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2014/07/27 Sun *俺にだって / Eric Clapton

20140727theresoneineverycroedukorg


誰にだって。
安息の日が。
安息の時間が。
安息できる場所が。
あるものだよな。

だったら。
俺にだって。
あったって。
悪くない。
否、なくちゃ困る。

それが。
偶々。
今日で。
その午前中で。
この涼しい部屋で。

だったんだから。
頼むから。
起こさないで。
邪魔しないで。
放っておいてくれないか。

『There's One In Every Crowd』'75年リリース。
エリック・クラプトンの復帰後2枚目となったソロ・アルバム。
恐らくクラプトンのキャリアの中でも一、二を争う地味なアルバム。
それでも。全米チャートでは20位近くまで上がったみたいですけど。
何せカムバック作となった前作があの『461 Ocean Boulevard』でしたので。
同様なサウンドではあったものの。あまりのレイド・バック振りにファンがついていけなかったのかな。
1曲を除いてジャマイカ録音。リラックスしたクラプトン。悪くない・・・良いんですけどねぇ。
ブルースに固執して。ハードにサイケに大きく振れて。米国南部に憧れてと。
まぁ、とにかく。音楽的変遷の激しかったクラプトン。それだけ色々と思い悩んでいたんでしょうが。
薬物への長い耽溺を経て。ようやく米国南部、そしてカリブ海を越えてレゲエへと辿り着いて。
安息の地を得たってとこで。その心持ち、穏やかな心情が素直にギターに、サウンドに反映されています。
(まぁ、とは言えこの頃のクラプトンはアルコールとパティ・ボイドに耽溺してたんですけどね・・・)
『461~』の付き合いであるタルサ・トップスとの息もバッチリ合っていて。
特にイヴォンヌ・エリマンとマーシー・レヴィ。2人の女性ヴォーカリストのコーラスも心地良くて。
そう。夏の夜に。窓辺から吹き込んでくる涼しい風に吹かれてる様な心地にさせてくれるアルバムです。
クラプトンの得た安息が、聴く者にも安息を運んできてくれるような。そんなところがいいんですよね。
その中でエルモア・ジェイムズのカヴァー「The Sky Is Crying」だけは異彩を放っていて。
その火を噴く様なルース・ギターは熱いです。でも、これレコード会社の意向だったのかも。
ブルースに惚れこみながら。ブルースを弾くと少しも楽しそうでないクラプトン。難儀な人だよなぁ・・・

誰にだって。
心安らぐ日が。
心安らぐ時間が。
心安らぐ場所が。
あるものだよな。

だったら。
俺にだって。
ある筈で。
そうだよな。
そう、あるんだよ。

それが。
偶々。
今日は。
この午前中・・・夕方までで。
その涼しい部屋でうつらうつらと。

だっただけなんだから。
お願いだから。
起きなくても。
邪魔になどしないで。
そっとしておいてくれないか。

俺にだって。
これでも。
色々と。
あるんだよ。
ない様に見えるかもしれないけど。

俺にだって。
どうしても。
動けない。
動きたくない。
そんな時もあるんだよ。必要なんだよ。

俺にだって・・・

安息の日。
安息の時間。
安息できる場所。
十分に。
ありはするけれど。

お互いの。
タイミングが。
少しずつ。
ずれてたりすると。
それはそれでな。

俺にだって。
それなりの苦労は。
それなりの気遣いは。
あるってこと。
まぁ、そんなもの。大したことではないけどね(笑)。



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