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2015/02/27 Fri *世界中へ / Ten Years After

20150227rockandrollmusictotheworld


今も。
今日も。
今夜も。
この瞬間。
世界中へ。

鳴れ。
響け。
轟け。
届け。
そう。世界中へ。

下らない。
拘りも。
憎しみも。
取るに足りない。
些細な事だと。

思わせてやれ。
感じさせてやれ。
このビートが。
このリズムが。
伝わったなら。

踊れ。
歌え。
叫べ。
それでいい。
それだけでいい。

『Rock & Roll Music To The World』'72年リリース。
アルヴィン・リー率いるテン・イヤーズ・アフターの8枚目のアルバム。
アルヴィン・リーですよ、アルヴィン・リー。一時期特に日本ではギター小僧の間で大人気。
速弾きの神様の如く崇められていたアルヴィンです。今ではすっかり忘れられてますけどね。
全盛期の人気は凄まじくウッドストックの「Goin' Home」の熱演一発で世界中へその名を轟かせ。
世界中を震撼させたこともあったんですよね。まぁ、いま聴くとそこまで速くもないんですけどね。
なんかもう。ロックンロール命、一筋。情念込めてギターを弾きまくる。その姿が受けたんだろうなと。
特にね。しつこいですけど。日本のロック・ファンってそう言うタイプが好きじゃないですか。
ロリー・ギャラガーとか、ゲイリー・ムーアもその系譜で支持を得てのかなと思うのですが。
さてと。なのに。何故。今では忘れられてしまっているのか。それは、そうだなぁ。
ライヴの凄さに比べて。オリジナル・アルバムで、これだって傑作を残せなかったからかなと。
(日本でも、例えばショーケンってライヴは凄いけど。それをスタジオには持ち込めないみたいな)
なんでも。一説によると。あまりにもライヴが、「Goin' Home」が受けてしまったので。
アルヴィンとしてはスタジオでまで同じことはやりたくないんだと。その思いが強くて。
それが反映してオリジナル・アルバムでは実験的に色々なスタイルを試してたんだとか。
気持ちはわかるのですが。それがファンのニーズには合ってなかったんだろうなぁ、残念だけど。
このアルバムではそれに気づいたのか。タイトル・ナンバーである「Rock & Roll Music To The World」を始め。
シンプルでストレートで。ブルースやブギーを感じさせるナンバーが収められていて。流石だなと。
だけど。ところどころでね。エフェクター使い過ぎちゃったナンバーもあって。葛藤してたんだなと。
えーい、もういいわい。世界中へロックンロールを鳴り響かせたる、それでええんやろ、どやっと。
開き直れていたら。今の評価も変わってたのかな。まぁ、その人間臭さも含めて好きなんですけどね。

これからも。
明日も。
明日の夜も。
その瞬間。
世界中へ。

鳴れ。
響け。
轟け。
届け。
そう。世界中へ。

下らない。
柵も。
思い込みも。
取るに足りない。
些細な事だと。

思わせてやれ。
感じさせてやれ。
このビートに。
このリズムに。
反応できたなら。

踊ってみよう。
歌ってみよう。
叫んでみよう。
それでいい。
それだけでいい。

ロックンロールには。
音楽には。
それだけの。
力があるんだと。
底力があるんだと。

世界中へ。
届けてやろう。
思い知らせてやろう。
そうさ。
そうなんだ。

下らない。
いざこざとか。
争いなんか。
してると。
損をするだけだぜと。

今も。これからも。
今日も。明日も。
今夜も。明日の夜も。
世界中へ。

鳴れ。
響け。
轟け。
届け。
さぁ。世界中へ。



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