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2015/03/01 Sun *放蕩の果て / Robert Wilkins

20150301robertwillkins


ご存じの様に。
俺は。
人の言うことを聞かない。
まぁ。
聞いたふりはするが。

結果的には。
我が道しか行かない。
もしくは。
わざわざ言われたのと逆を行く。
天邪鬼中の天邪鬼。

大体。
他人に何かを言われるのは。
好きでは無い。
他人と話すのも。
実は面倒くさい。

作り笑いさえしたくない。
俺は俺。
我思う故に我在り。
団体行動とか。
集団に属するなど身の毛がよだつ。

生きてる限り。
己が欲望のままに。
行く。動く。手に入れる。
親に対しても例外ではない。
放蕩息子の典型なのだ。

『The Original Rolling Stone』'80年リリース。
'20年代から録音を始めて。'30年代後半には説教師に転向したロバート・ウィルキンス。
戦後一時的に復帰した際に録音もある様ですが。また直ぐに宗教の世界へ戻りそのまま亡くなったと。
そんなウィルキンスの'28年~'35年の録音から編集されたアルバムです。
アルバム・タイトルからも判るように。ウィルキンスもローリング・ストーンズのルーツとなる一人ですが。
その話は少々ややこしく。ストーンズが『Beggars Banquet』の中に「Prodigal Son」なるナンバーを収録。
作者はジャーガー=リチャードとクレジットされていたたと。ところが、こいつが。曲者で。
誰がどう聴いてもウィルキンスの「That's No Way To Get Along」でしかなかったと・・・
ストーンズ側は当初、否定、その後作者が判らなかったとか。まぁ、色々言い訳していましたが。
結局、今ではクレジットはウィルキンスになっています。まぁ、ストーンズらしい話ではありますけどね。
収録されている14曲は総てスピリチュアルで。基本的に総てアコギによる弾き語りとなっています。
ロバート・ジョンソンほどの驚き(ハッタリ)は無いものの。独特の間とリズム感があって。
聴いてるうちに徐々に惹き込まれていくものがあります。朴訥とも言い切れない独特の歌声も魅力です。
さて問題の「That's No Way To Get Along」ですが。ルカによる福音書の一説を下敷きにしたものであり。
一人の父親と二人の息子の物語。その下の息子が放蕩の限りを尽くした果てに父の下へ帰る。
それを父は許すと言う話だと。簡単に言っちゃうと。放蕩の意味は我々が想像するものとは異なる様ですが。
勿論、ストーンズの放蕩は酒に、薬に、女に、浪費にと。我々の想像する放蕩そのもを指していものと思われ。
不良の象徴と見なされていた自分達を揶揄したものであると同時に。そんな放蕩者、ならず者でも。
許される、救いはあるんだよと。転換期にあった自分達を励ましている様に聴こえなくもないかな。
それにしても。アコギ一本の弾き語りでここまで聴く者を惹きつけるんだから。ウィルキンスも凄腕だよな。

ご存じの様に。
俺は。
人の言うことに耳を貸さない。
まぁ。
時には聞くけど、忘れる。

結果的には。
我が道しか選ばない。
もしくは。
わざわざ言われたのと逆を選ぶ。
天邪鬼中の天邪鬼。

大体。
他人に何かを言われても。
変わりはしないし。
他人と話しても。
実は聞き流してたりする。

作り笑いの回数は増えたけど。
俺は俺。
我思う故に我在り。
他人の思いは他人の思い。
他人の話を鵜呑みにするなど思いもよらない。

生きてる限り。
己が欲望のままに。
行く。動く。手に入れる。
親だって。結局は他人。
放蕩息子の典型なのだ。

俺がやること。
俺が行くこと。
俺が選ぶこと。
であるならば。
己が思い、己が意思以外は必要ない。

俺がやったこと。
俺が行ったこと。
俺が選んだこと。
結果は、責任は。背負うしかない。
そこに。己が思いや意思以外があったら遣り切れない。

放蕩の果て。
どうなるのか。
何処へ辿り着くのか。
わかりはしないが。
それはそれでいい。

放蕩の果て。
断罪されようが。
救われようが。
それはその時。
そう思ってでもなきゃ。生きてられないのさ。

しかし。
本当に。
父親とは断絶してたけど。
この数年。
ようやく少しは話もできて。

親は親で。
色んなものを背負って。
色々思って。
表現や方法は異なえど。
慈しんでくれたのだと。それくらいは流石に感じたけど。

根っからの。
放蕩者。
放蕩が止む筈も無く。
放蕩の果て。
見届けてくれれば。それだけでいい。それでいい。



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