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2014/11/09 Sun *されど / Jimmy Reed

20141109taintnobigthingbutheis


大したことじゃない。
別に。
俺だけじゃなく。
誰にでもあること。
そんなとこ。

上がり目もあれば。
下がり目になることもある。
浮くこともあれば。
沈むこともある。
そんなとこ。

勝ちもすれば。
負けもする。
当りもすれば。
外れちまうこともある。
そんなとこ。

いいんだよ。
そんなことは。
気にする必要もないよな。
ただ。
大事な事が一つある。

『T'aint No Big Thing But He Is...』'63年リリース。
ジミー・リードの6枚目だか7枚目だかのオリジナル・アルバム。
A面頭にあの「Shame Shame」が収録されていて。
ストーンズはこのアルバムを聴いて「Little By Little」を作ったのかなとか。
まぁ、そんな想像を勝手にするのもこの時代のブルースを聴く楽しみの一つかな。
さて。その(一般的には「Shame Shame Shame」なんですけど。アルバム表記による)「Shame Shame」の。
そのどこか垢抜けないんだけどポップな感じ。弾むんだけどどこか緩い感じ。
アルバム全編に渡って。徹頭徹尾その色で染め上げられています。スロー・ブルースもあるにはありますが。
このレイジーなんだけどポップなところ。それがこのアルバムに限らないリードの個性で。
殆どどのアルバム聴いても同じ味わいなんですよね。確かになぁ、妙に心地良いんですよねぇ。
ギタリストであるリードですけど。ブルース・ハープも吹いていて。リードは殆どブルース・ハープ。
そんなリードを支え続けたのがサイド・ギターのエディ・テイラーで。ブルース界屈指の名コンビですね。
リードのとぼけた歌声と味わい深いブルース・ハープ。テイラーの着実なバッキング。相性抜群なんだよな。
リードはデビューしてから'60年代半ばまでに20曲近くをビルボードのR&Bチャートに送り込んでいて。
中にはポップ・チャートに入ったナンバーもあるヒット・メイカーでもあって。
そのスタイルが如何に愛されていたか。どこか垢抜けない、どこか緩い。その感じが。
多くの人達を踊らせていたんだろうなと。このビートはリードならではのもので。永遠に愛されるだろうなと。
大酒のみで。歌詞を忘れてスタジオでは奥さんが耳元で囁いたり(それがそのまま録音されてたり)。
果てはステージでも歌詞を忘れて観客が大合唱して助けられたりと。そんなリードだからいいんだろうな。

大したことじゃない。
別に。
俺だけじゃなく。
誰でもやってること。
そんなとこ。

ガンガンやりもすれば。
なんか全然乗らなかったり。
次から次へと浮かぶこともあれば。
なんいも出てこなかったり。
そんなとこ。

想像以上に受け入れられることもあれば。
まるっきり拒絶されたり。
ビシッと当てて決められれば。
詰めが甘いのかひっくり返されたり。
そんなとこ。

いいんだよ。
そんなことは。
気にしてもしかたない。
ただ。
大事な事が一つある。

どんな時も。
やってるのは。
誰かってこと。
それは。
他の誰でもないだろう。

どんなことも。
やってるのは。
誰かってこと。
それも。
他の誰でもないだろう。

舞台がどこであれ。
相手が誰であれ。
時がいつであれ。
そんなことは。
大したことじゃない。

されど。
忘れちゃならない。
外しちゃならない。
ただひとつ。
自分でなきゃ駄目だってこと。

されど。
そいつが大切なんだよな。



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