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2014/07/15 Tue *廻るものなら / 鈴木ヒロミツ

20140715towanorinne


生まれ変わりだとか。
輪廻だとか。
そんなものは。
どうにも信じられない。
信じる気にもならない。

この世は一生。
一度きり。
だからこそ。
恐くもあるが。
楽しくもある。

そもそも。
いまの自分以外の。
人生を。
いつか。どこかで。
生きることなど想像もつかない。

この一生を。
面白がれれば。
楽しめれば。
そして。やがて。
土塊に戻れれば。

それでいい。

『永遠の輪廻』'76年リリース。
モップス解散後に制作された鈴木ヒロミツの初めてのそして唯一のソロ・アルバム。
そうなんだよ。鈴木ヒロミツは歌手、それもロック・ヴォーカリストだったんだよ。
なんか忘れ去られてますよね。すっかりね。確か渋谷陽一が日本一のヴォーカリストだと言ってたけど。
モップスの「朝まで待てない」なんてね。本当にカッコいいんですよね。痺れるんだよなぁ。
モップス解散後に役者やタレントとしての活動に重きを置いて。本格的に音楽活動をしなかったのは。
解散を巡る人間関係も含めた諸々のゴタゴタに嫌気がさしたって説があって。勿体なかったなと。
さて。宇崎竜童とかジョニー大倉とかりりぃとか。豪華な作家陣を迎えて制作されたこのアルバムですが。
A面の1曲目がいきなりストリングスによるインストで。意表をつかれて。
このストリングスがアルバム全編に渡ってサウンドの中核をなしていて。
そのサウンドを背景に翳りを漂わせて、穏やかにヒロミツが歌うと言う。思いきっきりモップスと違うなと。
当然。ここらは意識的に狙ってやったんだろうなと。こういう歌い方、表現も出来るんだよとね。
それが表に出たか裏に出たか。それは聴く人ぞれぞれによって違うんだろうな。
確かに歌の上手さも魅力も伝わってくるし。特に翳りを漂わせた表現には惹かれるけど。
う~ん、悪くないけど。自分はモップスのが好きかな。本人はどう思っていたんでしょうね。
変化を狙ってたんだから。モップスからの連鎖を断ち切るって意味では手応えを感じていたのかな。
でもアルバム・タイトルがね。なんか複雑な心境もあったのかとも思わされますが。
ところで。「でも、何かが違う」の作者がマチ・ロジャースとなっていて。当時のポール・ロジャースの奥さんで。
実は本当のところはポールの作曲じゃないかって説があるんですけど。どうなんでしょうね?

生まれ変わりだとか。
輪廻だとか。
そんなものを。
信じてしまったら。
信じて、縋る様になってしまったら。

この世で何度。
生を繰り返すのか。
それはそれで。
楽しいのかもしれないが。
恐くもある。

そもそも。
いまの自分以外の。
人生を。
いつか。どこかでの。
別の人生など想像もつかない。

この一生を。
もがいても。足掻いてでも。
面白く楽しめれば。
そして。時が来たら。
海に還れれば。

それでいい。

いいよなぁ。
そもそも。
仏陀は。
輪廻なんて。
否定してたって言うしな。

徳を積めば積むほど。
来世ではいい身分に生まれ変われるなんて。
どこかの宗教屋が考えたんだろうな。
そうすれば闘わせる理由もできるし。
お布施も増えるしな。生臭いよな。

でも。
そうだな。
もし。
廻るものなら。
どうするかな。

まるっきり。
別の世で。
別の人生。
興味が無くは無いが。
でもなぁ。

ここまで。
出会った人達。
共に過ごしてる人達。
それが。
やっぱり愛おしいよな。

だから。
廻るものなら。
もう一度。
同じ人生がいいかな。
少し変えたいところはあるけど・・・

送り火。
揺らぐ炎の。
向うに浮かぶ。
顔や声や思い。
そんなことを取り留めもなく感じてる。

あっ。
でも。
あれだな。
キースの旦那に生まれ変われるなら。
それはありだな(笑)。



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