« 2014年7月 | トップページ | 2014年10月 »

2014年8月

2014/08/26 Tue *毒にも薬にも / Roxy Music

20140826streetlife


不足してますかね。
不足してるでしょ。
そうなのかな。
そうだと思いますよ。
あまり感じてないんですけどね。

明らかに要因の一つですね。
そうですか。そうなのか。
もう少し補充しないとね。
でも。こればっかりは。
そう。思うようにはいかないね。

丁度いいかなと思ってたんですけどね。
丁度いいってのは駄目でしょう。
そうですか。
中途半端じゃ無いですか。
そうか。そうとも言えるのか。

必要なら。
必要ならば。
過剰なくらいでいいんです。
しかしそれにも程度が。
気にしなくていいんじゃないですか。

愛が足りない。

『Street Life 20 Great Hits』'86年リリース。
ロキシー・ミュージックと、ブライアン・フェリーのソロ。
その双方からヒット曲、代表曲を20曲収録した2枚組ベスト・アルバム。
年代順に収録されているので手っ取り早くロキシーとフェリーの奇跡を辿るには便利かなと。
個人的にはフェリーのソロには興味が無いので。ロキシーだけで良かったんじゃないかとも。
まぁ、でもロキシーの美意識を代表してるのは、代表し続けたのはフェリーだからな。
そういう意味で入れたのか。フェリーの『Boys & Girls』が大ヒットした翌年だからこうなったのか。
その辺の事情はわかりませんが。まぁ、ロキシーはこの時は解散してたしなぁ。
ジャケットからしてフェリーのファンを狙ってるのも明らかだしね。英国では1位になってるんですよね。
十年程前の再結成しての来日公演を観ましたが。うん、やっぱりフェリーのバンドなんだよな。結局は。
特にイーノがいなくなってからはね。ライヴでもあのへなへなしたリズム感のない踊りが主役だし。
さてと。ロキシーに対してもあまり熱心な聴き手ではないのですが。
『Siren』とか『Avalon』は結構好きで。よく針を落としていたので。どうしてもその辺り。
「Love Is The Drug」とか「More Than This」とか「Avalon」とかに耳を奪われてしまうのですね。
昔は特に『Avalon』が、中でも「More Than This」が馬鹿みたいに好きだったんですけど。
ここ数年は「Love Is The Drug」がいいかなぁと。プラスティック・ソウルと言うか。
人工的なのに。妙な生々しさもあって。最初の一音から持っていかれる感じが好きなんですよね。
久々にこのアルバムに針を落として20曲聴きましたが。うん。「Love Is The Drug」いいかな。

過剰ですかね。
溢れすぎてるてるでしょ。
そうなのかな。
そうだと思いますよ。
あまり感じてないんですけどね。

明らかに原因の一つですね。
そうですか。そうなのか。
もう少し抑制しないとね。
でも。こればっかりは。
そう。思うようにはいかないね。

適度かなと思ってたんですけどね。
適度てのは駄目でしょう。
そうですか。
どっちつかずじゃ無いですか。
そうか。そうとも言えるのか。

必要じゃないなら。
ないならば。
空っぽでいいんです。
しかしそれにも程度が。
気にしなくていいんじゃないですか。

愛が溢れてる。

丁度いい。
適度。
ほどほど。
どうやら。
それがいけないらしい。

必要なら。
愛したいなら。
愛が欲しいなら。
どこまでも。
徹底的に溢れるくらいに。

必要ないなら。
愛したくないなら。
愛などいらないなら。
どこまでも。
徹底的に乾くくらいに。

毒にも薬にも。

毒にしたいなら。したいで。
徹底的に。
薬にしたいなら。したいで。
徹底的に。
求めるのか。抑えるのか。

毒にも薬にも。

どうにでも。
なるけれど。
決めたなら。
徹底的に。
どこまでも。

毒か。
薬か。
まぁ。
どちらにしても。
愛からは逃れられないのではあるけれど。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/25 Mon *駄菓子屋の誘惑 / The Sweet

20140825sweetsixteen


駄菓子屋の誘惑。

ガキの頃。
寄り道して。
道草食って。
駄菓子屋に寄るのが。
楽しみだった。

限られた。
お小遣いを。
握りしめて。
買えるものなど。
たかが知れてるのに。

飽きもせず。
通って。
あれや。これや。
散々眺めて、いじって。
怒られて。やっと何か買って。

十円とか。二十円とか。
それで。それなりの。
夢の世界を見せてくれた。
夢の世界の入り口だった。

『Sweet 16 It's It's....Sweet Hits』'84年リリース。
スウィートのアルバム・タイトル通り16曲入りのベスト・アルバム。
スウィートってのは。まぁ、よくわからないバンドと言うか。
その出会って時期、聴いていた時期によって。
人によって大きく印象の異なるバンドなんだろうなと。
グラム・ロックの範疇で語られることが一番多いんだろうけど。それだけじゃないと。
元々はバブル・ガム・ポップなナンバーを演奏してアイドル的人気を博して。
その後、時流に乗って段々と派手になっていってグラム・ロックの一角を占めて。
更にサウンドがハードになって。ブリティッシュ・ハード・ロックのバンドとしても数えられると。
基本的に年代順に曲が並んでるこのアルバムではその辺りの変化がわかって面白いかな。
自分なんかは。「Fox On The Run」とか「Action」から入ったので。ハードな印象が強いんですが。
初期の曲は。もうキャッチャーとかポップを通り越して。甘ったるいですからね。
人工甘味料と着色料たっぷりみたいな。まさにバンド名に偽りなしってとこですかね。
この人工的な甘さって。グラムになろうがハード・ロックやろうが見え隠れしてるんですよね。
べとつきそうで。体に悪そうで。でも癖になって止められない。うん駄菓子屋バンドなんだな(笑)。
面白いのは初期のあてがわれた曲だけでなくて。中期以降オリジナルになっても基本は変わらないところ。
一度覚えてしまった味ってのは、そう簡単には忘れられないってことですかね。
今となってはどこか懐かしさを許容しないと楽しめないのですが。その甘さ、懐かしさ。嫌いじゃないんだな。

駄菓子屋の誘惑。

ガキの頃。
寄り道して。
道草食って。
寄ってた駄菓子屋。
懐かしい思いで。

限られた。
お小遣いを。
握りしめて。
掌に汗かいて。
真剣に悩んで。

毎日の様に。
覗いて。
あれや。これや。
散々眺めて、いじって。
怒られて。言い返したり。

十円とか。二十円とか。
それで。それなりの。
夢の世界を見せてくれた。
夢の世界の入り口だった。

その夢が。
作りものであること。
多くが紛いものでること。
体に悪いであろうこと。
そんなことは。たぶん。分かっていたんだ。

だって。
あんなに。
甘くて。しょっぱくて。
そんなもの。
他では売ってなかったから。

だって。
偶に連れてってもらえる。
デパートに売ってる玩具とは。
明らかに。
輝きが異なっていたから。

それでも。
あも。
薄暗い。
何があるか。何が出てくるか。
わからない。

そんな。
駄菓子屋で。
他の誰も知らない。
自分だけの宝物を。
見つける喜びもあったんだ。

人工甘味料。
着色料。使い放題。
著作権も。肖像権も。
いい加減で。正体不明。
その怪しさが好きだったんだ。

駄菓子屋の誘惑。

それを知ってるから。
それが身に沁みてるから。
今も。
レコード屋の誘惑。
そいつには逆らえないんだろうなぁ(笑)。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/24 Sun *万華鏡 / T.Rex

20140824trexgreathits


あちらで。
こちらで。
華やかな。
光が。
放たれている。

あちらから。
こちらから。
賑やかな。
声が。
聞えてくる。

あそこにも。
ここにも。
楽しげな。
空気が。
立ち込めている。

街中が。
街全体が。
一つの。
万華鏡の様に。
煌いている。

『Great Hits』'73年リリース。
マーク・ボラン存命中に編集されたT.レックスのベスト・アルバム。
T.レクスタシーとも称された熱狂的なブーム。その真っ只中に発売されたヒット曲。
その殆どが収録されている。まさしくT.レックス、マーク・ボラン絶頂期の記録です。
権利の関係で収録されなかった「Get It On」と「Hot Love」が収録された無いのが惜しいかな。
グラム・ロックのスターと言えば。デヴィド・ボウイやロキシー・ミュージック等もあげられますが。
そこを出発点として変容を重ねたり、飛躍していったボウイやロキシーと異なって。
その短いブームに殉じたかの様にも思えるT.レックスこそがグラム・ロックの象徴かなと。
ブローニュの森で魔女と出会い。30歳までに死ぬだろうと言われたってのは。
まぁ、それはロック伝説の一つに過ぎないのでしょうが。それを考え出したのがボラン自身だとして。
自らがその伝説を積極的に演じるのみで無く、殉じることを望んでいたのでは無いかと。
T.レックスのブギーが華麗に煌びやかに輝き弾ける程に。そんな事を考えてしまうのです。
元々はサイケやアシッドの影響の強いアコースティック・デュオ、ティラノザウルス・レックスだった訳で。
本来のボランの志向はそこにあったのでは無いかと。それを捨てて。電気の鎧を装着すると決めた時点で。
ボランは生まれ変わってヒーローに、時代の伝道師になった。それが短命に終わるであろうことは予測していて。
それでも敢えて身を投じて。華麗で煌びやかな世界を作りだし、自らの役割を演じてみせたと。
キャッチーなロックンロールに身を任せて楽しみながらも。どこかに。そんな儚さを感じてしまうんですよね。
街から街へと巡回して消えていくサーカスの様な、花火の様にパッと輝いて消えていく祭りの様に。
飛びっきりのギラギラ感の裏側に潜む。祭りの後の寂しさ。万華鏡から目を外して現実へ戻る時の虚しさ。
それがあるからこそ。余計にこのアルバムに捉えられたT.レックスはより一層強い光彩を放っているのかな。

あちらで。
こちらで。
放たれていた。
華やかな光が。
消えていく。

あちらから。
こちらから。
聞えていた。
賑やかな声が。
遠ざかっていく。

あそこにも。
ここにも。
立ち込めていた。
楽しげな空気が。
霧散していく。

街中が。
街全体が。
万華鏡の煌きを。
止めて。
日常へと戻っていく。

夏の。
真夏の。
一夜。
街全体が。
万華鏡。

華やかに。
賑やかに。
楽しげに。
装い。
魔法をかける。

魔法に惹かれた人々が。
華やかに。
賑やかに。
楽しげに。
集い。弾ける。

一夜限りの。
万華鏡。
誰もが。
その中のパーツとなり。
回り。踊り。輝く世界を創り上げる。

そして。
祭りが終わり。
万華鏡から目を外し。
興奮の余韻を身に纏いながら。
日常へと戻っていく。

祭りは続かない。
非日常は続かない。
だからこそ。
一夜だけでも。
飛びっきりの万華鏡を覗いていたいのだ。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/23 Sat *つむじ風 / Bo Diddley

20140823atwister_2


疾風の様に。
現れて。
疾風の様に。
去っていく。
そんなつもりも無いけれど。

御用とあらば。
役に立つのであれば。
呼ばれたら。
さっさと駆けつけて。
さっさと片付ける。

ついでに。
済ませられることが。
あるならば。
そいつも。
澄ませてしまって。

少しばかり。
話もしたりして。
負担にならない。
頃合いを見計らって。
じゃぁ、またねと。

つむじ風。

『Bo Diddley's A Twister』'62年リリース。
相変わらずチェックの上着がお似合いのボ・ディドリー。
通算7枚目のオリジナル・アルバムでも絶好調です。
'58年に最初のアルバム。確か'62年にはもう1枚リリースされてるので。
5年間で8枚のアルバム。如何に人気者であったかが窺い知れます。
軽快なインストで始まるこのアルバム。「Who Do You Love」とか。
「Road Runner」と言った人気の高いナンバーも含まれていて。
リトル・ウォルターやハウリン・ウルフで知られる「My Babe」も陽気に決めて。
B面も先ずはインストで肩慣らし。で、「Hey, Bo Diddley」「Bo Diddley」と代表曲の連発。
あっという間に、ご機嫌に、30分が過ぎて。またひっくり返して針を落としたくなると言う。
アルバム・タイトル通りにボの、ボのビートの巻き起こすつむじ風に巻き込まれて。
あまりの去り際の見事さに。あぁ、もう一度と。そのビートの魅力に憑りつかれてしまう。
そんなアルバムなんですよね。疾風の様に現れて。疾風の様に去っていく。
月光仮面も顔負けのカッコ良さがあるんですね。粋なんだよなぁ、ボはねぇ。
チャック・ベリーとはまた一味異なる身のこなしの軽さ。そこがやっぱりいいんだよなぁ。
アルバムのタイトルやジャケットもセンスの良さが感じられるものが多くて。
ここらはチェスとしてもドル箱のボに関しては力が入ってたんだろうなと。
しかし。本当に。癖になるよなぁ。ボのビートは。これもまた音楽の神様が微笑んだ結果なんだろうなぁ。

疾風の様に。
現れて。
疾風の様に。
去っていく。
そんなつもりでは無いけれど。

御用が無くても。
役に立つかなと思ったら。
呼ばれ無くても。
さっさと駆けつけて。
さっさと片付ける。

ついでに。
目についたことが。
あるならば。
そいつも。
終わらせてしまって。

少しばかり。
話も聞いたりして。
互いに疲れない。
頃合いを見計らって。
じゃぁ、またねと。

つむじ風。

ただ。
早いだけ。
要領がいいだけ。
じゃなくて。
心遣いも共にあるならば。

つむじ風。

疾風の様に。
現れて。
疾風の様に。
去っていく。
それでも。

役に立てる。
気が休まる。
喜んでくれる。
それならば。
いいのではないかと。

今日も。
また。
いつもの如く。
短いながらも。
通い合うものを感じながら。

つむじ風。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/22 Fri *限りないのか・・・ / Otis Rush

20140822somanyroads


どっちなんだ。
目の前にある。
幾つもの道は。
可能性を示しているのか。
混迷を示しているのか。

確かに。
自分次第で。
真っ直ぐも行ける。
右へも。左へも。
斜めにも行けそうだ。

ただ。
その行き先。
辿り着く先は。
一切。
見えてこないんだな。

それでも。
踏み出してみれば。
それで。
何かが。
わかるのかもしれないが。

それにしても。
限りないのか・・・
それとも。

『So Many Roads Live, In Concert』'78年リリース。
日本では『Blues Live !』として'76年にリリースされたオーティス・ラッシュのライヴ・アルバム。
'75年の初来日、日比谷野音での第三回ブルース・フェスティヴァルでの録音です。
『Blues Live !』とは一曲曲目が異なり、曲順も変わっています。どっちが正しいのか・・・
その後、数多くの来日を重ねるラッシュですが。この時が日本の観衆の前では初お披露目。
そのせいかどうか。ラッシュにも観衆にも。お互いに手探りで微妙な緊張感があったりします。
(不思議なもので。そう言った空気みたいなものって。音を聴いてるだけでも感じれるんですよね)
何でも一説によると。この時のバック・バンドとはあまり仲が良くなかったとかで。
そう言われると。バンドとしての一体感、ダイナミズムには欠けるところもあるかなとは思いますが。
ラッシュのギターは比較的よく鳴っている、よく伸びてるかなと感じます。爆発までは至ってませんが。
後、何故かこのアルバムのが音質が良い気がするんですが。マスター・テープが異なるのかな。
ラッシュと言えば。その繊細さ故か。ライヴの出来、不出来が激しいことで有名で。
凄い時は、もうこれでもかってくらいに興奮されて痺れまくるんですけど。
酷い時は延々と音を探して弾き続けちゃって。聴かされる方も耐えられないと。
自分も何回も体験したラッシュのライヴで。その両方の場に立ち会ってますが。その落差は凄まじいなと。
きっと。絞り出したい音ってのが。上手く引き出せる時と、そうじゃない時があって。
その引き出し方が幾筋も見えてるが故の事なのかなと感じたりもします。ハマった時は無敵なんだよな。
で、このアルバムでのラッシュは・・・最高では無い、爆発はしていないけど。一定のレベルには達してるかなと。
特にB面の「All Your Love I Miss Loving」「So Many Roads」「Gambler's Blues」の三連発。
そこでのラッシュはある高みまで上り詰めています。ゾクッとします。この3曲だけで価値ありかな。

どっちなんだ。
目の前にある。
幾つもの選択肢は。
選ばれて並べられたのか。
残されたものが並んでいるのか。

確かに。
自分自信で。
目の前のそれを選べる。
あれも。これも。
組み合わせることも出来そうだ。

ただ。
その選んだものの。
もたらすものは。
一切。
見えてこないんだな。

それでも。
選んで開けてみれば。
それで。
何かが。
変わるのかもしれないが。

それにしても。
限りないのか・・・
それとも。

目の前にあるのは。
示されているものは。
限りない可能性なのか。
限られた可能性なのか。
そもそもそれは可能性なのか。

目の前にあるのは。
並べられているものは。
限りない選択肢なのか。
限られた選択肢なのか。
そもそもそれを選べるのか。

絞り出したいもの。
引き出したいもの。
伝えたいもの。
それは確かにあるのだが。
どうすれば出てくるのか。

筋道は。
方法は。
手段は。
そもそも。
その意思は。

限りないのか・・・
それとも。
既に。
限られて。
尽きようとしているのか。

見えてこないんだよなぁ・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/21 Thu *何が出るかな / Chuck Berry

20140821newjukeboxhits


何が出るかな。
何が出るかな。

行ってみなけりゃ。
やってみなけりゃ。
何が出るか。
何が起こるか。
わからない。

予め。
わかってる。
応えの出てる。
そんなものは。
つまらない。

行ってみて。
やってみて。
こっちも。
むこうも。
抽斗は一杯あって。

さて。
今日は。
今夜は。
どれでいこう。
どれで応えよう。

そいつが楽しいんだよな。

『New Juke Box Hits』'61年リリース。
チャック・ベリーの確か5枚目となるアルバム。
ジューク・ボックスを睨んで選曲してるチャック。
何をかけるかって?チャック・ベリーズ・ソングだ!だと思うんですけど(笑)。
ところが。このアルバム。所謂一般的にイメージされるチャック・ベリーズ・ソングは入ってなくて。
そう。あの「Johnny Be Goode」に代表される、あのリフが、あのフレーズが出てこないんですよね。
その代わりに。結構バラエティに富んでる曲調のナンバーが収録されていて。
実は意外に器用なチャックの一面を聴けると言う、実はそれなりに重要なアルバムなのです。
まぁ、一般的には地味なアルバムってことで片付けられちゃうのかな。
何が出るかな的な、おもちゃ箱的な楽しさがあるんですけどね。バラードとかストレートなブルースとかね。
針を落とすと先ずは「I'm Talking About You」ですからね。おっ、こんなロックンロールもありかと。
そう思わせておいて。その後は南国ムードで攻めたり、やたらムーディーでなんだろなと思わせつつ。
「Don't You Lie To Me」「Route 66」とかをぶち込んでロックンロールして。「Sweet Sixteen」でブルージーにと。
またどれもが決まるんだな。チャックの懐の深さが窺われます。まぁ、一番しっくりくるのは。
それはロックンロールなんですけどね。そこも含めて実にチャックらしいアルバムとも言えるんだな。
「Route 66」をロックンロールにしてみせたのも。このアルバムのチャッが初めてですからね。
その「Route 66」を始めとしてストーンズはこのアルバムから3曲もカヴァーしてるんですよね。
この辺りにも。キースやミックの半端無いマニア振りが表れてるかななんて。そんなことも感じます。

何が出るかな。
何が出るかな。

演ってみなけりゃ。
聴いてみなけりゃ。
何が出るか。
何が起こるか。
わからない。

予め。
予想ついちゃう。
反応出来ちゃう。
そんなものは。
必要ない。

演るほうも。
聴くほうも。
こっちも。
むこうも。
楽しみながらも真剣勝負。

さて。
今日は。
今夜は。
こいつでいこう。
そいつできたか。

そいつが楽しいんだよな。

何が出るかな。
何が出るかな。

遊びでも。
恋愛でも。
何でも。
そんな。
予測不能な。

おもちゃ箱。
びっくり箱。
そんな要素が。
なくちゃ。
面白くもなんともない。

そんな。
生きてるからこその。
その場で。
生まれるものが。
お互いの反応が。

楽しくて。
今日も。
今夜も。
足を延ばしてる。
心が弾んでる。

何が出るかな。
何が出るかな。

楽しめる幸せをかみしめる。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/20 Wed *過ぎ去りしも / B.B. King

20140820completelywell


ある程度。
そう。
一週間も。
経てば。
その間に。

その。
甘い。
時間も。
思いも。
薄れゆき。

その。
切なさも。
疼きも。
それなりに。
過ぎ去る。

その程度には。
日常があり。
その程度には。
抑制も効き。
過去のことだと。

では。あるけれど。

『Completely Well』’69年リリース。
B.B.キング、起死回生の一撃となったアルバム。
ABC、ブルースウェイ移籍後はなかなか大ヒットを生み出せなかったB.B.です。
遂に前作にあたる『Live And Well』ではニューヨークのスタジオミュージシャンをバックに。
ロック的な、ファンクなアプローチにも踏み出したと。かなりの批判もあったのでしょうが。
B.B.とプロデューサーのビル・シムジクにはかなりの確信、勝算が生まれた様で。
その『Live And Well』のスタジオ・セッションの延長として展開、発展させて。
B.B.の大きな転回点をもたらすこのアルバムを制作して。見事に勝負に勝ったと。
いち早く新しい時代、'70年代のブルースの進むべき指針の一つを示して見せた。
このことによって。B.B,は以後もブルースの王様として君臨することになった訳ですからね。
このジャケットの会心の笑みを見ても。相当な確信、自信、達成感があったんでしょうね。
その象徴とも言えるのが「The Thrill Is Gone」の誕生で。オリジナルは'50年代のブルースらしいですが。
このアルバムでのB.B,のヴァージョンがあまりに素晴らしく。あっという間にその代名詞となって。
B.B.曰く、その後のライヴでは一回も欠かさずに演奏してるとのことです。
確かになぁ、「Everyday I Have The Blues」と共にB.B.を語る上では外せない名曲、名演です。
自分にとっては時に大味に感じるですけどね。B.B.って。ここぞって時にこういう繊細さを出してくるんだよなぁ。
そいつにやられちゃうんですよね。やっぱり並じゃないよな。これでもかと盛り上げつつ琴線を震わせるからな。
因みに。“スリル”が何を指すのか。人種差別に関わるものか、男女のそれか。諸説あるみたいですね。

ある程度。
そう。
一週間も。
経てば。
それだけの時があれば。

あの。
美しい。
時間も。
思いも。
残り香となり。

あの。
切なさも。
疼きも。
それなりに。
過ぎ去っていく。

その程度には。
日々の営みがあり。
その程度には。
勧化なきゃならないこともある。
終わったことだと。

では。あるけれど。

過ぎ去りしも。

その。
甘さ。
その。
美しさ。
残り香がある限り。

消え去りはせず。
ふとした瞬間に。
胸を掠める。
脳裏を過ぎる。
立ち止り。呟いている。

過ぎ去りしも。

その。
切なさ。
その。
疼き。
傷跡がある限り。

消え去りはせず。
油断を衝いて。
胸を抉る。
脳裏に蘇る。
立ち止り。胸に手を当てる。

過ぎ去りしも。
消え去りはしない。
そんなものが。
確かに。胸の内に。
存在するのだ。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/19 Tue *呼んでる、呼んでる、呼んでる / Freddy King

20140819goessurfin


呼んでる。
呼ばれてる。
間違いなく。
海が。
俺を呼んでいる。

呼んでる。
呼ばれてる。
反対側の電車に。
乗れと。
俺を呼んでいる。

呼んでる。
呼ばれている。
今日一日くらい。
いいじゃないかと。
呼んでいる。

ここに。
可愛いあの娘が。
いたならば。
間違いなく手を取って。
その声に従ってる・・・

『Goes Surfin'』'62年リリース。
およそフレディ・キングには似つかわしくないジャケットのアルバム。
それもその筈。サーフィン・ブームに便乗して。
前年に出された『Let's Hide Away And Dance Away』なるアルバム。
そのジャケットをご覧の様にサーファーの白人の若者達の姿に替えて。
更には拍手と歓声を被せて疑似ライヴに仕立てたと言う・・・・
何ともえげつない、しかしブルースらしい商売の結果の産物なんですね。
このジャケットで。誰がブルースのアルバムだと思うんだと。まぁ、そこが狙い目なんでしょうか。
よくやるよなぁ。“レイス・ミュージック”だったブルースを白人層に売る涙ぐましい努力とも言えますが。
元々の『Let's Hide Away And Dance Away』はフレディ・キングを代表するインストのアルバムで。
あの「Hide Away」も含まれていて。力感溢れるソロを聴かせながらも。
全体としてはキャッチーなメロディーによる踊れるブルースとして見事に完成させていると言う。
フレディのインストの特徴もよく表れている素晴らしいもので。
まぁ、確かに海で、海岸で流れていても違和感は無いとは思いますけどね。
そう。誰もが思わず踊りだしたくなってしまうと言うのがフレディのインストによるブルースの魅力なので。
ここら辺の乗り、乗せ方は実はハウンド・ドッグ・テイラーの影響によるものだとの説もある様です。
しかし。故に。疑似の拍手と歓声は余計だな。まぁ、ジャケットに関しては譲ったとしてもねぇ・・・

呼んでる。
呼ばれてる。
間違いなく。
潮風が。
俺を呼んでいる。

呼んでる。
呼ばれてる。
反対側の電車で。
ここへこいと。
俺を呼んでいる。

呼んでる。
呼ばれている。
今日一日くらい。
大したことないと。
呼んでいる。

ここに。
可愛いあの娘が。
いたならば。
間違いなく手を引っ張って。
その声に従ってる・・・

呼んでる。
呼んでる。
呼んでる。
海が。潮風が。
俺を呼んでいる。

呼んでる。
呼んでる。
呼んでる。
海が。砂浜が。
俺を呼んでいる。

呼んでる。
呼んでる。
呼んでる。
可愛いあの娘が・・・
見当たらない。

呼んでる。
そう。
呼んでいる。
今日も。ビル街が。
俺を呼んでいる・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/18 Mon *陽がまた昇る / Albert King

20140818bluesatsunrise


今朝も。
陽がまた昇る。
一日が始まる。
それは。
いいのだが。

今朝も。
陽がまた昇る。
それと同時に。
今日も。
あいつがやってくる。

何も。
陽の出と共に。
やってこなくてもと。
そう。
思うのだが。

そいつを。
呼んでるのは。
自分自身。
それが。
やっかいなんだよな。

『Blues At Sunrise』'88年リリース。
'73年、スイスはモントルーでの音源を収録したアルバート・キングのライヴ・アルバム。
所謂発掘音源ですが。'73年のアルバートですから。脂の乗り切った絶好調なライヴです。
3管も加わったバンドを従えて。初っ端から豪快にファンキーに畳み掛けてきます。
しかし、まぁ。この人ほどその体躯と演奏のイメージがピッタリの人もいないかなと。
その巨躯通りの怒涛のブルースです。因みに性格も親分肌で豪快だったとか。素晴らしい。
で、畳み掛けておいて。スロー・ブルースではこれでもかって程、溜めて、溜めて、溜めて。
一気に止めどなく放出すると。ブルースの、ブルース・ギターの何たるかが骨の髄まで沁み込んでます。
あまりにロックやソウルに近寄り過ぎだと。頭の固いブルース・ファンには不興を買うことも多い様ですが。
それが。どうしたってところでですね。俺は俺だ。アルバート・キングだと。そのギターが宣言しています。
確かに。もうその存在そのもが別格、ジャンルみたいなところがありますからね。
偶然にも'88年に野音でアルバート観てるんですけどね。出てきただけで勝負ありだったもんなぁ。
'50年代から'90年代まで息の長い活動を続けて。その時代、その時代でそれぞれ魅力がありますが。
やっぱり'60年代中頃から'70年代中頃にかけての、このスタックス時代がベストかなぁ。
アルバートのギターも一番伸びやかに鳴り響いてるし。聴かせどころも心得てると言うか。
押して引いて。緩急自在。ツボをしっかりと押さえてますからね。これはもう。演る方も聴く方も。
どっちも。もう心地良くて堪りませんわってところですかね。なんか変な表現になってしまうのですが。
アルバートのブルースってブルースをぶっ飛ばす、蹴散らすブルースだったりもするんですよね。

今朝も。
陽がまた昇る。
一日が始まる。
それが。
当たり前であること。

今朝も。
陽がまた昇る。
それと同時に。
今日も。
あいつがやってくること。

何も。
陽の出と共に。
やってこなくてもと。
そう。
思って、ため息の一つでもつけること。

そいつを。
呼んでるのは。
自分自身。
それが。
やっかいなんだよなと、頭を抱えられること。

陽の出と共に。
ブルースが。
やってこなくても。
いいだろうと。
厭世的にもなるけれど。

陽の出と共に。
ブルースが。
訪れる。
それを嘆いてみせる。
それが毎朝続いていること。

実は。
そのこと自体が。
幸福なのかも。
知れないなと。
当たり前の様にブルースに付き纏われる。

それすらも。
感じられない。
そんな。
余裕もない。
そもそも。

明日の。
陽が昇るのを。
目に出来るのか。
明日という日を。
迎えられるのか。

それすらも。
定かでない。
人達もいるのだと。
祈ることしか。
出来ないけれど・・・

陽がまた昇る。

祈りを乗せて。
世界中の。
悲しみをぶっ飛ばす。
そんな。ブルースが。
聴こえてこないかと耳を澄ませている・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/17 Sun *止められない、止まらない / The Rolling Stones

20140817theunstoppablestones


どうしても。
止められないんだ。
止まらないんだ。
だから。
そっとしておいてくれないか。

分かってる。
解かってる。
そうなんだけれど。
止められないんだ。
止まらないんだ。

知ってる。
知り尽くしてる。
それはそうなんだけれど。
止められないんだ。
止まらないんだ。

止めたくても。
止められない。
否。そもそも。
止めたいのか。
それは甚だ疑問ではあるけれど。

『The Unstoppable Stones』'69年リリース。
ローリング・ストーンズのオーストラリア独自編集のアルバム。
元々はニュジーランドで'65年に編集されたものをオーストラリアで出しなおした様です。
デッカ時代のストーンズに関しては各国で独自に編集されたアルバムが星の数ほどありますが。
ヨーロッパ各国のアルバムと比較すると、オーストラリアとかのアルバムはあまり目にしません。
そもそもの流通量が少なかったのか。当時、日本との間にルートが無かったのか。
自分もこのアルバムが唯一のストーンズのオーストラリア盤となります。だから何だって話ですが。
収録されているのは「Everybody Needs Somebody To Love」「Down Home Girl」「You Can't Catch Me」...
「Little Red Rooster」「What A Shame」「Not Fade Away」「Down The Road Apiece」「Come On」...
「I Can't Be Satisfied」「Pain In My Heart」「Off The Hook」「I Wanna Be Your Man」の12曲。
選曲の意図は如何に。これらのナンバーがオーストラリア(ニュージーランド)で特に人気があったとは思われず。
まぁ、何らかの理由でアルバムから漏れたナンバーとかを中心とした隠れた名演集ってとこですかね。
それにしても。渋すぎないかって気もしますが。その渋さが堪らんねってところまでくると。
もうね。ストーンズから離れられません。止められない、止まらないってことになるんですよね。快感だなと。
自分の中では。'64年頃までのストーンズってブルースって感覚で聴いてたりするんですけど。
例えばマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフ、リトル・ウォルターと続けて聴いても、回しても。
何の違和感もないストーンズ。その渋すぎる魅了に囚われると。またね、新たに気づかされることもあったりして。
とにかく。結論としては。ストーンズは止められない、止まらないってことですかね!

どうしても。
止められないんだ。
止まらないんだ。
だから。
放っておいてくれないか。

判ってる。
そうなんだ。
そうなんだけれど。
止められないんだ。
止まらないんだ。

思ってる。
思い続けてる。
それはそうなんだけれど。
止められないんだ。
止まらないんだ。

止めたくても。
止められない。
否。そもそも。
止めたいのか。
それは甚だ怪しくはあるけれど。

分かっていても。
解かっていても。
分かっていても。
どうしようもならない。
そんな事もあるんだ。

知っている。
知り尽くしている。
思っている。思い続けていても。
どうにもならない。
そんな時もあるんだ。

止められない。
止まらない。
否。
止めたくない。
止めたくもない。

そんな事もあるんだ。
そんな日もあるんだ。
だから。
そっとしておいて。
放っておいてくれないか。

日曜日の。
朝寝。
昼寝。
夕方までうつらうつら。
止められない、止まらない(笑)。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/16 *Sat それでも、それなりには / The Beatles

20140816aharddatsnightusorg


日々。
毎日。
お気楽に。
過ごさせて。
もらってはいても。

それでも。
それなりには。
公私共々。
まぁ。
何事かはあるもので。

そんな時。
常識のある方々は。
私事を控えるのだろうが。
そこは。それ。
なにせロック馬鹿。

遊びであろうと。
なかろうと。
私事を最優先。
その間に公の事を。
済ませてしまおうと。

となると。
まぁ。
それでも。
それなりには。
ドタバタしてたりもするんだな。

『A Hard Day's Night』'64年リリース。
ビートルズのアルバム・・・と言うよりは同名映画のサントラ盤。
そう呼ぶべき、位置づけるのが正確かなと思われる“ビートルズの米国編集アルバム”。
どの様な経緯があったのか。映画配給権を持つユナイテッド・アーティストからの配給で。
まぁ、幾らブームになってたとは言え。未だこの先ビートルズがどうなるかなんて。
キャピトル・レコードにも解らなかったってところなんでしょうかね。
ビートルズのナンバーは7曲のみで。ジョージ・マーティン・オーケストラによる演奏が4曲。
にも関わらず。全米チャートの首位に12週連続で居座って。年内に200万枚売れたと言う。
どんだけやねん。ビートルズってとこですね。ジョージ・マーティン・オーケストラのシングル盤も出たらしいし・・・
そりゃ、リンゴじゃ無くても。ぼやきたくなるってもんでしょうかね。改めて凄かったんだなと。
さて。ビートルズの各ナンバーに関しては今更何の説明も要らないかなと。
針を落とした瞬間に「A Hard Day's Night」のイントロ、ジャーンの一発でまぁ、決まりですね。
ジョンがその気だった時代のビートルズはね、やっぱりビリティッシュ・ビート・バンドとしてカッコいいんです。
イントロにこの音、この不協和音を何の躊躇いもなく使えるところがジョンなんだよなぁ・・・
勿論、圧倒的に同名の英国盤に針を落とす機会が多く。滅多に聴かないんですけどね。
このジャケットはね。割と好きかな。如何にも'60年代のビートルズの米国盤って感じで。
後、ジョージ・マーティン・オーケストラのインストが織り込まれてると。なんかタイム・スリップ出来る感じがして。
それでも、それなりには。楽しめるアルバムとは言えるかな。なんだかんだでビートルズだし。

日々。
毎日。
お気楽に。
過ごす様に。
してはいても。

それでも。
それなりには。
公私共々。
まぁ。
避けられない事はあるもので。

そんな時。
常識のある方々は。
私事を犠牲にするのだろうが。
そこは。それ。
なにせロック馬鹿。

遊びであろうと。
なかろうと。
私事を最優先。
公の事は。
後回しでもカタつけりゃいいんだろと。

となると。
まぁ。
それでも。
それなりには。
ドタバタになったりもするんだな。

だからと言って。
そいつを。
露わにするのは。
どうにも。好きじゃない。
そこがまた馬鹿なところで。

遊んでる時も。
それ以外の時も。
いつもと変わらずに。
マイペースを決め込んで。
内心、多少焦りつつ。

微笑ながら。
公私共々。
さっさとね。
誰にも嫌な思いさせずに。
片付けたいなと。

そうすると。
それでも。
それなりには。
ストレスも。
あったりはするんだけど。

そいつも。
それでも。
それなりには。
楽しんでいられれば。
まぁ、いいんじゃないかと。ねぇ(笑)。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/15 Fri *うたかたの日々 / Savoy Brown

20140815greatesthitsliveinconcert


日々。
一日。
一日。
劇的で。
ある筈もなく。

では。
あるけれど。
それにしてもだ。
日々の。
記憶が曖昧で。

何を食べたのか。
何処へ行ったのか。
何をしていたのか。
咄嗟に思いだせない。
それは如何なものかと。

まぁ。
それだけ。
意識しないでも。
生きていけてる。
うたかたの日々。

それにしても。
記憶がなぁ。
やばいよなぁ。
記録しとかないと。
まずいかもなぁ・・・

『Greatest Hits Live In Concert』'81年リリース。
ブリティッシュ三大ブルース・バンドの一つ、サヴォイ・ブラウン。
アルバム・タイトル通りに集大成的意味合いもあった2枚組のライヴ・アルバム。
ちょっと待て。サヴォイ・ブラウンにヒット曲らしいヒット曲なんてあったかなんてのは野暮で。
なんたって。この時点で芸歴十数年。それもブルース・ロック一筋で。
その地道なドサ周りが功を奏して。更にちょっとサウンドをハードにしたりもして。
この頃はアメリカではそれなりに人気があったらしいので。そのライヴの凄味を記録しておこうと。
そんな意図から企画されたのではと。2枚組ライヴ・アルバムのブームには完全に乗り遅れてますけど。
まぁ、そんなところもサヴォイ・ブラウンらしいかなと。あんまり気にもしてなさそうだもんな。
ご存じの様に異様にメンバー・チェンジの多いサヴォイ・ブラウン。最早第何期かなんてわからなくて。
要はバンドの創設者でリーダー、キム・シモンズがいれば。キムのギターが聴ければそれでいいんだと。
兎に角。ぶらないですからね。キムは。ひたすらブルースを弾く、ブルースを演る。それだけですから。
後のメンバーは。そんなキムを如何にサポートして。御機嫌なライヴに出来るか。それだけを求められてると。
ここまで一徹だと。そして実際に御機嫌なライヴを毎日やってりゃ。そりゃね、ファンもつくよなと。
10年ほど前にイギリスに行った時にもライヴ・ハウスに告知があって。えっ、現役なのと驚きましたが。
何と昨年には来日までしちゃいましたからね。直前にまたメンバー・チェンジがあったみたいですが・・・
なんにしろ。ブリティッシュ三大ブルース・バンドの中で実質的に行き残ってるのはサヴォイ・ブラウンのみ。
芸歴はもうすぐ五十年になるのか。五十年ブルース・ギター一筋、キム・シモンズ。男ですねぇ。
きっとキムにとっては別に毎日変化なんかなくても構わなくて。ギター弾ければ、ライヴやれればなんでしょう。
記録に残そうなんて気もなかった様な。そう思うと。このご機嫌なライヴ・アルバムを企画した担当者に感謝かな。

日々。
一日。
一日。
刺激的で。
ある筈もなく。

では。
あるけれど。
それにしてもだ。
日々の。
記憶が模糊で。

誰にあったのか。
何を話したのか。
何を約束したのか。
咄嗟に思いだせない。
それは流石になと。

まぁ。
それだけ。
意識しないで。
生きていけてしまう。
うたかたの日々。

それにしても。
記憶力がなぁ。
劣化が激しいよなぁ。
記録つける様にしないと。
まずいかもなぁ・・・

うたかたの日々。
送れること。
送れていること。
それは。
まぁ。
幸せではあるんだろうけど。

そこに。
慣れ過ぎて。
甘え過ぎて。
埋没して。
記憶にも残らない。

否。
実は。
結構。
劇的で。
刺激的な日々なののに。

記憶力の。
その劣化のせいで。
総てが薄れて。
なんだか曖昧模糊な。
うたかたの日々になってたりして。

駄目だ。
駄目だ。
感性を。
五感を。
もう一度研ぎ澄まそう。

その前に。
記憶力を鍛えなおそう。
その前に。
記録することを始めよう。
今日のランチは・・・ん、なんだっけ?

うたかたの日々。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/14 Thu *眠れぬ夜の理由など / Gram Parsons

20140814sleeplessnights


眠れない。
夜が。
眠れぬ。
夜が。
続く。

その理由など。
それこそ。
星の数ほども。
あるもので。
嬉しい時も。悲しい時も。

ほんの。
ささやかな事でも。
些細な事でも。
眠れぬ。
理由にはなるもので。

今日も。
昨日も。
明日も。
空が白み始めるまで。
眠れぬままに。そのままに。

『Sleepless Nights』'76年リリース。
グラム・パーソンズの未発表音源による編集アルバム。
幻に終わったフライング・ブリトー・ブラザースの3枚目のアルバム用のセッションと。
グラムの遺作となった『Grievous Angel』のアウト・テイクから構成されています。
なので。フライング・ブリトー・ブラザースとグラムのソロ、そのミッシング・リンクでもあるのかな。
『Grievous Angel』のアウト・テイクでは当然ながらエミルー・ハリスとのデユエットも聴かれて。
これが。何でボツなんだよってなくらいの美しさなんですよね。まぁ、何か拘りがあったのかな。
フライング・ブリトー・ブラザースのセッションも。いい感じに仕上がってるんだよなぁ。
グラムが脱退しなかったら。間違いなくバンドの歴史もロックの歴史も変わってたんだろうなぁ。
グラムと言えば。キース・リチャーズとの親交と、その影響の大きさがしばしば語られますが。
このアルバムを聴いてるとね。暫し『ならず者』辺りのストーンズを聴いてる様な気にもなりますが。
ストーンズのカントリーへの傾倒、開眼にグラムが果たした役割って。想像以上に大きかったんだろうなと。
グラムはストーンズに加入するつもりで。キースは賛成したけど他のメンバーが反対したとか。
キース自身も己以上のグラムの薬物への耽溺振りから加入には反対だったとか諸説ありますが。
どの道。それは無かったろうなと。加入してたら影響どころじゃ無いですからね。
「Honky Tonk Women」なんか完全にグラムの色に染め上げられて、グラムの歌になってますから。
それくらいに。グラムはグラムでしか無いんですよね。特にその歌声は唯一無二で。
甘ったるくないのに、この上なく甘美で。これは駄目だよな。ミック以上に女殺しだもん(笑)。
おそらくはその繊細さと危うさが綯交ぜになって。それが独特な切ない甘美さを生み出してるんだろうな。
それにしても。エミルーとの「Sleepless Nights」「The Angels Rejoiced Last Night」の美しさよ・・・

眠れない。
夜が。
眠れぬ。
夜が。
明けやらない。

その理由など。
それこそ。
星の数でも。
足りなくて。
嬉しい時も。悲しい時も。

ほんの。
ささやかな喜びも。
些細な痛みも。
眠れぬ。
理由になってしまえば。

今日も。
昨日も。
明日も。
夜が明けやらぬまま。
眠れぬままに。そのままに。

眠れぬ夜の理由など。

それこそ。
幾らでも。
あるもので。
眠ろうにも。
眠れない。

暗闇に。
取り残されて。
行き先も見えなくて。
眠れない。
そんな夜もあれば。

暗闇に。
一筋の灯りを見つけて。
辿り着こうと必死で。
眠れない。
そんな夜もある。

そして。

天使が。
祝福してくれた様な。
昨夜を思いだし。
眠れない。
そんな夜もある。

どんなに。
祝福されても。
満たされずに。
呟きを漏らし、眠れない。
そんな夜もある。

眠れぬ夜の理由など。

幾らでもあるものだ。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/13 Wed *天にも昇る / The Allman Brothers Band

20140813allmambrosatfillmoreeastuso


天にも。
昇る。
そう。
天にも。
昇るのだ。

もう。
何回。
十何回。
否。
それ以上。

こうして。
この時を。
過ごしている。
過ごさせてもらっている。
その度に。

天にも。
昇る。
本当に。
天にも。
昇っているのだ。

『At Fillmore East』'71年リリース。
フィルモア・イーストで収録されたオールマン・ブラザーズ・バンドの2枚組ライヴ・アルバム。
同年3月に行われた4公演から選ばれた選りすぐりの熱演7曲が4面に渡って収められています。
20年程前から新たに音源が発掘されたりして。何度か改訂されて。今は完全版の様なCDもあるのかな。
しかし。やっぱり。このオリジナルの音、曲順じゃないと聴いてて落ち着かないんですよね。
不思議と言えば不思議。当然と言えば当然ですかね。それだけ既に完成されたアルバムであったと。
やっぱりA面に針を落としたら「Statesboro Blues」が、あの音で聴こえてこないと駄目なんですよね。
このアルバムの主役。それは誰が何と言っても。デュアン・オールマン。そのギターに尽きるわけですが。
デュアンは前年にはあの『Layla』に参加していて。クラプトンからドミノスのメンバーに誘われていたとか。
多少は悩んだって話もありますが。マッスル・ショールズのスタジオ・ミュージシャン時代に。
その構想を練り上げていたこのバンド、弟グレッグとのオールマン・ブラザーズ・バンドに止まったと。
改めて。それで正解だったんだろうなと。伸びやかなデュアンのギターを聴く度にそう感じます。
ドミノスに参加してたら。やっぱりクラプトンへの影響も出てきただろうしね。
このアルバムの天にも昇る、そのどこまでも伸びていくギターは聴けなかっただろうなと。それは無いよなと。
本当に。どこまでも。どこまでも。果てしなく空高く、天にも昇る様に飛翔していくデュアンのギター。
マッスル・ショールズ時代にそのギターを聴いたウィルソン・ピケットが“スカイ”と表現し。
元々のデュアンの綽名であった“ドッグ”と合わせてかの“スカイ・ドッグ”なる通り名となったらしいのですが。
その空飛ぶ様が一番堪能できるのはやはり。このアルバムをおいてしか他には考えられないのです。
特に。薬の空き瓶を指にはめたスライド。その素晴らしさ、何だろう。やっぱり天にも昇る心地としか言い様が・・・
このアルバムの数か月後。バイク事故であまりにも早く天に召されてしまったデュアン。無念にも程があるなぁ。
因みに。このアルバムは是非。ピンク・カプリコーンと呼ばれる米国盤初版のアナログ盤で聴いてみて下さい。
デュアンの素晴らしさ、凄さがよりハッキリとクリアにわかります。それだけの価値があります。

天にも。
昇る。
そう。
天にも。
昇っているのだ。

もう。
何度目。
十何度目。
否。
それ以上。

こうして。
こんな夜を。
送っている。
送らせてもらっている。
その度に。

天にも。
昇る。
本当に。
天にも。
昇ってしまっているのだ。

胸の底からの。
思いが。
胸の柔らかいところを。
くぐり抜け。
溢れ出す。

溢れ出し。
全身が満たされて。
やがて。
高みへと。
飛び始める。

出来るならば。
可能ならば。
このまま。
どこまでも。
飛翔してしまいたい程に。

抑えられずに。
何処までも。
高く。伸びやかに。
弾け。舞い上がれと。
登り詰めてしまいたい程に。

叶わぬこと。
限りあること。
それを知りながら。
それを知るが故に。
心だけは。思いだけは。

この時も。
この夜も。
そう。
天にも。
昇る・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/12 Tue *もう話すことなど / Crazy Horse

20140812crazyhorse


もう。
話すことなど。
これ以上。
語ることなど。
必要ないだろう。

何故。
明日を前にして。
こんなに。
胸が騒ぐのか。
眠りにつけないのか。

何故。
毎回。毎回。
その日を前にして。
こんなに。
胸が痛むのか。
眠れない夜を過ごすのか。

もう。
散々。
心の中で。
語り尽くして。反芻して。
話すことなどない。

『Crazy Horse』'71年リリース。
ニール・ヤングの盟友、クレイジー・ホースの1stアルバム。
クレイジー・ホースを唯のニールのバック・バンドだなんて。
そんな安易な考えを。もし万が一、抱いているなら今すぐ改めること。
そのことを強くお奨めします。大地に足の着いた、そして怒涛の様に疾走もしてみせる。
まさしく。米国の荒れ野を我が物顔で奔るが如くの実に骨太で逞しいロック・バンドです。
どうしても。ニールとの活動ばかりが注目されがちですが。単独でも何枚かアルバムを制作していて。
中でもジャック・ニッチェとニルス・ロフグレンを正式メンバーに擁し。ライ・クーダーも客演している。
このアルバムが一番の代表作であり、内容も実に充実しているかな。
そして。何よりもこのアルバムを強力なものにしているのがかの「I Don't Want To Talk About It」であり。
この珠玉の名曲を書き、歌っているダニー・ウイッテンの存在なのです。
そう。ロッド・スチュワートの名カヴァーでも知られるあのナンバーのオリジナルが収録されているのです。
ロッドの歌も素晴らしかったですが。ここでのダニーのそれはロッドをも凌駕しています。
恋に破れて傷ついた男心を素直に吐露し、それでも未だ残る恋心を実に見事に繊細に歌っています。
ダニーはこの翌年かな、クレイジー・jホースを脱退。その直後に薬で命を落としてるんですよね(自殺とも)。
その死はかなりニールにも深い傷として残って。ダニーや他の先だった者達の為にアルバムを創ってます。
骨太で逞しいサウンドが展開されるこのアルバムの中でも異彩を放つその繊細さ。
それが故にダニーの死期が早まり、その代償として「I Don't Want To Talk About It」が遺された・・・
そう考えると。非常に切なく、悲しいものがありますが。それを超越して聴かれていくべきナンバーです。
ロッドの歌でしか知らない人には。是非、このアルバムに針を落として。ダニーの歌声を耳にしてほしいかな。

もう。
話すことなど。
これ以上。
語ることなど。
必要ないのさ。

何故。
明日を前にして。
こんなに。
胸が踊るのか。
眠りが訪れないのか。

何故。
毎回。毎回。
その日を前にして。
こんなに。
胸が疼くのか。
眠れないまま夜を過ごすのか。

もう。
散々。
胸の奥で。
反芻して。時に呟いて。
話すことなどない。

もう。
話すことなど。
したくないんだ。
もう。
十分なんだ。

胸の痛み。
胸の疼き。
その訳など。
嫌と言うほどわかってる。
知らされてる。

それでも。
胸が騒ぎ。
胸が躍る。
その訳も。
言葉にならないほど感じている。
知っている。

だから。
もう。
話すことなど。
したくないんだ。
十分なんだ。

ただ。
明日という日が。
やってきてくれれば。
それでいい。
それで十分なんだ。

ただ。
その日が。
これからも。
やってきてくれれば。
それで十分なんだ。

もう話すことなど。
したくないんだ。出来ないんだ。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/11 Mon *進退 / Michael Bloomfield

20140811betweenthehardplaceandthegr


進むも。
退くも。
どっちも。
どっち。
パッとしないなと。

進むのには。
困難があるものの。
別に。
そこまで。
乗り越えられん程じゃ無し。

退くのには。
困難は殆ど無いけれど。
別に。
そこまで。
しなくてもいいと思えるし。

ならば。
進むかとなると。
それ程の。
価値があるとは。
思えずに。

進退。
極まれり。

『Between The Hard Place & The Ground』'79年リリース。
'77年頃のシスコのクラブでの演奏を収録したマイケル・ブルームフィールドのアルバム。
生真面目で学究肌と言えるほどにブルースを真摯に追求したブルームフィールド。
常に張りつめたかの如きそのギターが特徴であり、魅力だったと。
確かにフィルモアでの火の出る様な、蒼白い炎を噴きあげる様なプレイが印象的なのですが。
晩年に収録されたこのアルバムでは。また異なる表情を見せてくれています。
気心の知れたマーク・ナフタリンをピアノに迎えて。何回かのライヴから収録している様で。
常連となったクラブでのいつになくリラックスしたブルームフィールドのプレイが印象的です。
勿論、あのクリアで鋭いトーンは変わらないんですけど。何か表情が柔らかいんですよね。
その歌声からもブルームフィールドが楽しんでプレイしてくるのが伝わってきます。
珍しくニューオーリンズ系のナンバーを取り上げているのもそんな雰囲気を増長してるかな。
ブルースを突き詰めて、突き詰めて。ふと迷いが生じて。もっと肩の力を抜いてもいいかと。
この頃のブルームフィールドにはそんな心境の変化があったのかも知れないなと。
それでも。例えばエルヴィン・ビショップと比較すると思いっきりブルースだったりするんですけどね。
なんだけど。やっぱりリラックスして。楽しそうなんだよなぁ。こんなブルームフィールドもいいよなと。
結局、一生をブルースに捧げて。ブルースに囚われて。薬物により早世してしまったことを思うと。
進むばかりでなく、ここで聴かせてくれた退く感じでね。いく道もあったのかなと思ってしまうのです。

進むも。
退くも。
どっちも。
どっち。
良いのか。悪いのか。

進むのには。
困難があるものの。
別に。
今までも。
やってきた事の延長ではあるし。

退くのには。
困難は殆ど無いけれど。
じゃぁ。
今までは。
何だったんだとも思えるし。

ならば。
進むかとなると。
そこまでの。
魅力は既に。
感じられずに。

進退。
極まれり。

前門の虎。
後門の狼。
そこまででは。
ないからな。
いいけれど。

進むも地獄。
退くも地獄。
底までじゃ無いのが。
かえって。
悪いのかもな。

まぁ。
どっちにしろ。
進もうが。
退こうが。
どちらを選んでも。

今までと。
異なる。
考え方。感じ方。
そいつが。
必要とはなりそうだ。

進退。
極まれり・・・だな。そろそろね。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/10 Sun *理由 / Roy Buchanan

20140810thatswhatiamherefor


理由。
無い様で。
有るんだろうな。
それなりにはね。
意識してなくても。

本人は。
そんな気は無いんだけど。
実は向いてたり。
何故か必要とされたたり。
パズルの最後のピースの如く。

そこに。
ハマる様に。
なってる。
出来てる。
そんな事ってのもあるんだろうな。

その実。
本人も。
薄々感づいてはいて。
でも。
認めたくはないんだよな。

『That's What I Am Here For』'74年リリース。
世界で最も無名な凄腕ギタリストと称されたロイ・ブキャナン。
ミュージシャンズ・ミュージシャンとして知られていたロイの3rdアルバム。
ストーンズがブライアンだか、ミック・テイラーだかの後任に考えてたって話もあり。
ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ロビー・ロバートソンと名だたるギタリストを虜にして。
クラプトンはロイのブートレッグを総て持ってるのが自慢だったとか。
尤もロイはクラプトンをあまり評価しておらず。ベックには親しみを感じていて。後に親交もあったと。
ロイとベックじゃあまり共通する部分なさそうなんですけどね。ところがどっこい。
この渋い小父さんって感じのロイ。そのギターに関してはなかなかにアナーキーで。
1stではカントリー、2ndではブルースときて。このアルバムで遂にロックに手を出して。
そうしたら。これがもう。弾くの弾かないのって。これでもかってくらいに弾きまくってるんですね。
いや、どうして。そこまで弾くのってくらいで。それは凄まじいものがあります。
そうは言っても。決してハード・ロックみたいな速弾き自慢じゃなくて。
ブルースを基本とした味わいのあるギターでガンガン攻めめくってるってところなんですよね。
このアルバムから参加したヴォーカリストのソウルフルな歌声との相性も良くて。
そう。第二期ジェフ・ベック・グループに近い感じかな。比較するとややブルース度合いが強いってところで。
無名、無名って言われるけど。俺が実力だせばこんなもんなんだぞと。
名だたるギタリストを魅了するにはそれなりの理由があるんだ。わかったかと。そんなところかな。
なんたってトレード・マークのテレキャスでディストーションかけて弾きまくってみせて。
それでいて。ちゃんとテレキャスならではのクリアなサウンドも聴かせてくれて。十分過ぎる存在証明ですね。
ただの地味な小父さんギタリストじゃないんだぞと。ただそれが本当にロイの本意だったのか。
例え本意だったとしても。後々の悲劇を考えると複雑なものはありますが・・・

理由。
無い様で。
有るんだろうな。
意識してようが無かろうが。
それとは関わり無しに。

本人は。
そんなつもりも無いんだけど。
実は嫌いじゃ無かったり。
何故か上手くいってしまったり。
落語の最後の落ちの如く。

そこに。
落ちる様に。
なってる。
出来ちゃう。
そんな時ってのもあるんだろうな。

その実。
本人も。
薄々気づいてはいて。
でも。
難しいんだよな。

それを。
認めてしまったら。
やってしまったら。
向いてたら。
上手くいったら。

今まで。
創り上げてきた。
演じてきた。
そんなものが。
崩れてしまいそうで。

そいつは。
ちょっと。
違うんじゃないかと。
間違ってるんじゃないかと。
踏み切れないんだよな。

それでも。
気にはなるし。
やれば。
たぶん人並み以上に。
上手くやれるのはわかってて。

そう。
放っておけない。
見過ごせない。
そうであればと。
思いつつ躊躇もするんだな。

結局。
やれることは。
やるんだけど。
素直に。
認められなくて。

どっちにしても。
それなりの。
意識とは関わりない。
理由。
それは有るんだよな。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/09 Sat *弾んで転がれば / Elvin Bishop

20140809jukejointjump


どんな日も。
例えば。
なんとなく。
心が晴れない。
足取りの重い。

そんな日も。
何処かの街の。
何処かの店の。
扉を開けたら。
音楽が聴こえてくれば。

それだけで。
まぁ。
なんとなく。
憂さも晴れるし。
足取りも軽くなってる。

ましてや。
響いてくるものが。
伝わってくるものが。
感じられたら。
なんか。それだけで。助けれれる。

『Juke Joint Jump』'75年リリース。
エルヴィン・ビショップのカプリコーンでの2枚目のアルバム。
ポール・バターフィールド・ブルース・バンドでデビューしたビショップ。
もう一人のギタリスト、マイケル・ブルームフィールドに注目が集まる一方で。
ビショップは比較的地味と言うか。玄人受けするポジションだったのかなと。
バターフィールドの下を離れた後も。ブルームフィールドは華々しく活躍して。
ビショップは地道に活動を続けてとの印象が強く残ってたりします。
実際は全米チャートを賑わせたのはビショップだったりしたんですけどねぇ。
まぁ、特に日本なんかではブルームフィールドがブルースの殉教者みたいに思われてるのに対し。
ビショップは、その幅広い音楽性から。純粋じゃないみたいに思われてるんですかね。
でも。その幅広さ、雑食性が。ビショップならではの個性であり、魅力であり、強みなんですよね。
ブルースを弾き倒して圧倒することもできれば。カントリーで軽やかに踊らせることもできる。
ジャンプや、ジャイブで踊らせもする。そしてサザン・ロックで大いに盛り上がらせもすると。
これは強いですよね。特にライヴの場においては最大の武器だったんじゃないかと。
それを実証する2枚組のライヴ・アルバムも後に制作されていましたが。
このアルバムでも。その雑食性ゆえの陽気で愉快な楽しさは十分に発揮されています。
きっと。こんな調子で全米をサーキットして。その土地その土地で観客を楽しませて盛り上げて。
自分達も大いに楽しんでと。それがビショップの音楽に向かう姿勢なんでしょうね。いいよなぁ。

どんな時も。
例えば。
なんとなく。
心がもの淋しい。
気が進まない。

そんな時も。
何処かの街の。
何処かの店の。
扉を開けたら。
歌声が聴こえてくれば。

それだけで。
まぁ。
なんとなく。
温かくなるし。
気分も上がってくる。

ましてや。
波の様に押し寄せてくる。
熱いものを。
共にできたなら。
なんか。それだけで。救われる。

そうさ。
どんな日も。
どんな時も。
何処かの街で。
何処かの店で。

熱く。
御機嫌な。
音楽が。
歌声が。
聴こえてくれば。

響いてくる。
届いてくる。
押し寄せてくる。
ものを。
感じられたら。
共にできたら。

弾んで転がれば。

それで。
どんな日も。
どんな時も。
なんとか。
乗り越えていけるんだ。

弾んで転がれば。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/08 Fri *なんてたってアイドル / Suzi Quatro

20140808quatro


なんてたって。
そう。
俺にとっては。
アイドルだからな。
しかたがないよな。

初めて。
会った。
瞬間から。
あの日から。
恋に落ちたままなわけだ。

何を。
してても。
してなくても。
そこにいるだけで。
良かったんだもんな。

流行りも廃りも。
時の流れも。
関係なく。
ずっとあの娘は。
俺のアイドルってことなんだな。

『Quatro』'74年リリース。
『陶酔のアイドル』なる邦題がついていたスージー・クアトロの2ndアルバム。
黒の革のジャンプ・スーツに身を包んでベースを弾いてシャウトして。
何でギターっじゃなくてベースなのかと問われて。女は子宮でロックするの。ベースのが響くでしょと。
当時のロック小僧どもは、もうイチコロだったんじゃないかと。凄い人気だったもんなぁ。
米国出身だけど。米国じゃや売れなくて。英国へ渡って。グラム・ロックのブームに乗っかってブレイクしたと。
何だかジミヘンに似た道程ですが。スージーは何故か最後まで本国、米国ではブレイクしなかったんですよね。
でも。英国、欧州、日本での人気は凄まじくて。特に日本には一時期毎年来てたんじゃないかなぁ。
DJで回しても反応良いし。殆どのお客さんが覚えてますからね。凄かったんだなと。
女性ロッカーなんて殆ど皆無の時代に。アイドル的ルックスでハードでシンプルなロックンロールを。
ベース抱えて、大股拡げて、シャウトするんだから。そりゃ目立つし、カッコ良かったし。
また「Wild One」とか「Too Big」とか。歌うってる内容が際どいしねぇ。馬鹿な男どもはイチコロってやつで。
なんかキワモノ、色物みたいな感じ(それを狙ったところもあるんでしょうが)になっちゃいましたが。
正統派のロックンローローラーとして、女性ロッカーの先駆者としてもっと評価されていいかなと。
問答無用でカッコ良いロックンロールやってたもんな。ちょっと蓮っ葉な投げ遣りな歌い方も含めてね。
MLや専科のグラビアにも頻繁に登場してたしアイドルでもあったし。
確かジョーン・ジェットがスージーに憧れてバンドを始めたみたいなことを言ってたんじゃなかったかな。
そう言えば。今年来日したんですよね。流石に観に行かなかったけど。今も健在なのは嬉しい限りですね。

なんてたって。
そう。
俺にとっては。
アイドルだからな。
どうしようもないよな。

初めて。
会った。
瞬間から。
今も。いつも。
恋に落ちたままなわけだ。

何を。
してても。
してなくても。
あの娘のことを思う。
いいんだもんな。

距離や状況や。
時の生んだ隔たりも。
関係なく。
いまもあの娘は。
俺のアイドルってことなんだな。

なんてたってアイドル。

昔も。
今も。
何も。
変わることも無く。
これからも。

あの娘は。
特別で。
しかたないよな。
どうしようもないよな。
胸が疼くんだから。

どこかで。
何かが。
変わっていたら。
異なっていたら。
なんて思わなくもないけれど。

ふう。
今も。
いつも。
これからも。
思うことができる。

そんな。
対象が。
いる。
いてくれる。
それだけでも幸せなんだな。

なってたってアイドル・・・だな。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/07 Thu *繋がらなければ / The Who

20140807thewhobynumbersukorg


繋がらない?
繋がりませんね。
そうかぁ・・・
それ以前に。
うん?

なんか。
色々あって。
色々見えてたのに。
何だか。
薄れて。消えちゃって。

消えた?
えぇ。
そうすると今は・・・
自分独りしか。
見えてないと。

そんなとこですね。
どうするかね。
どうしますかね。
探して。繋げるのは。
楽しんですけどね。

見えなくなって。
繋がらないんじゃね、
そうですね。
ちょっと、あれだな。
あれ?

繋がらなければ。

『The Who By Numbers』'75年リリース。
レア・トラックを集めた『Odds & Sods』に続くザ・フーのアルバム。
つまりオリジナル・アルバムとしてはあの『Quadrophenia』に続くアルバムとなります。
『Quadrophenia』に全精力を注ぎ込んで疲弊し。映画版『Tommy』の制作も始まりと。
とてもじゃないけど。ニュー・アルバムなんて創造できないよと。でも契約はあるしと。
そんな事情で『Odds & Sods』をジョン・エントウィッスルが編集して急場を凌いで。
暫くのブランクをおいて創造、制作されたアルバムと言うことになります・・・が。
じゃぁ、気合が前面に出た熱いアルバムになってるかと言うと、さに非ず。非常に穏やかな印象を与えます。
『Tommy』『Quadrophenia』と壮大な叙事詩や時代の青春を描いてきたピート・タウンゼンドですが。
このアルバムではその視点が個人のものとなり、自己の心情を吐きだす様になっていて。
それがアルバム全体の印象に影響を及ぼしているとも言われています。なんか疲れちゃったんだよねみたいな。
なんですけど。疲れながら、悩みながらも。それをただ吐きだすだけでなく。抒情的に描けるのがピートで。
故に。そのサウンドには暗さは無く。寧ろとても軽やかで明るく、ある種の艶っぽさも出てきています。
元々、弾けるブリティッシュ・ビート・バンドだったんですからね。『Tommy』以降が迫力ありすぎた。
あまりにも重量感出し過ぎちゃったので。原点回帰の意味合いもあったのかなとも思います。
ただ、その意図がファンとかに正しく伝わったかは微妙で。随分大人しくなっちゃったねと受け取られたとか。
まぁ、確かに。あまりにも変化が激しいし。ピートもアルバム全体の構想をいま一つ練り切れてない感はあって。
そこが一部で評価が低い原因なのかも。自分は'70年代版のビート・バンドとしてのフーの音として。
好きなんですけどね。元々はこう言うバンドだったんだろうなとも再認識させられたし。
ジャケットのイラストとデザインジョン・エントウィッスルによるもので。番号順に点を繋いでいくと画になると。
時々レコ屋で前の持ち主が繋いで完成させちゃったジャケっとを目にすることがあります(苦笑)。

繋がらなければ。

忘れようか。
忘れるんですか?
繋がらないんだし
それ以前に。
見えないんでしょ。

そうですね。
色んなポイントがあって。
線も見えてたのに。
何だか。
褪せて。消えちゃって。

だよね。
えぇ。
じゃ、焦っても仕方ないし。
自分独りしか。
見えてないんだから。

そうですね。
暑いしさ。
暑いですね。確かに。
探して。繋げるのは。
暫く忘れちゃおうか。

消えちゃって。
繋がらないんじゃね、
そうですね。
ちょっと、休んじゃおう。
それも、いいですかね。

繋がらなければ。

何も。
無理して。
探さず。
繋げなくても。
いいだろうと。

何も。
焦って。
見つけず。
繋げなくても。
いいだろうと。

暫く。
忘れて。
休んで。
何も考えず。
何も思わず。

そうすれば。
そのうちに。
見つかって。
繋がってる。
そんなこともあるかもよと。

繋がらなければ。

まぁ。それもありかな。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/06 Wed *病んでいるのは / Ian Hunter

20140806youreneveralonewithaschizop


病んでいるのは。
誰なんだろうか。
どっちなんだろうか。
もう。何だか。
分からなくなってきた。

いまの。
この。
社会に。
世界に。
違和感を。

感じるのがおかしいのか。
感じないのがおかしいのか。
どっちなんだろう。
ねぇ。
どう思う?どう感じる?

何か。
歪み始めてないか。
壊れ始めてないか。
その兆候が。
聞えないか?見えないか?

病んでいるのは・・・

『You're Never Alone With a Schizophrenic』'79年リリース。
なんか来年早々に奇跡の初来日をするらしいイアン・ハンター。
『バイオレンスの扇動者』なる物騒な邦題がつけられていた4枚目のソロ・アルバム。
相棒のミック・ロンソンはそのままに。なんとこのアルバムではE.ストリート・バンドのメンバーが参加と。
どうなんだろう。これはと。お互いにロックンローラーではあるけれど。
ハンターとロンソン。特にハンターなんてブリティシュ・ロックの香りが絶対に消えない人だからなと。
まぁ、元々はボブ・ディランに憧れて歌い始めたって話もあったから。その線なのかなとか。
結論、相性は良かった様で。御機嫌にロックンロールしてます。商業的にもそこそこ成功したのかな。
でもねぇ、時に。あまりもスプリングスティーンでねぇ。それは如何なものかと。
否、ハンターのあの歌声までは殺されてはいないけどさ。これがやりたかったのかなとの疑問は残るかな。
ロンソンと2人で。あのモット・ザ・フープルを脱退してまでやりたかったのがこれかなと。
もっと。華麗で淫靡で背徳な、それこそ聴く者を扇動する様なロックンロールじゃなかったのと。
このアルバムを聴いても。確かに駆け出したくなる瞬間はあるけど。それはハンターじゃなくてもさと。
ついつい。そんな愚痴も出てしまうかな。ハンターの歌声が好きなだけけに。ちょっとずれてないかとね。
いつまでも。黄金の'70年代中頃のブリティッシュ・ロックの世界に拘るハンターとロンソン。
それを求め続けるファンが悪いんだ。病んでるんだと言われると。返す言葉もないけど。
逆に言えば。病んでないんだよな。このアルバムのハンターの歌声は健康すぎて。それが違和感あるのかな。
なんでもそうですけど。少しくらいは病んでるほうがね。実は健全と言うか、全うだと思うんだけどなぁ・・・

病んでいるのは。
誰なんだろうか。
どっちなんだろうか。
もう。何だか。
分からなくなってきた。

いまの。
この。
社会の。世界の。
状況に。情勢に。
暗い明日の到来を。

予感するのがおかしいのか。
安穏としていられるのがおかしいのか。
どっちなんだろう。
ねぇ。
どう思う?どう感じる?

何かが。
決壊してしまってないか。
暴走して止められなくなってないか。
その事実が。
聞えないか?見えないか?

病んでいるのは・・・

それでも。
未だ。
諦めずにいられるのと。
もう。
匙を投げてしまうのと。

違和感が。
暗い確信に。
変わろうとしている。
いまこの時に。
どうしたらいいと言うのだろう。

病んでいるのは。
誰なんだろうか。
どっちなんだろうか。
もう。何だか。
分からなくなってきた。

それでも。
自分を失わずに。
自分の意志に。
それ以外には。
従いたくないと。

何ものにも。
支配などされてたまるかと。
もがき。足掻き。
何とか。かんとか。
絶望する寸前で踏み止まろうとしている。

病んでいるのは・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/03 Sun *見つかるかな / Otis Clay

20140803gottofindaway


そろそろ。
この先。
どうするか。
考えないとな。
見当つけとかないとな。

いや。
考えてはいるんだけど。
根無し草だからな。
なるように。
なるだろうと。

いつも。
そこで。
思考停止して。
そこで。
終わってるんだけど。

なるように。
なるにしても。
どう。
なるようにするのか。
そろそろ目途ぐらいはね。

『Got To Find A Way』'79年リリース。
日本のソウル・ファンの心の故郷、オーティス・クレイ。
副題にザ・ビギニングと記されている様に。その初録音を含む。
'60年代、ハイに移籍する前のシカゴ時代の音源を集めた日本編集アルバム。
ライナーによると以前から企画はあったみたいですが。
何と言っても。'78年の伝説のライヴ。それにより一気に盛り上がって話が進んだのかなと。
盛り上ったのはファンと、P-VINEの日本側だけでは無くて。
クレイ本人も盛り上がって。未発表音源の中からこのアルバムに収録するナンバーを自ら選曲したと。
ここら辺りにも。O.V.ライトの代役での急遽の来日にも関わらず全身全霊、渾身のライヴをやって。
日本のソウル・ファンを感涙させたと言うクレイの男気、律儀な面を感じて。それだけで嬉しくなります。
とにかく熱く激しく。まさに烈火の如くの歌声、咆哮で迫ってくるクレイです。
汗も唾も飛び散ります。スロー・バラードを丁寧に歌い上げる技巧も持ち合わせていますが。
やはりアップ・テンポのジャンプ・ナンバーでのグイグイ押してくる、その乗りこそがクレイの魅力かな。
何でもクレイはその背景がゴスペルではなくブルースだったと言うことで。
その辺りが例えばサザン・ソウルのシンガー達とはまた違う輝きを放っているってところですかね。
しかも。ブルースの本場シカゴでの録音ですからね。その水も合ってたんでしょうね。
ここで。シカゴで。自らの進む道を見つけて。やがてハイで大きく花開かせたクレイです。
その若き日の姿。その熱さに震えると共に。ハイ以降も変わることの無い屋台骨の太さも感じさせられます。

そろそろ。
この先。
どうしてくか。
考えないとな。
見当くらいつけないとな。

いや。
考えてもいるんだけど。
能天気だからな。
なるようにしか。
ならないと。

いつも。
そこで。
思考停止させて。
そこで。
終わらせてるんだけど。

なるようにしか。
ならないにしても。
どう。
なるようになるのか。
そろそろ目途ぐらいはね。

まぁ。
考えが。
思いが。
あるっちゃ。
あるけど。

それとは。
別に。
自分の。
やってきたこと。
やれること。

それも。
あるからな。
それが。
折り合うのか。
落ち着くのか。

土台は。
屋台骨は。
そいつは。
今更。
変わりゃしないしな。

見つかるかな。

まぁ。
なるように。
なる。
なるようにしか。
ならない。

なんだけどね。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/02 Sat *微睡み / Blue Magic

20140802bluemagic


微睡み。
微睡みの中。
ふんわり。
ぼんやり。
時の流れの外側で。

今朝はこのまま。
否。
せめて夕方まで。
このままで。
時の流れなど忘れて。

予定?
それは未定。
計画?
それは延期。
未だ時は十分にある。

そう。
悪いけど。
今日の予定、計画。
それは余興みたいなもの。
焦るほどのこともない。

『Blue Magic』'74年リリース。
フィリー・ソウルを代表するブルー・マジック。
フィラデルフィアのシグマ・スタジオで録音された1stアルバム。
何とも甘く夢見心地にさせてくれるリード・ヴォーカルと見事なコーラス。
これぞ”甘茶系”の最高峰と言ってもいいのかな。
とにかく。まぁ、聴いてると。ほんとに夢見心地になって。そのうちほんとに夢の中と。
堪らんなぁ。これほど見事に微睡みに誘ってくれるアルバムもそうはないんじゃないかな。
そして。ブルー・マジックの素晴らしいところはただ甘いだけじゃないところで。
アップ・テンポのナンバー、ダンサーでは甘いながらもビシッと決めてくれるところ。
その辺りも見事なんですよね。甘くても決してなんだろうな、べとつかないと言うか。
人工甘味料では無いんだよな。そこがスタイリスティックス辺りとの違いかな。
スタイリスティックスのべとべとした下世話さも。あれはあれで魅力的ですけどね。
A面の頭の「Sideshow」の甘く夢見心地ながらも決まってるところ。
おそらくその辺りがストーンズがアルバムに参加を要請した決め手になったのかなとも思います。
あまりにも「Sideshow」が素晴らし過ぎて。他のナンバーが霞んでしまうくらいで。余興だなんてとんでもないと。
バックを務めてるのがMFSBの面々で。流石はフィリー・ソウルの総本山シグマ・スタジオを支え続けた。
その力量を遺憾なく発揮していて。その演奏の素晴らしさも。このアルバムを特別なものにしてるかな。

微睡み。
微睡みの中。
うとうと。
ごろごろ。
時の流れの知らぬところで。

今日ははこのまま。
否。
こうなったら明日の朝まで。
このままで。
時の流れなど止めて。

予定?
あったっけ。
計画?
そうだっけ。
時はいつでも作れる。

そう。
申し訳ないが。
今日の予定、計画。
それは余興程度のこと。
慌てるほどのこともない。

微睡み。
微睡みの中。
甘く。甘く。
そのままで。
埋もれてしまおう。

微睡み。
微睡みの中。
甘く。甘く。
そのままで。
溺れてしまおう。

余興なら。
明日でも。
明後日でも。
来週でも。
いつでも披露できるから。

微睡み。
微睡みの中・・・
うん?
はい?
う~ん。仕方ないなぁ。

もう。
こんな時間じゃん。
日も暮れてるし。
今から?
今からですか。

まぁ。
いいか。
余興なら。
微睡みの。
余韻の中でも余裕・・・かな(笑)。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/08/01 Fri *他人の褌 / Percy Sledge

20140801thepercysledgeway


まぁ。
偶には。
拘らずに。
他人の言うことに。
耳を傾けて。

他人の。
やり方を。
色んな。
やり方を。
試してみるのも。

いいのかな。
何かが見えれば。
何かに気づかされれば。
儲けもんだし。
そうでなくても。

気分転換。
いい暇潰し。
その程度に。
なるだけでも。
悪くは無いのかもしれないな。

『The Percy Sledge Way』'67年リリース。
パーシー・スレッジの3枚目となるアルバム。
「When A Man Loves A Woman」の大ヒットで華々しくデビューしたスレッジ。
ところが。その後はなかなかヒット曲に恵まれなくて。
苦肉の策だったのか。3枚目にして全曲他人のカヴァーに挑戦しています。
本人の意思か、レコード会社の策略か。後者だろうなぁ。
スレッジって。なんかとても純朴で優しい人みたいなので。あぁ、いいですよみたいな。
それでも意地もあったんだろうけど。そこはグッと堪えたのかな。
また選曲が「You Send Me」とか「I've Been Loving You Too Long (To Stop Now)」とか。
「Tell L It Like It Is」とか「Just Out Of Reach」とか。有名曲ばかりで。
それをスレッジの色に染め変えられているかと言うと。そこまで灰汁は強くないので。
なんかね。あぁ、どこかで聴いたなぁ、いい曲だなぁで終わってしまいかねない・・・
実際にね。そんな感じで捉えられちゃったんじゃないかなと思うんですけどね。
スレッジって。とにかく歌声が温かくて優しくて。そこがなんとも魅力的なんですけど。
押しの強さとかは無い人なので。一発で強烈なインパクトを残すタイプじゃなくて。こう、じわっとねくるんです。
そうそう。なんかリズム感もいま一つなのか。アップ・テンポのナンバーが弱いってのもあるし。
で、実は。このアルバムにはアップ・テンポのナンバーが1曲も入って無いんですよね。
だからね。他人の褌で相撲を取ってみて。あぁ、やっぱり。自分には自分の闘い方、歌い方があるんだと。
恐らくは多少の焦りや迷いもあったスレッジがそれを吹っ切ったアルバム。そう考えるとね。味わい深いかな。

まぁ。
時には。
片意地張らずに。
他人の言うことも。
聞いてみて。

他人の。
考え方を。
色んな。
考え方を。
なぞってみるのも。

いいのかな。
何かが感じられば。
何かに触れられれば。
儲けもんだし。
そうでなくても。

気分転換。
いい暇潰し。
その程度で。
試してみるのも。
悪くは無いのかもしれないな。

他人の褌。
今更。
それを締めたところで。
馴染む訳も無い。
そうなんだ。

それは。
百も承知だけど。
出稽古ついでに。
ちょいと拝借。
そんな程度で。

一旦。
自分から。
拘りから。片意地から。
離れてみるのも。
悪くは無いのかもしれないな。

まぁ。
それでも。
結局。
戻ってきてしまうことは。
予想がつく・・・確実なんだけど。

他人の褌。
試すだけでも。
試してみるか。
気分転換。
いいい暇つぶしにはなるだろうしね。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/07/31 Thu *歌を忘れた / Otis Redding

20140731otisreddingsingssoul


疑問を感じてしまったからか。

今まで。
何の疑いもなく。
信じていたものに。
ある日。突然。
些細なことから。
疑いを感じて。

日増しに。
深まり。
否定しても。
し切れずに。
確信に近くなり。

途端に。
昨日までしてきたこと。
昨日までやってきたこと。
やろうとしても。
出来なくなってしまって。

歌を忘れた。
カナリアの如くに。
心も声も沈黙し。
どうしていいのか。
分からずにただ枝に止まっている。

『Otis Redding Sings Soul』'69年リリース。
オーティス・レディングの日本で独自に編集されたアルバム。
当時は未だオーティスのオリジナル・アルバム総てが日本で発売されたいたわけではなく。
日本では発売されてなかったナンバーを中心に12曲が収録されています。
特に他のシンガーのナンバーをカヴァーしたものが多く。聴き比べてオーティスの偉大さを認識してもらおう。
そんな意図の下に企画、編集されたアルバムであることがライナーにも明記されています。
今となっては総てのナンバーが日本でもオリジナル・アルバムで聴けるのですが。
そうか。こういった聴き方もできるかと。かえって今の時点で針を落とすと新鮮に感じられるかもです。
先ず素晴らしいなと思うのは。このイラストのジャケット。実に見事にオーティス、その人を捉えているなと。
貫禄と哀愁を同時に漂わせていたオーティス、その人そのものです。眺めているだけで歌声が聴こえます。
オーティスって僅か数年しか活動してなくて。しかも20代前半~半ばなんですよね。信じられないけど。
あの歌声で、あの貫禄で。20代って。あり得ないでしょうと。それこそがオーティスも選ばれた人だった証だと。
あの歌声に、あの貫禄。あの顔で迫ってくる迫力、滲み出る哀愁。ソウルを歌う為に選ばれた人だったんです。
例えば。サム・クックみたいに端正な顔立ちだったら。オーティスだってポピュラーを歌ってたかもしれない。
でもそれが出来なかったんですよ。それを許されなかったんですよ。ソウルを歌う為だけに生まれてきたんだな。
貶してるわけでなく。サムとの優劣を語ってるわけでもなく。それこそがオーティスの魅力だったんだとね。
だから手術で“あの声”を失いかけた時には苦悩しただろうし。それでも歌い続けたんだから。
生きていたら今でもソウルを歌い続けてると。そう信じて疑わないんですよね。疑う余地が無いんだもの。

間違いに気づいてしまったからか。

今まで。
何も考えずに。
歩いてきた道に。
ある日。突然。
些細なことから。
違和感を感じて。

日増しに。
深まり。
忘れようとしても。
忘れられずに。
確信だと思えてきて。

途端に。
今日ま歩んできた道。
明日からも歩もうとしていた道。
歩こうにも。
踏み出せなくなってしまって。

歌を忘れた。
カナリアの如くに。
心も体も凝固し。
どうしていいのか。
分からずにただ枝に掴まっている。

自分の歌に。
疑いを感じてしまったら。
歌ってきたことが。
間違いだと思ってしまったら。
それで。

もう。
歌えない。
声は出せても。
振りは出来ても。
それは自分の歌じゃない。

疑いが。
消える日がくるのか。
間違いじゃないと。
思い直せる日がくるのか。
もう一度歌える日がくるのか。

わからない。
疑いは深まり。
間違いだとの声が大きくなり。
ただただ。今は。
固まり、掴まってる。

歌を忘れた。
否、歌を忘れたい。
でも。
そうなんだ。
わかってはいるんだ。

どんなに。
疑おうと。
間違っていようと。
自分には。
この歌しか歌えないであろうことも・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/07/30 Wed *何処へ流れゆく / Solomon Burke

20140730proudmary_2


何処へ。
何処へ流れゆく。
この河に。
乗り出して。
何処へと向かう。

今は。
未だ。
行き先など。
見えてこない。
思いもつかない。

ただ。
何かを。
答えを。
求めて。
流れに乗りだした。

揺れながら。
流れて。
進んで。
時に。
寄港しながら。

何処へ流れゆく。

『Proud Mary』'69年リリース。
ソロモン・バークのベル・レコード移籍第一弾となったアルバム。
心機一転とばかりに。アラバマはマッスル・ショールズに足を運んでの録音。
子供の頃から教会で説教師を務め、十代になる前にラジオ番組も持っていたバークです。
ゴスペルの何たるかを骨の髄まで知っている、そのバークが南部に向かい。
その熱い声で歌い上げる。何故アトランティック時代にその機会が無かったのかは謎ですが。
真正面から歌い上げるバーク。真正面から受け止めるマッスル・ショールズの強者達。
これで強力なソウル・アルバムが出来上がらない筈もありません。
自らの新たな船出になぞらえたのか。CCRのカヴァーである「Proud Mary」をタイトルに冠して。
A面の頭でその語りとと共に。熱く歌い上げています。アイク&ティナとはまた異なる。
その熱くも、自然な乗りに。意気込みながらも、余裕を持った船出を感じさせます。
続けて。オーティス・レディングの「These Arms Of Mine」を深く温かく歌い上げていて。
もう。この2曲だけで。バークの新しい船出が上手くいったこと。バークの歌声は何も変わっていないこと。
その事が確信されるのです。「These Arms Of Mine」はオーティスへの追悼でもあったのかな・・・
ところが。このアルバムのみで。バークは二度とマッスル・ショールズで録音してないんですよね。
これだけ抜群の相性だったのにも関わらず。何か契約上の問題でもあったのか。
それともバークには、他の目的地があって。たまたま気紛れに寄港してみただけだったのか。
いずれにせよ。この後は商業的成功からは見放されてしまったバークです。
マッスル・ショールズとの絆が続いていたのなら。どうなっていたのかと。どうしても考えてしまうんですよね・・・

何処へ。
何処へ辿り着く。
この河の。
流れに乗って。
何処を目指すのか。

今は。
未だ。
行き先など。
考えられない。
浮かびもしない。

ただ。
何かを。
変えたくて。
変わらなければと。
流れに乗りだした。

揺れながら。
流れながら。
進みながら。
時に。
寄港して下り立って。

何処へ流れゆく。

流れのままか。
漕いで加速するのか。
掉さして減速するのか。
舵を切って方向を変えるのか。
それすらも見えてない。わからない。

ただ。
今のまま。
此処に立ち尽くしていても。
答えは出ない。
変われない。
ならば。

河が。
何処へ向かっていようと。
分からなくても。
乗り出して。漕ぎ出して。
流れに乗ってみよう。

何処へ流れゆく。

いずれ、見えてくるだろう。
いずれ、わかるだろう・・・いずれね。



web拍手 by FC2

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2014年7月 | トップページ | 2014年10月 »