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2015/01/08 Thu *突発的なれど / Jimi Hendrix

20150108theesssentialjimihendrix


それは。
突然。
やってくる。
何の。
前触も無く。

やってきて。
覆いつくして。
理解不能のまま。
吹き荒れ。
暴れ捲り。

総てを。
一瞬にして。
ひっくり返して。
ズタズタに。
引き裂いて。

また。
突然。
去っていく。
何の。
説明も無いままに。

それは。
突発的なれど。

『The Essential Jimi Hendrix』'78年リリース。
英国ポリドールの企画によるジミ・ヘンドリックスの2枚組編集アルバム。
自分の持っている(ここにに載せている)のは日本盤で。英国盤とはジャケットの色合いが異なるのかな。
エクスペリエンス時代からバンド・オブ・ジプシーズ時代まで。22曲を年代順に収録していて。
ジミヘンのキャリアを俯瞰してると。ただ、英国で人気のあるナンバーを選んでいるのか。
例えば、「Foxy Lady」とか「The Wind Cries Mary」とか「Can You See Me」等は収録されていません。
「If Six Was Nine」とか「Little Miss Lover」辺りが英国で人気があったんですかね。わかりませんが。
このアルバムに限らずと言うか、ジミへンに限らず。英国編集盤ってのは結構選曲の基準が。
例えば。米国や日本と異なるケースが多いかなって気はするんですよね。感覚の違いなのかな。
とにかく。ジミヘンの色んな側面、ジミヘンの見せる多様な顔に様々な角度から迫って本質に迫ろうとの。
そんな編集者の意図が感じられる。ちょっと毛色の異なる編集アルバムとしては面白いかなと思います。
ジミヘンって、四六時中頭の中で音が鳴っていて。それこそお姉ちゃんとナニしてる時以外は。
音楽のことしか考えて無くて。ツアーの合間だろうが何だろうが時間が出来るとスタジオで録音してたと。
(それで。未だに大量の未発表音源が発掘されリリースされ続けてる訳ですが・・・)
自分の頭の中で鳴っている音、それが創造する世界をとにかく外へ向けて表現し続けたかったんだろうなと。
それも。確かに。ブルースから始まってファンクへの接近があって、ジャズにも興味を惹かれてと。
年代を追って聴いていくと。一通りの流れは感じられるのですが。それこそ何の前触れも無く、突発的に。
えっ、何でと。何故、ここでその音が出てくるの、ここでその世界を見せるのみたいな。
意外な展開が待ち受けていて。頭の中の音とジミの閃きが突然融合して変化して溢れ出してしまう。
そんな瞬間が何回もあったんだろうなと。それを逃さずに捉えて。世界を創造して音で表現できてしまった。
そこにジミヘンの唯一無二の特異性を感じて。突発的なものにこそジミの本質があるのかなとも思うのです。
因みに「Gloria」はこのアルバムに付録としてつけられた7インチシングル盤が初出でしたっけね。

それは。
突然。
襲ってくる。
何の。
兆しも無く。

襲いかかり。
支配して。
制御不能のまま。
暗闇に。
とり残し。

総てを。
一瞬にして。
塗り替えて。
漆黒に。
突き落として。

また。
突然。
離れていく。
何の。
説明も無いままに。

それは。
突発的なれど。

その。
一瞬の。
間の。
出来事。
それを。

引き起こしたもの。
やってきたもの。
襲ったもの。
それらによって。
呼び起こされたもの。

それこそが。
実のところ。
自分の本質では。
無いのかと。
そうではないかと。

ひっくり返し。
引き裂き。
漆黒に。
塗り替えられた。
世界。

それこそが。
実のところ。
自分の本質が。
求めている世界。
そうではないかと。

突発的なれど。



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