« 2014/11/04 Tue *今のところは / The Rumour | トップページ | 2014/11/07 Fri *偶には / Roosevelt Sykes »

2014/11/06 Thu *一人、独り / John Lee Hooker

20141106johnleehookeralone


一人。
どうしようもなく。
一人。
ひしひしと。
染み入る様に一人。

まぁ。
そんなことは。
当然で。
遥か昔に。
知ってはいたけど。

一人。
どこにいても。
一人。
どうしても。なにをしても。
一人。

それが。
何故。
今頃。
これほど。
感じられるのか。

『Alone』'70年リリース。
ジョン・リー・フッカーの'48年~'51年までの録音から編集されたアルバム。
2001年に亡くなるまで。精力的に活動を続け膨大な量の録音を遺したジョン・リーですが。
やはり全盛期、最も凄味があったのは'50年代前半、特に'51年までと言われているので。
その点ではまさにど真ん中。これ以上は無い時期のジョン・リーが聴けるアルバムかなと。
録音当時はお蔵入りとなっていた音源がこの時期に複数のレーベルに売却されて。
それぞれのレーベルでアルバムとして編集され、遺されたことは。今考えると本当に幸運だったなと。
さて。一人。ギターを弾き。足を踏み鳴らし。吠え、唸るジョン・リー。その迫力、その存在感。
これ本当に一人で演奏ってんのかよと。否、これだけの凄みがあったら一人でしか出来ないよなとか。
とにもかくにも。ジョン・リーもまた傑物であったことが針を落とした瞬間にわかるアルバムなのです。
録音状態の良さもあって。妙に生々しく迫ってきて。それだけでも震えがくる程なので。
デトロイトの道端、交差点で。生でこのジョン・リーに接した人達がどれ程ぶっ飛んだかなと想像すると・・・
因みに。来日した時に。渋谷のスクランブル交差点で一か所にこれだけの人間がいるのは初めて見たと。
そう呟いて絶句してたと言うエピソードもあるジョン・リーです。そこで演奏したら凄いことになったろうなぁ。
それにしても。くどいですけど。一人ですからね。一人だけど。間違いなく聴く者を踊らせてしまうだろうなと。
それ程に。ジョン・リーのギター&フットスタンピング、そして歌声が生み出すブギーは強烈で。
おそらくは。路上で一人で。独りで。聴衆と向き合ってきた。その経験から生み出されたものなんだろうなと。
このアルバムでも「Boogie Chilen #2」とか演ってますが。多勢を相手にした時こそ強味を発揮するんだなと。

独り。
どうしようもなく。
独り。
しんしんと。
降り積もる様に一人。

まぁ。
そんなことは。
普通で。
遥か昔から。
慣れ親しんでははいたけど。

独り。
どこにいようが。
独り。
なにをしても。なにもしなくても。
独り。

それが。
何故。
今更。
これほど。
つまされるのか。

一人で。
独り。
独りで。
一人。
一人、独り。

一人ゆえの。
自由。
独りゆえの。
強さ。
そんなものもあるのだが。

今は。
それが。
一人ゆえに。独りゆえの。
失われている。
出てこないでいる。

一人で。
独り。
独りで。
一人。
一人、独り。



web拍手 by FC2

|

« 2014/11/04 Tue *今のところは / The Rumour | トップページ | 2014/11/07 Fri *偶には / Roosevelt Sykes »

003 Blues,Rhythm & Blues」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/60634567

この記事へのトラックバック一覧です: 2014/11/06 Thu *一人、独り / John Lee Hooker:

« 2014/11/04 Tue *今のところは / The Rumour | トップページ | 2014/11/07 Fri *偶には / Roosevelt Sykes »