで。
そんなサウンドの中で自在に歌い上げるミルトンの歌声がね。また何とも魅力的なんですよね。
何でもこのアルバムからは4曲がシングル・カットされて。そのいずれもがR&Bチャートに入ったと。
そりゃそうだよなぁ。魅力的だもんなぁ。このサウンドにこの歌声。得も言われぬ色気があるもんね。
ブルースってとどうしてもギタリストばかりに注目しがちですが。ヴォーカリストも侮れないよとね。
そう言えば。鍵盤ではダニー・ハサウェイが参加してるのかな?そこらがミルトンの新しさだったのかも。
時にやや感情表現が大袈裟かなと思いつつ。いつのまにか聴き惚れてる自分がいたりします。

まさかとは。
思うけど。
話せないよな。
話せたとしても。
あれは。

そう。
ただの。
独り言。
だったんだからな。
そうだったんだから。

だからさ。
忘れちゃっていいから。
名前とか。
願いとか。
独り言だから。

飽くまでも。
独りで。
勝手に。
ごちてた。
だけなんだから。そうだから。

壁に耳あり。
障子に目あり。
そんな筈は無いけれど。
聞いてないよな。
話せないよな。

まぁ。
別に。
独り言なんて。
聞かれてても。
問題は無いけどさ。

無いけれど。
まぁ。
別に。
話す必要も無いだろう。
独り言なんだから。

独り言。

実は本音が見え隠れ。



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