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2014/12/27 Sat *力の源泉 / Albert King

20141227livewirebluespowerukmono


力の源泉。

どんな時も。
どこにいても。
力が必要な時。
力が無いと困る時。
そんな時。

結局。
あいつが。
必要になりやがる。
あいつを。
求めて彷徨うことになる。

やっかいだが。
仕方ない。
そいつが無きゃ。
どうにも。こうにも。
なりゃしねぇ。

だから。
今夜も。
そいつを。
求めて。
遠征してるって訳だ。

『Live Wire/Blues Power』'68年リリース。
同年6月のシスコのフィルモア・ウェストでの公演で収録されたアルバート・キングのライブ盤。
アルバートならではの豪快なギターが、これでもかと堪能できる必殺のアルバム。
特にこの英国盤はモノラルなので。ギターの、その弾き出される音が、ブルースが。
塊となってスピーカーから襲いかかってくるのが。なんとも心地良いと言うか。快感と言うか。
アルバートと言えば、めちゃくちゃ振れ幅の大きいチョーキングと指弾きならではの生々しさが。
最大の武器であり、魅力なんだと思うのですが。愛器“ルーシー”がここでも大活躍していて。
グワーン、ギュワーンと暴れまくる奔放なチョーキング。そこにはアルバートならではの工夫があって。
5弦と6弦のチューニングが独特で。異様に緩く、低くしておいて。それを一気にグワーン、ギュワーンと。
元々フレーズの多いタイプでは無かったが故の苦肉の策との説もある様ですが。
その大雑把さ、豪快さがいいじゃないと。どうせいくなら。天辺まで。一気に登り詰めてやれとね。
細かいことは気にしない。一発で決めちゃうぞと。決まりゃこっちのものみたいな。
このぶっ飛ばし方が好きです。なんでも。その巨躯通りに性格も豪快だったらしいアルバートです。
せせこましくなくて。小細工も無くて。実に伸びやかに突き抜けていくギターの音色に痺れてしまうのです。
10分を越える長尺のスロー・ブルース「Blues Power」なんて。もう豪快、痛快の極致かな。
あまりの豪快さ故、大雑把と捉えられる故か。一部のブルース・ファンからは不評を買うこともあったとか。
だけどね。ロックの殿堂、フィルモアをブルースで震わせて興奮の坩堝に叩き込んで。
ブルースの底力を見せつけた。そんなアルバートがいたからこそ。
今でも、ロックンロールの中にはブルースの血が流れ、力が漲ってるんだとも思うんですよね。
出来れば。スタックスのアルバートを支えたブッカーT&MG’ズがバックだったら言うこと無しだったかな。

力の源泉。

こんな時も。
ここにはいても。
力を必要とする時。
力を、助けが欲しい時。
そんな時。

結局。
そいつが。
必要になりやがる。
そいつを。
求めて流離うことになる。

やっかいだが。
仕方ない。
そいつが無きゃ。
にっちもさっちも。
いきゃしねぇ。

だから。
今夜も。
そいつを。
求めて。
ここで踊ってるって訳だ。

ブルース。

厄介で。
憂鬱で。
でも。
そいつが。
力になるんだ。

厄介だから。
憂鬱だから。
だからこそ。
そいつを。
ぶっ飛ばすぞと。

小細工なしに。
豪快に。
叩き潰して。
登り詰めようとする。
そいつが力になるんだ。

厄介だな。
憂鬱だな。
結構じゃないか。
それくらいで。
終りにできると思うなよ。

伊達や。
酔狂じゃないからこそ。
そいつを。
伊達や。
酔狂に踊ってやれ、生きてやれ。

力の源泉。

そいつが。
ブルースなんだよな。
たださ。
漏れなくアルコールってのがついてきて。
そいつが時に回り過ぎるのが。
玉に傷ってところかね(苦笑)。



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