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2014/11/24 Mon *豊光の先へ / Queen

20141124queenlivekillersukorg


豊かで。
眩い。
光を。
纏い。
放ちながら。

更に。
その先へと。
向かう。
それが。
総て。

望んだものだったのか。
望まれたが故だったのか。
今となっては。
知る術もなく。
ただ遺されたのは。

豊かで。
眩く。
気高く。
しかし。
哀しみの滲むその光跡だけ。

『Live Killers』'79年リリース。
クイーンにとって初のライヴ・アルバム。
2枚組に渡って初期から中期までのヒット曲、代表曲がこれでもかと。
因みに日本盤は鮮やかなレッドとグリーンのカラー・レコードが話題を呼びましたが。
英国オリジナル盤は通常のブラック・ヴィニールでプレスされています。
1stアルバムから『Jazz』までのアルバムから選曲されていて。
その意味ではベスト・アルバム的な意味も帯びていたのだと思われます。
'79年の欧州ツアーの音源から編集されていて。数曲カットされらのみでほぼ完全収録。
同年に行われた日本公演もほぼ同じ選曲、曲順だったとのことです。
いきなり「We Will Rock You」のロック・ヴァージョンで始まるのがカッコ良くて。
今でも、このロック・ヴァージョンには思い入れがあったりもします。
ジャケットにもある様に大量のバリライトを用いたステージもカラフルで豪華なもので。
どこかに。メンバーの中でも一区切り、あるいは集大成的な意識があったのかも知れません。
実際に翌年にリリースされる『The Game』から音楽性が大きく変化しているので。
特に、そのルックスの変貌でもファンを驚かせることになるフレディには何か覚悟があったのかも。
このアルバムを聴いていると。ライヴ故のラフさはあるものの。その完成度は高く。
中期のクイーンは既に。やりたいこと、やえることをやり切って飽和状態にあったのかなと。
初期の3枚のアルバムと、当時のライヴだけでもブリティシュ・ハード・ロック史に名を刻んだであろうと。
そこから、更に世界を拡げて「Bohemian Rhapsody」に辿り着いたら。普通はそこで終わりかなと。
それでも。更なる光を放ち続けようと。何処までも光を身に纏いその中心に居続けようとした。
勿論、ファンに求められている意識もあったでしょうが。こと、フレディに関しては。
常にそうあらなければならない。独自の世界を切り拓きつつ、スターでい続けねばならない。
そんな業を背負って。光を放ち続け、光と共に去って行ったのかなと。そんな感傷的な気分にもさせられます。

圧倒的で。
華やかな。
光を。
纏い。
放ちながら。

更に。
その向うを。
目指す。
それが。
総て。

自らの意志によるものだったのか。
使命感に駆られてもいたのか。
今となっては。
考えても詮無く。
ただ遺されたのは。

圧倒的で。
華やかで。
誇り高く。
しかし。
寂しさの滲むその航跡だけ。

生まれた時からの。
天命に殉じたのか。
自ら育んだ。
宿命を全うしたのか。
いずれにせよ。

他者とは異なる。
唯一無二の。
己と。
向き合い。
格闘しながら。

傷口から。
血を流しながら。
その代償として。
身に纏った。
光を放ち、与え。

アーティストとして。
芸能の人。
傾奇者としての。
運命を受け入れ。
全うした。

そして。
豊光の先へ。
旅立っていった。
そんな人間が。
いたことを決して忘れることは無いだろう・・・



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