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2014/07/08 Tue *発信しよう / Patti Smith Group

20140708radioethiopia


目を閉ざすことも。
耳を塞ぐことも。
してはならない。
誰かの発信する。
情報を捉えることは必要だ。

この。
社会。
この。
世界。
その総てを。

自分の目で。
自分の耳で。
それだけで。
捉えることは。
困難だから。

でも。
鵜呑みにして。
そのまま横流しにして。
それだけでいいのか。
自分の思いはどこにある。

目を閉ざす。
耳を塞がず。
でも。捉えたものは咀嚼して。
自分の思い、自分の言葉で。
語りなおしてみたほうがいい。

『Radio Ethiopia』'76年リリース。
パティ・スミスの2ndアルバム。
名義もパティ・スミス・グループとなって。
パティのアルバムの中でも最もロックンロール色の濃厚なアルバム。
パティの詩、その描かれる世界は独特で。
英語が不得手な自分にはとてもじゃないがその正確なところは捉えきれない。
でも。そのサウンドから。その歌声から。何よりその空気を震わす激情から。
パティが世界に向けて必死で何かを訴えている、発信していることは嫌でも感じさせられる。
それどころか。その佇まい、世界との対峙の仕方からは。闘争を挑んでいる様にすら思わされる。
しかも。そこには間違いなく。他の誰のものでもない。パティ自身の思いと言葉がある。
それだけを武器に。パティは世界に挑んでいるのだ。そして同時に自己とも格闘している。
元々は敬虔なクリスチャンであったものの。違和感を感じ。自らのアイデンティティをも問い直してる。
そう。これはパティの外的な、そして内的な闘争のドキュメントとも言えるアルバムなのである。
この種のアルバムの多くがただのマスターベーション的な自己満足なものにとどまってしまって。
本人以外には響かないことが多いのに対して。このアルバムは明らかに外に、世界に向けて発信されている。
そこはプロデューサーであるジャック・ダグラスの手腕も大きかったんだろうなと。
あのジャックである。商業的なロックンロール・アルバムとして一級のサウンドに仕上げている。
1stのサウンドに不満のあったパティの希望による起用とも言われていて。
その点も。表現者、発信者としての只ならぬセンスと覚悟をこのアルバムのパティには強く感じるのだ。

目を閉ざすな。
耳を塞ぐな。
それは死と同じだ。
誰かの発信する。
情報を逃してはならない。

この。
社会で。
この。
世界で。
いま起きていることを。

自分の目で。
自分の耳で。
逸らさずに。
逃さずに。
知っておくんだ。

だが。
鵜呑みにするな。
そのまま横流しにするな。
それも。なた死と同じこと。
自分の思いのないものに意味は無い。

目を閉ざす。
耳を塞がず。
だが。捉えたものは咀嚼して。
自分の思い、自分の頭で。
考えなおしてみたほうがいい。

社会に。
世界に。
向き合い。
それを。
自分で咀嚼する。

自分の頭で考えて。
自分の言葉で語れるまで。
向き合い。
それを。
誰かに向けて発信する。

簡単ではない。
生半可ではない。
ただ。シェアすればいいってもんじゃない。
誰かが聞きたいのは。
既に流布されているものなどでは無いのだ。

面倒でも。
苦しくても。
難しくても。
諦めてしまったら。
それは死と同じこと。

発信しよう。

あなたの。
あんたの。
お前の。
思いが。言葉が。
聞きたいんだ。



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