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2015/02/11 Wed *時は・・・ / Fenton Robinson

20150211themellowbluesgenius


時は今。
なんてさ。
光秀みたいに。
決断できりゃ。
いいんだろうけど。

そうは。
なかなかね。
時が。
いつなのか。
今なのか。未だなのか。

時は。
いつ見方を。
してくれるのか。
判れば苦労はしないよな。
光秀だった結局はな。

でも。
時を。
待ってる間に。
一番美味しい。
熟してる時を。

逃してたりしたら。
それは。
それで。
また。なんだよな。
切ないよな。

『The Mellow Blues Genius』'78年リリース。
モダン・ブルースの世界でも異能の鬼才だったフェントン・ロビンソン。
その最も脂の乗り切っていた'60年代後半~'70年代前半の。
幾つかのマイナー・レーベルへの録音を集めた日本独自の編集アルバム。
フェントンと言えば。これまた契約や権利の問題の犠牲になって。
その全盛期に世に出れなかった不幸なブルースマンなのですが。
そこは日本が誇るP-VINEのお仕事。キッチリとその全盛期を耳にすることを可能にしたと。
B.B.キングやアルバート・キングとは全く異なる個性で自分の世界を描いたフェントン。
それはギターや、歌に限らずに。曲作りやサンドにまで拘りぬいた結果なんだろうなと。
一度耳にしたら忘れられなくなる繊細なんだけど熟したギター、同じく繊細ながら緊張感のある歌声。
だからと言って。どこにも力みや歪は感じられず。聴く者には緊張どころか、弛緩を感じさせる。
このいい具合に熟した“果実”を口に含んだ時の様な、包まれた時の様な幸福感。
これはフェントンならではのもので。代表作「Somebody Loan Me A Dime」の見事さと言ったら。
まさに。時は今。熟し切ったフェントンの世界なのです(それなのに。ボズ・スキャッグスがねぇ・・・)。
B.B.やアルバートがブルースにソウルを取り入れていった様に。
フェントンの場合はブルースにジャズ、後のフュージョンの要素を取り入れようとしたのかな。
そのソフィスケイテッドされたブルースは唯一無比の絶妙に熟した甘味があるのです。
アルバム・タイトルはよくも名付けたと言う感じですが。本当にね、その味わいを生み出す天才の。
旬の瞬間を記録したアルバムとして。永遠に聴き継がれるべきアルバムだと思います。

時は今。
なんてさ。
三成みたいに。
決断できりゃ。
いいんだろうけど。

そうは。
なかなかね。
時が。
いつなのか。
正しいのか。正しくないのか。

時は。
本当に見方を。
してくれるのか。
判れば苦労はしないよな。
三成だって結果はな。

でも。
時を。
待ってる間に。
一番の旬を。
熟してる時を。

逃してたりしたら。
それは。
それで。
また。なんだよな。
悲しいよな。

時は・・・
俺の時は。
いつ熟すのか。
旬はいつ訪れるのか。
判らないなぁ。

逃したかな。
でも。
熟したとも。
旬だとも。
感じたことないんだよな。

しかたない。
大器晩成ってことに。
しとくかって。
残り時間は。
殆ど無いんだけどな。

せめて。
土方みたいに。
散り際くらいは。
見極めたいな。
それだけはな。

ところで。

道ですれ違った。
女の子。
未だ。
小学校の。
低学年だと思うけど。

私の人生返してよ。
今までの私の人生は何だったの。
いい加減にしてほしいわ。
もう、嫌っ。
なんて叫んでたけど・・・

大丈夫。
君には。
まだまだ。
時もあるし。
機会はあるからさ!



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