« 2014/08/09 Sat *弾んで転がれば / Elvin Bishop | トップページ | 2014/08/11 Mon *進退 / Michael Bloomfield »

2014/08/10 Sun *理由 / Roy Buchanan

20140810thatswhatiamherefor


理由。
無い様で。
有るんだろうな。
それなりにはね。
意識してなくても。

本人は。
そんな気は無いんだけど。
実は向いてたり。
何故か必要とされたたり。
パズルの最後のピースの如く。

そこに。
ハマる様に。
なってる。
出来てる。
そんな事ってのもあるんだろうな。

その実。
本人も。
薄々感づいてはいて。
でも。
認めたくはないんだよな。

『That's What I Am Here For』'74年リリース。
世界で最も無名な凄腕ギタリストと称されたロイ・ブキャナン。
ミュージシャンズ・ミュージシャンとして知られていたロイの3rdアルバム。
ストーンズがブライアンだか、ミック・テイラーだかの後任に考えてたって話もあり。
ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ロビー・ロバートソンと名だたるギタリストを虜にして。
クラプトンはロイのブートレッグを総て持ってるのが自慢だったとか。
尤もロイはクラプトンをあまり評価しておらず。ベックには親しみを感じていて。後に親交もあったと。
ロイとベックじゃあまり共通する部分なさそうなんですけどね。ところがどっこい。
この渋い小父さんって感じのロイ。そのギターに関してはなかなかにアナーキーで。
1stではカントリー、2ndではブルースときて。このアルバムで遂にロックに手を出して。
そうしたら。これがもう。弾くの弾かないのって。これでもかってくらいに弾きまくってるんですね。
いや、どうして。そこまで弾くのってくらいで。それは凄まじいものがあります。
そうは言っても。決してハード・ロックみたいな速弾き自慢じゃなくて。
ブルースを基本とした味わいのあるギターでガンガン攻めめくってるってところなんですよね。
このアルバムから参加したヴォーカリストのソウルフルな歌声との相性も良くて。
そう。第二期ジェフ・ベック・グループに近い感じかな。比較するとややブルース度合いが強いってところで。
無名、無名って言われるけど。俺が実力だせばこんなもんなんだぞと。
名だたるギタリストを魅了するにはそれなりの理由があるんだ。わかったかと。そんなところかな。
なんたってトレード・マークのテレキャスでディストーションかけて弾きまくってみせて。
それでいて。ちゃんとテレキャスならではのクリアなサウンドも聴かせてくれて。十分過ぎる存在証明ですね。
ただの地味な小父さんギタリストじゃないんだぞと。ただそれが本当にロイの本意だったのか。
例え本意だったとしても。後々の悲劇を考えると複雑なものはありますが・・・

理由。
無い様で。
有るんだろうな。
意識してようが無かろうが。
それとは関わり無しに。

本人は。
そんなつもりも無いんだけど。
実は嫌いじゃ無かったり。
何故か上手くいってしまったり。
落語の最後の落ちの如く。

そこに。
落ちる様に。
なってる。
出来ちゃう。
そんな時ってのもあるんだろうな。

その実。
本人も。
薄々気づいてはいて。
でも。
難しいんだよな。

それを。
認めてしまったら。
やってしまったら。
向いてたら。
上手くいったら。

今まで。
創り上げてきた。
演じてきた。
そんなものが。
崩れてしまいそうで。

そいつは。
ちょっと。
違うんじゃないかと。
間違ってるんじゃないかと。
踏み切れないんだよな。

それでも。
気にはなるし。
やれば。
たぶん人並み以上に。
上手くやれるのはわかってて。

そう。
放っておけない。
見過ごせない。
そうであればと。
思いつつ躊躇もするんだな。

結局。
やれることは。
やるんだけど。
素直に。
認められなくて。

どっちにしても。
それなりの。
意識とは関わりない。
理由。
それは有るんだよな。



web拍手 by FC2

|

« 2014/08/09 Sat *弾んで転がれば / Elvin Bishop | トップページ | 2014/08/11 Mon *進退 / Michael Bloomfield »

002 American Rock」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/60142270

この記事へのトラックバック一覧です: 2014/08/10 Sun *理由 / Roy Buchanan:

« 2014/08/09 Sat *弾んで転がれば / Elvin Bishop | トップページ | 2014/08/11 Mon *進退 / Michael Bloomfield »