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2014/10/10 Fri *救い / Bob Marley & The Wailers

20141010uprising


誰もが。
同じではなく。
誰もが。
気づいてるわけでもなく。
なんだろうな。

でも。
誰もが。
完璧ではなく。
誰もが。
完全無欠でもなく。

揺れてて。
動いてて。
これでいいのかとか。
疑問を胸に秘めていたり。
それでも。今日はある。

だから。
自ら。
動いて。
歩いて。
声を上げて。

救いを求めて。

『Uprising』'80年リリース。
ボヴ・マーリー生前最後となったアルバム。
今では何だか未発表曲集やら何やらがいっぱい出回ってますが。
正真正銘。これがマーリーの最後のアルバムなのです。
そして。B面ラストに収められた「Redemption Song」がマーリーの最後の歌なのです。
マーリーがどこまで自分の死期を悟っていたかはわかりませんが。
このアルバム、そして「Redemption Song」こそがマーリーからの最後のメッセージなのです。
自らのアコギ一本で弾き語られるこの「Redemption Song」を何故最後にもってきたのか。
何故、最後に歌ったのか。あらゆる抑圧、あらゆるものへの隷属。
それを成し遂げるには先ず自らの精神の抑圧、精神への隷属。それを解き放てと。
そして。それができるのは、それを行えるのは自分でしかないと静かに語りかける様に歌うマーリー。
今までマーリーが露わにしてきた怒り、憤り、不満。闘ってきた社会のシステムに対する咆哮。
それらに比較してこのアルバムはあまりに静かで。故にあまりにも剥き出しで。
怒りを持って闘うなら、そして闘って救いを求めるなら。先ずは自らに勝たねばならないと。
恐らく。マーリーはその事き気づき。それを最後のメッセージとして。敢えて静かに語りかけたのだと。
救いを求める人々に崇められ、祀り上げられ。でも死を前にしたら。何も変わってないじゃないかと。
そのことに絶望し、愕然としたマーリーは。故に最後に救いを差し出し、遺していったのだと。
俺が歌ってきたのは救いの歌なんだと。そしてこれからは皆で歌ってくれと。一緒に歌ってくれと。
そう。だから。俺達はまだまだ歌わなきゃならない、歌い続けなきゃならない。自分を救い、誰かを救う為にね。

誰もが。
同じでなくていい。
いつでも。
一緒でいなくてもいい。
そうなんだよ。

そう。
誰もが。
無敵ではなく。
誰もが。
清廉潔白でもなく。

揺れ動き。
慄いて。
このままでいいんだっけと。
疑問が胸から溢れそうになったり。
それでも。今日はある。明日も来る。

だから。
自ら。
動いて。
歩いて。
声を上げて。

救いを求めて。

先ずは。
自分の胸を開いて。
声にして。言葉にして。
描いて。創って。
歌うんだ。

きっと。
誰かも胸を開いて。
声にして。言葉にして。
描いて。創って。
歌ってる。

聴こえたなら。
届いたなら。
ぎこちなくていい。
乾杯でもして。
手を取って。

自分と誰かで。
歌うんだ。
そうしたら。どこかで。
誰かと誰かも。
歌ってる。

その。
歌声が大きくなれば。
救われる。
歌声が広がれば。
救われる。

救い。

諦めずに。
求めよう。
手にしよう。
自分達の歌声で。
救いの歌声で。

救い。

諦めずに。
歌おう。
歌い続けよう。
自分達の歌声で。
救いの歌を。



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