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2014/07/25 Fri *糾える縄のごとし / Maggie Bell

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平穏な。
変化に乏しい。
そんな。
一日こそ。
実は厄介だったりする。

頭が。
心が。
時間を持て余して。
様々なことを。
考え始める。

良いこと。
前向きなこと。
そればかりならいいが。
そんな筈もなく。
考えるうちに。

悪いこと。
後ろ向きなこと。
いつのまにか。
そればかりを。
考えたいたりもする。

糾える縄のごとし。

『Suicide Sal』'75年リリース。
英国のジャニス・ジョプリンとの呼び声もあったマギー・ベル。
ストーン・ザ・クロウズの看板だったマギーの2枚目となるソロ・アルバム。
たぶん、世界の至る所にどこどこのジャニスが一杯いたんだろうけど。
そうだな。英国ではマギーが一番、ジャニスを髣髴とさせるかな。
当然、ジャニスには無い英国らしい陰りもあって。でも迫力も凄まじくてと。
時にジャニス以上にブルージーだったりもして。うん、魅力的な歌声です。
このアルバム、ジミー・ペイジが何曲か参加しているらしくて。それが話題になったらしいのですが。
針を落とすと。もうマギーの歌声に惹き込まれて。ペイジ云々はどうでも良くなるかな。
緩急、硬軟。自在に使い分けて。喜びも悲しみも。見事に表現してみせるマギーです。
そのハスキーな歌声で時にシャウトし、鼓舞し。時に優しく語りかける様に歌い、慰撫する。
そうそう。英国のジャニスと言うよりも。女性版ロッド・スチュワートのがしっくりくるかな。
ロッドの「Every Picture Tells A Story」でロッドとデユエットして対等に渡り合ってたし。
スコットランド出身で同郷でもありますからね。そうか。そうだよな。そう考えると。
このアルバムでの「Wishing Well」や「I Saw Him Standing There」などの見事なカヴァー。
その選曲や解釈の通好みなところ。カヴァーの巧みさもロッドとの共通点ですね。
ストーン・ザ・クロウズでも、ソロでも。大きな商業的な成功は得られなかったマギーですが。
その姉御肌の。人生の酸いも甘いも知ったからこそと思わせる歌声に救われる時もあるのです。

平凡な。
起伏に乏しい。
そんな。
一日こそ。
実は危険だったりする。

頭が。
心が。
時間を持て余して。
様々なことに。
思いを巡らせ始める。

明るい。
幸せなこと。
そればかりならいいが。
そんな筈もなく。
巡らせるうちに。

喰らい。
不幸せなこと。
いつのまにか。
その周りばかりを。
巡っていたりもする。

糾える縄のごとし。

良いことも。
悪いことも。
ある。
それが。
同等ならばいいのだが。

明るさも。
暗さも。
感じられる。
それが。
同等ならばいいのだが。

時に。
どちらかに。
振れてしまうと。
振れ過ぎてしまうと。
混乱し、収拾がつかなくなって。

極端な。
考えに。
思いに。
囚われて。
そうするとろくなことはない。

そんな時。
何処かから。
誰かの声が。
聞えてきて。
鼓舞してくれれば。慰撫してくれれば。

人生は。
福禍は。
糾える縄のごとし。
表に出たり。裏に出たり。
そんなことの繰り返しだと。

そんな声が。
聞えてきて。
考えるのを止めて。
思いから醒めて。
あぁ、そうか。そんなものかと。

糾える縄のごとし。

ついついね。
忘れてね。
極端に。傾いてしまう。
そんな時は。
誰かの声が聞えてくるのを待ってみるんだ・・・



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