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2014/06/25 Wed *やがて・・・ / Fleetwood Mac

20140625fleetwoodmacgreatesthits


のたうち。
這いずり回り。
地を舐めて。
それでも。
眼光は。精神は。

何かを。
探して。
求めて。
鈍いながらも。
光を宿し。

潜みながらも。
鎌首を擡げて。
その時を。
その瞬間を。
待っている。

その時が。
その瞬間が。
訪れれば。
一気に。
飛翔できるのだと。

『Greatest Hits』'71年リリース。
英国編集のフリートウッド・マックのベスト・アルバム。
フリートウッド・マックと言っても。多くの人がご存じの”あの”時代では無くて。
スティーヴィー・ニックスもリンジー・バッキンガムも。そしてボブ・ウェルチもいません。
そう緑神、ピーター・グリーンが率いていた頃のブルース・ロック・バンド時代のフリートウッド・マックです。
グリーンに、ジェレミー・スペンサー、ダニー・カーワンと3人の個性の異なるギタリストを擁して。
ブリティッシュ・ブルース界を牽引し、ビートルズにも影響与えたと言われた時代のベスト・アルバムです。
ジョン・メイオールのブルースブレイカーズにエリック・クラプトンの後任として加わったグリーン。
まもなくジョン・マクヴィーやミック・フートウッドと謀って脱退。自らのバンドを結成します。
それこそがオリジナルのフリートウッド・マックだったんですよね。今では殆ど忘れられてるけど。
B.Bキングの影響が濃いグリーン、エルモア・ジェームス直系のスペンサー、ややポップなカーワンと。
この3人のギターがぶつかり合い、絡み合いして生み出されるされるそのサウンドは。
最高のブルース・ロック・・・ホワイト・ブルースだったと。いつ針を落としても痺れてしまうのです。
もろエルモアなスペンサーも凄いけど。やっぱりグリーンの繊細なギター。これが堪らく胸にせまるんですよね。
その繊細さ故か。だんだんとブルースの枠に収まり切らなくなって。何かを求めて彷徨うが如くな。
そんな何とも危うさ、脆さを感じさせるナンバーが増えていって。その救いを求めて咽び泣くギターがね・・・
「Rattle Snake Shake」「Albatross」そして「The Green Manalishi (With The Two Pronged Crown)」と。
う~ん、やっぱりね。この繊細で、彷徨いながらも飛翔しようとするグリーンのギターは最高だな。
やがてグリーンは精神を病み、スペンサーはカルト教団に入信し、カーワンは後年貧民窟で発見されと・・・
それだけね。全身全霊で自分の中のブルースと真摯に対峙した結果なんだろうけど・・・切な過ぎるな。

のたうつだけ。
のたうって。
地を舐めながら這いずり回り。
それでも。
眼光に。精神に。

未だに。
探し続ける。
求め続ける。
微かであっても。
光が残っていれば。

潜み続けて。
鎌首が垂れていても。
その時の。
その匂いを。
感じ様とするならば。

その時に。
その瞬間に。
感じたら。
一気に。
飛翔できるのだと。

やがて・・・

来るであろう。
その時。
その瞬間。
当てなどない。
確信もない。

それでも。
訪れると。
感じると。
微かに鈍いながらも。
研ぎ澄ませて。

のたうち。
這いずり回り。
地を舐めながら。
待っている。探している。
求めている。謀っている。

やがて・・・

一気に。
跳びかかり。
喰らいつき。
そのまま。
飛翔するその時を。その瞬間を。



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