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2014/10/25 Sat *いてほしい / Ligntnin' Hopkins

20141025lightninsamhopkins


こうして。
楽しく。
和やかな。
時間を。
過ごしていても。

そうして。
楽しく。
和やかに。
会話が。
弾んでいても。

ふと。
思いだしてしまう。
ふと。
懐かしくなってしまう。
それじゃ、駄目なんだと。

いつまでも。
頼りにしていては。
懐かしがっていては。
いけないのだと。
わかっていても。

いてほしい。

『Lightnin' Sam Hopkins』'62年リリース。
ライトニン・ホプキンスのアーフリー移籍後初となるアルバム。
なんでもアーフリーのオーナーがライトニンの熱烈なファンだったとかで。
制作にも相当に気合が入っていて。ライトニンの希望に応じて環境を整えて。
馴染だったリズム・セクションも強引にスタジオに呼んだのだとか。
(『Mojo Hand』制作時の様にスタジオに艶っぽい女性を呼んだかは定かではありませんが・・・)
このアルバムの凄いところは所謂“再発見”後のライトニンに初めてエレキを弾かせてるところで。
当時のフォーク・ブルース・ブームに便乗してフォーク・ブルースの枠の中に収められそうだったライトニン。
まぁ、収まる訳も無いんですけどね。その枠をぶっ壊すのに相応しい武器を与えたんですね。
そうして解放され自由を手にしたライトニンです。もう恐いもの無しです。
リラックスしたんでしょうね。そのギターも歌声もテンション高く、自由奔放に暴れてます。
特にスロー・ブルースにおいては破壊的ですらあります。恐ろしい、否、素晴らしい。
(これはやっぱりスタジオの中に艶っぽい女性もいたに違いない・・・)
スローなのに、スローが故に。ドロドロで。デロデロで。攻撃的ですらある。
やはり、ライトニンはこうでないとね。あまりにも灰汁が強く、あまりにもダーティ。その存在感の強さ。
でも。恐らくはそれがライトニンが過ごしてきた日常であり、それゆえに身についたブルースの強さ、魅力かな。
あまりにもアルバムの数が多すぎるライトニンですが。再発見後では『Mojo Hand』と共に必聴かな。

こうして。
楽しく。
和やかな。
時間を。
過ごせば過ごすほど。

そうして。
楽しく。
和やかに。
会話が。
弾めば弾むほど。

ふと。
その気配を感じてしまう。
ふと。
その存在を感じてしまう。
それじゃ、駄目なんだと。

いつまでも。
頼りにしていても。
懐かしがっていても。
もう。無理なのだと。
わかっていても。

いてほしい。

いるだけで。
偶に。
一言発するだけで。
皆を何得させられた。
皆が納得させられた。

誰もが。
例え逆らっていても。
それを望んでいた。
落としどころを求めてた。
その存在を頼りにしてた。好きだった。

いてほしい。

あぁ。
そうなんだ。
いまこそ。
いてほしいんだ。
でも。そう。そうなんだよな。

代わりには。
なれない。
なれるわけもない。
でも。
いざとなれば。リングには上ろう。

だから。
いてほしい。
まぁ。
そうだな。
見ててほしいんだ。



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