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2014/11/14 Fri *木々が色づき / James Gang

20141114miami


木々が色づき。
空は低く垂れこめ。
吐く息も白く。
冷たい朝。
寒い一日。

冬生まれのせいか。
冷たいのも。
寒いのも。
嫌いじゃないし。
苦にはならないけど。

低い空。
灰色の雲。
そぼ降る雨。
流石に。
少し気が滅入るかな。

何処か。
遠くの。
青い空の。
下へでも。
行ってみたくもなるかな。

『Miami』'74年リリース。
ジェームス・ギャングのラスト・アルバム。
前作から参加したトミー・ボーリンにとっては2枚目のアルバム。
一説によればこの頃には既にバンド内部はガタガタで。
ベーシスト不在で。ボーリンがベースを弾いているらしいって話も。
まぁ、なんにしろバンドとしては末期状態だったんでしょうが。
そんなことにはお構いなしにボーリンは八面六臂の大活躍で。
全9曲、総てのソング・ライティングに関わってるし。
当然のことながら自由自在にギターを弾きまくっています。
結構曲調はバラエティに富んでいるのですが。どのナンバーでも。
そのカラーを決めているのはボーリンの流麗で多彩なフレーズだったりします。
ボーリンのギターってのは。その人柄もあるのか。陽性なんですよね。
だからか。バラードとかでも。何だろう、ホッとさせてくれる温かさがあって。
その音色は暖色の万華鏡みたいな感じかな。聴いてると解放されるんですよね。
マイアミの青い空と青い海の色ってところかな(行ったこと無いけど)。
そんなボーリンに触発されてかヴォーカリストも頑張ってるんで。なかなかの良盤です。
しかし。ジェームス・ギャングは解散。ボーリンは傑作ソロ・アルバム『Teaser』を作成し。
何とディープ・パープルに加入。ファンキーなフレーズを聴かせるも。パープルも解散。
そして僅か25歳で薬物の過剰摂取で夭折してしまうと・・・勿体ないなぁ。
本当にね。このアルバムでも自由気儘で伸びやかで。そして繊細なギターがね、輝いているんだよなぁ。

木々が色づき。
空は低く垂れこめ。
吐く息も白く。
冷たい風の中。
寒い街角。

冬生まれのせいか。
冷たいのも。
寒いのも。
嫌いじゃないし。
冬の気配は好きではあるけど。

重い空。
灰色の街。
俯き加減の人々。
流石に。
少し心が凍えるかな。

何処か。
遠くの。
青い空の。
下へでも。
行ってみたくもなるよな。

常夏の。
青い空。
青い海。
その下で。
その側で。

寝そべりながら。
あぁ。
そう言えば。
何処かの国は。
冬なんだっけ。

なんて。
微睡みながら。
思いだして。
直ぐに忘れて。
陽の光に目を細めて。

青い空の下で。
奏でられる。
暖色のギターを。
聴きながら。
何処までも解放される。

木々が色づき。
空が低く垂れこめる。
そんな日には。
そんな白日夢に。
暫く身を委ねてみたくもなるのです。



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