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2015/02/16 Mon *ブルースを蹴飛ばせ / Hot Tuna

20150216thephosphorecentrat


寒いし。
月曜日だし。
憂鬱な。
悲痛な。
事ばかり聞えてくるし。

なんだって。
週の初めから。
こんなにも。
身も心も。
重くならなきゃならんのか。

あぁ。
もう。
出口が見つからないなら。
歩き出す必要も無いじゃないか。
このまま寝床へ逆戻り。

布団にもぐって。
何も聞かずに。
二度寝を決め込んで。
起こされても。
狸寝入り・・・てな訳にはいかないんだよな。

ブルースを蹴飛ばせ。

『The Phosphorescent Rat』'74年リリース。
ジェファーソン・エアプレインから派生したホット・ツナの4thアルバム。
確かこのアルバムの制作を前にそれまでジェファーソン・エアプレインでの活動も並行していた2人。
ヨーマ・コウコネンとジャック・キャサディはジェファーソン・エアプレインを脱退して。
遂にホット・ツナに専念することになって。逆にフィドラーのパパ・ジョン・クリーチが抜けて。
新たにドラマーを加えた3人組として再出発を図ったんだったと思います。
それまでの3枚のアルバムではアコースティックな面が強く表に出ていたホット・ツナですが。
このアルバムからはエレクトリックなイメージが前に出てくるようになって。
ここからをエレクトリック・ホット・ツナと呼んでる人達も一部にいた様です。
確かに。ヨーマのギターも、キャサディのベースも。アコースティックという制約が無くなったことで。
より一層、自由に伸びやかにブルースを奏でてる感じがありありとします。
それまでは。ブルース・マニアの2人が、言葉は悪いですが余技的にやっていたものを。
腹を括って本腰を入れて。自分達のブルースを探し、やり始めたのがこのアルバムになるのかな。
思考錯誤もあったのか。ちょっとポップ過ぎないかな、なんてナンバーもありますが。
それはご愛嬌。聴いていると。ヨーマとキャサディのブルースに対する愛情を強く感じます。
確かに。ここまでくるとジェファーソン・エアプレインのメンバーでいることは辛かったかなと。
一方で。その愛情故に。ブルースをベースとしながら、そこから別の形で飛び立とうとしているところも。
乱暴に言うと。今まではブルースに倣っていたものを。ブルースを蹴飛ばして。
その先に。新たなブルースを構築してやろうと言う、地味ながらも熱いものをひしひしと感じるのです。

雨じゃないけど。
月曜日だし。
憂鬱な。
悲痛な。
事ばかり目にさせられるし。

なんだって。
週の初めから。
こんなにも。
身も心も。
硬くならなきゃならんのか。

あぁ。
もう。
出口が無いのなら。
動きだす必要も無いじゃないか。
このまま玄関へ逆戻り。

さっさと着替えて。
何も見ずに。
サボタージュを決め込んで。
呼び出されても。
居留守を決め込む・・・てな訳にはいかないんだよな。

ブルースを蹴飛ばせ。

どうせ。
逃れられられないなら。
もう。
観念して。
出ていくしかないな。

それも。
逃がしてくれないなら。
もう。
大人しく。
倣っていくんじゃなくて。

いっそ。
逃げるのことなど考えず。
もう。
その背中に。
蹴りを入れるくらいの勢いで。

そうさ。
逆に追われるくらいに。
もう。
追い抜いて。
そのまま自分の道を歩いていこう。

ブルースを蹴飛ばせ。



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