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2014/07/19 Sat *力、働く / Ann Cole

20140719gotmymojowaorking


理屈でも。
理由でも。
無いけれど。
人の力。
満更でもない。

何処からともなく。
呼ばれ。
呼び合い。
集いし。
彼等の。我等の。

思いが。
思い入れが。
熱を呼び。
風を起こし。
力へと姿を変える。

応えよう。
応えたい。
踊らせよう。
踊りたい。
渦巻くものが一つになる。

力、働く。

『Got My Mojo Working』'84年リリース。
アン・コールの'50年代の録音を集めた英国編集のアルバム。
アルバム・タイトルにもなっている「Got My Mojo Working」ですが。
何を隠そう。そう。このアンがオリジナルで。マディ・ウォーターズはそれをカヴァーしたと。
他にもマジック・サムのナンバーの下歌もあったりして。その影響力が偲ばれます。
まぁ、でも目立つ存在だったんだろうなと。大きな瞳も印象的なアンです。
決して歌が上手いシンガーでは無いですが。時に気丈に、時に気怠く。
そんなアンの歌声が薄暗いクラヴに響く。想像するだけでゾクッと背筋に電気が走ります。
迫力や声量で圧倒するタイプでないのもアンの場合は効果的・・・狙ってたのかな。
自分の歌の聴かせ方、魅せ方を知り尽くしていたんだろうな。
ステージ映えがして。観客の操縦方法も心得ていてと。憎いばかりですねぇ。いいですねぇ。
でもやっぱり。この声だよなぁ。凛としてて骨があるんだけど艶っぽいんだよなぁ。
この声はねぇ。好みもあるでしょうが。男心をくすぐらずにはおかない声ですね。
アップテンポなナンバーだけでなく。ミディアムも、ゴスペルの色濃いスローも。
見事に歌いこなし、聴かせてくれます。'50年代当時に何故アルバムが制作されなかったのか。
それだけ。ブルースが白人社会にまで浸透するには時間がかかったってことの証左かな。
ところで。「Got My Mojo Working」がアンの最大のヒット曲だったらしく。A面1曲目に収められてますが。
ここはB面ラストにしてほしかったなと。アンコールはアン・コールの「Got My Mojo Working」でってね!

神でも。
仏でも。
無くて。
人の力。
侮ったものでもない。

何処からともなく。
三々五々。
集まって。
共鳴する。
彼等の。我等の。

想いが。
想い入れが。
雲を呼び。
嵐を起こし。
魂へと姿を変える。

燃やそう。
燃えたい。
歌わせよう。
歌いたい。
響き合うものが一つになる。

力、働く。

その日。
その夜。
その瞬間。
その場所。
そこでしか。

巻き起こらない。
沸き上がらない。
響き合わない。
呼応しない。
不思議なものがある。

目に見えなくとも。
手に取れなくても。
そこに。
確かに感じられる。
間違いなく存在するものがある。

思いか。
想いか。
熱か。風か。
雲か。嵐か。
集い。共鳴する。

力が。
働き。
魂が。
震える。
そんなものが今夜もあった。

力、働く。

それは皆の、人の力なんだよな!



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