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2014/12/10 Wed *真直ぐに / Otis Redding

20141210thesoulalbum


何かを。
語りたいなら。
伝えたいなら。
そりゃ。もう。
それしかないでしょ。

準備はして。
根回しはして。
場合によっては。
裏工作もして。
策は十分に練って。

それでも。
語る時は。
伝える時は。
正面突破。
それしかないのさ。

どれだけ。
本気か。
どれだけ。
熱意があるか。
真剣か。

真直ぐに。

『The Soul Album』'66年リリース。
オーティス・レディングの4枚目のアルバム。
真直ぐにこちらを見つめ微笑む美女のジャケットが印象的ですが。
あのオーティスをもってすら、この手のジャケットを受け入れざるを得なかった。
そこに。当時の社会状況や、業界でのソウル・シンガーの扱われ方が表れてるかな。
それでも。オーティスはビュー以来、毎年コンスタントにアルバムを制作していて。
その意味では恵まれていた。その才能が正当に評価され、人気も得ていて証かな。
特に目立ったヒット・ナンバーが収録されていないので。オーティスのアルバムの中では地味な印象で。
でも。だからこそ。オーティスの歌声の、その凄さが真直ぐに伝わってくるアルバムとも言えて。
スローでも、ミディアムでも、ジャンプ・ナンバーでも。オーティスならではのソウルフルで味わい深い歌声。
それが真直ぐに胸の奥に飛び込んできて、心を揺さぶられる、動かされることになるのです。
オーティスの魅力を語りだすと限が無く、また語り尽くすことなどできないのですが。
一番はやはり真直ぐなところ。歌い方に下手な小細工や大袈裟なところが全くないところで。
にも関わらず。熱くさせるところでは熱くさせ、泣かせるところでは泣かせる。それがね、凄いなとね。
勿論、技巧はソウル・シンガーに必要なことではあるのですが。それを必要としなかった。
ただオーティスが歌えば。その伝えたいこと、訴えたいことが。そのまま届いてくるんですよね。
特に。喉の手術をする前のオーティスは。おそらく技巧を凝らすなど考えもしなかったんじゃないかな。
それほどにまで。飛び抜けた存在だったってのがね。このアルバム等に針を落とすとひしひしと伝わって。
その歌声・・・存在の大きさと特別なこと。それが真直ぐに真摯に歌うことのみで成立し得たことに震えるのです。

何かを。
語りたいなら。
訴えたいなら。
そりゃ。もう。
それしかないんだよ。

用意はして。
打合せは重ねて。
場合によっては。
裏技も駆使して。
策は幾重にも巡らせて。

それでも。
語る時は。
訴える時は。
正面突破。
それしかないのさ。

どこまで。
本物か。
どこまで。
覚悟があるか。
真摯か。

真直ぐに。

ただ。
真直ぐに。
相手の。
目を。
見つめて。

ただ。
真直ぐに。
相手の。
胸を。
目がけて。

全力で。
覚悟を決めて。
本気で。
ありったけの。
熱意で。

語れるか。
伝えられるか。
訴えられるか。
ぶつかれるか。
それだけのこと。

真直ぐに。



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