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2014/10/21 Tue *鳴り止まぬ限り / Led Zeppelin

20141021thesongremainssameukorg


浅く。
漂い。
深く。
沈み。
再び浮き上がり。

潮の流れのままに。
漂うだけ。
凪が来れば。
其処に止まり。
揺られている。

渦が起これば。
巻き込まれて。
中心へと。
落ちていき。
深く。深く。

渦が収まれば。
弾き出されて。
ゆっくりと。
意思もなく。浮き上がり。
再び。漂うだけ。

実のところ。
浅いのか。深いのか。
明るいのか。暗いのか。
それすらも。判然とせず。
同じ渦の中を繰り返し。

『The Song Remains The Same』'76年リリース。
同名映画のサウンド・トラック盤として制作されたレッド・ツェッペリンの2枚組ライヴ・アルバム。
'73年のマディソン・スクエア・ガーデンでの3日間の公演で収録され選曲されています。
映画の編集、公開が遅れた為に。このアルバムも収録されてから3年後のリリースとなって。
しかも映画とは収録曲が異なっていたり。別の日のテイクが収録されていたりと。
当時からあまり評判は良くなかった記憶があるのですが。全英1位、全米2位を獲得していて。
流石はレッド・ツェッペリンの底力を証明する結果となっています。
まぁ、何と言っても。当時はツェッペリン唯一の公式なライヴ・アルバムでしたからね。
それだけ期待感も高かったんだろうなと。確かに。オーヴァーダビング等はしてないらしく。
もし、それが本当であればとんでもないバンド、とんでもないライヴだったんだなと。震えが来ます。
A面頭の「Rock and Roll」のカッコ良さ。性急な「The Song Remains The Same」から静の「Rain Song」への転換。
完成度ではオリジナルに敵わないものの。希望の歌ですと歌いだされる「Stairway To Heaven」の神々しさ。
これはね。掛け値なしで凄いんですよ。映画はね。ジミー・ペイジの趣味かやたら抽象的なシーンが多くて。
どうにも退屈で凡庸な印象しか残って無いんですけどね。あの映画のせいで割を食ってるかな。
(まぁ、「Moby Dick」は映像が無いと辛いんですけどね。いくらジョン・ボーナムが凄くてもねぇ・・・)
今となっては曲数を増やしたこのアルバムの改訂版を始めとして。オフィシャルで他のライヴも出回って。
相対的に価値は下がってしまった感は否めませんが。やっぱりね。初めて聴いたツェッペリンのライヴなので。
この2枚組アルバムがやっぱり一番愛着があるかなぁ。英国オリジナル盤の音質も素晴らしいですし。

浅く。
夢見て。
深く。
夢に引き摺り込まれて。
もがき。諦め。覚醒し。

夢の余韻のままに。
彷徨い続ける。
凪を感じれば。
徐々に覚醒しながらも。
揺らいでいる。

渦を起こすもの。
探すことも儘ならず。
薄闇の中。
払いもせずに。
ぼんやりと。半眼にて。

夢が霧散すれば。
放り出されて。
ゆっくりと。
意思もなく。起き上がり。
ただ。彷徨うだけ。

実のところ。
夢なのか。現なのか。
見えているのか。見えていないのか。
それすらも。判然とさせず。
同じ夢の中を繰り返し。

何処から。
入った。
何処から。
出ていく。
判然とせず。

何処から。
来た。
何処から。
去りゆく。
判然とさせず。

同じ渦の中。
同じ夢の中。
もがくことも。
撥ね退けることも。
忘れたが如く。

繰り返し。
繰り返す。
回り。回し。
手を伸ばすことも忘れ。

それでも。

そう。
あの。
音が。
あの。
歌が。

鳴り止まぬ限り。

微かな灯りを。
僅かな糸を。
繋ぎ止めようとする何かを。
それでも。
心の端で探している。

鳴り止まぬ限り。



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