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2015/02/05 Thu *背筋も凍る / Albert Collins

20150205flashfrozen


予報が外れて。
雪こそ降らなかったけど。
なんなんだ。
この寒さは。
背筋も凍りそうだ。

それこそ。
ドアを開けたら。
外出したら。
瞬間冷蔵。
されちまいそうだ。

暦の上では。
春とは言え。
確かに未だ冬だからな。
当然と言えば。
当然なんだろうが。

こいつは。
かなり応えるなぁ。
歩く身にもなってほしい。
あぁ、こんな時こそ。
熱いのを一発、ぶっ放したい。

『Flash Frozen』'83年リリース。
ブルース界のテレキャス・マスター、アルバート・コリンズ。
待望の初来日'82年12月の九段会館で収録されたライヴ・アルバム。
コリンズと言うと。何故か、凶悪とか冷酷とかのキャッチ・フレーズで知られて。
いやいやプロレスラーじゃ無いんだからと。突っ込みたくもなりますが。
確かになぁ、人相はなぁ強面だし。ギターもあまりにも熱いが故にかえって寒くなると言う。
実に貴重な言ってみれば一芸名人みたいなギタリストではありました。
このアルバムでも。頭から全開、シャッフルでもブギでもスロー・ブルースでも。
一切手抜きなしですからね。この熱さ、エネルギーの源泉はどこにあったんだろうなぁ。
オープン・チューニングでフンガー・ピッキング。それ故の独自の音色が。
熱いのに寒さを覚えさせると言う。唯一無二の個性を生み出したんですかね。
コリンズが乗ってきて熱く弾けば弾くほど、客席は凍り付きながら盛り上がると。凄い図だよなぁ。
コリンズと言えばもう一つ。一説では100メートルはあったと言われる長いシールドを使って。
乗ってくると客席の中央まで乱入して来ると言う。乱入、これもプロレスみたいだな。
九段会館でも客席前方の三分の二ほどまで乱入したとか(渋谷のライヴ・ハウスではキャッシャーまで)。
この芸人根性にコリンズの浮き沈みの激しかったブルース人生が窺えたりもするんだよなぁ。
実際はとても穏やかで優しい人だったらしいコリンズ。スイッチ入れてステージに立ってたんでしょうね。
余談ですが。コリンズの長いシールド、お手本にしたのはサックス・プレイヤーだったそうで。
何でも演奏中に店から出てって街中でブロウしまくって、ポリスに連れて帰ってこられたこともあったとか。
う~ん、そっちのがっぽど凶悪と言うか。コリンズは黒人芸能の伝統芸の継投者でもあったんですね。

予報が外れて。
雨で済んだものの。
なんなんだ。
この冷気は。
背筋も凍りそうだ。

こんな日に。
どうしても。
外出しなきゃならない。
冷蔵庫の中に入っていく様な。
こっちの身にもなってくれ。

冬至の頃に比べれば。
日照時間は長いとは言え。
実体は未だ冬だからな。
当然と言えば。
当然なんだろうが。

こいつは。
身体の芯まで応えるなぁ。
歩き続ける身にもなってほしい。
あぁ、こんな時こそ。
熱いのを一発、ぶっ放したい。

身も。
心も。
熱く。
滾らせて。
一発。

熱いのを。
ぶっ放したい。
凶悪でも。
冷酷でも。
構わない。

熱く。
昂ぶり。
溜まったものを。
思いきり。
ぶっ放したい。

それこそ。
ぶっ放したら。
終わったら。
背筋も凍りそうなやつを。
一発ね。

Happiness is warm gun ~♪



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