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2015/02/03 Tue *秘密 / Valerie Wellington

20150203milliondollarsecret


誰にだって。
誰にも知れらたくない。
誰にも話せない。
秘密の一つや二つ。
三つや四つ・・・あるだろう。

当然。
自分にもある。
それも。飛びっきりの。
秘密が一つ。
この胸の中にある。

あるんだなぁ。
うん。秘密だよな。
誰にも知ってほしくはない。
誰にも話したくない。
そうなんだよな。

俺の胸だけが。
俺の心だけが。
知ってればいい。
それだけでいい。
その秘めた感じもいい。

でもね。いつかはね。
秘密じゃ無くなる日が。
来ないかなとも。そう思ってもいる。
それもまた胸に秘めた。
秘密ってところだな。

『Million Dollar Secret』'84年リリース。
新世代のシカゴ-・ブルース・クイーンとして期待されたヴァレリー・ウェリントン。
ココ・テイラーの座を脅かすかとも言われたヴァレリーの鳴り物入りの1stアルバム。
マジック・スリムやジョン・リトル・ジョンら当代きっての名手達がバックを務めていて。
周囲の期待の大きさも解かろうかと言うものです。その期待に見事に応えたヴァレリー。
まだまだ硬さが残り、一本調子なところもあるものの堂々とした歌声を聴かせてくれます。
クラヴかどこかわかりませんが。ヴァレリーを見つけた関係者は思わず微笑んだだろうなと。
ちょっとした秘密、秘密兵器を見つけた。そんな気分だったんじゃないでしょうか。
オリジナルとカヴァーを織り交ぜて。「Smokestack Lightning」なんかはウルフ親分には敵いませんが。
まぁ、その挑む度胸と愛嬌で親分も笑って許してくれたことでしょう。
時期的に、ロバート・クレイなんかと並んで特に日本ではブルース界の新星として期待されて。
自分も野音でライヴを観たことがあるのですが。なかなかの迫力でした。
確か、憂歌団の「嫌んなった」をカヴァーしたこともあったんじゃないかなとも思うのですが・・・
ところが、この後2枚のアルバムを遺して。32歳の若さで亡くなっちゃったんですよね。
生きてたらまだ50代の筈で。まったく惜しいと言うか、無念と言うか。
コオ・テイラーも数年前に他界してしまって。このままシカゴ・ブルース・クイーンの座は空席のままなのか。
結果的に秘密のままで終わってしまった様なヴァレリー。世に出て円熟した歌声を聴きたかったなと。今でもね。

誰にだって。
誰にも知れらたくない。
誰にも話せない。
秘密の一つや二つ。
三つや四つ・・・あるよなぁ。

当然。
自分にもある。
その中でも。これだけはって。
秘密が一つ。
この胸の中にある。

あるんだなぁ。
うん。秘密だよな。
誰にも知ってほしくはない。
誰にも話したくない。
ただ、独りを除いてはね。

俺の胸の内を。
俺の心の内を。
その人だけは。
感じてくれてればいい。
その秘めた感じが尚更ね。

でもね。いつかはね。
秘密じゃ無くなる日が。
来ないかなとも。そう思ってもいる。
それだけは本当に自分だけの。
秘密ってところだな。

初めて。
見つけた。
初めて。
出逢った。
その時からの。

この胸の内の。
この心の内の。
この思い。
飛びっきりの。
秘密として。

この胸の内の。
この心の内の。
この思い。
これだけはって。
秘密として。

このまま。
墓場まで持っていくか。
それとも。
いつか秘密でなくなるのか。
どちらにしても。

この思いが。
変わらない。
変わることはない。
変えられはしない。
それも、また特別な秘密だね。



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