« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »

2015年3月

2015/03/28 Sat *混合 / Booker T. & The MGs

20150328souldressing


単一。
純粋。
それが。
いい時も。
あれば。

そうじゃ。
無い時も。
当然。
あるに決まってる。
そりゃそうだ。

そもそも。
単一なものが。
純粋とは限らないし。
どうも。一色。一味。
そいつは物足りない。

なので。
特に。
料理なんかはさ。
色々と。
混ぜ合わせて。

ソースや。
ドレッシング。
時にはちょっと。
冒険かなと。
思っても。

やってみると。
作ってみると。
案外といける。
そんなものだったりする。
それが良かったりする。

『Soul Dressing』'65年リリース。
スタックスの屋台骨を支え続けたブッカー・T&MGズの2ndアルバム。
カヴァー曲が多かった印象の強い(特に初期)MGズですが。
このアルバムではドン・コヴェイによる「Mercy, Mercy」を除く他の11曲が。
総てメンバーによるオリジナルとなっていて。先ずそれが特徴的かな。
故に有名曲のカヴァーがないので地味な印象があったりするのですが。
うん。この地味なんだけど。ぶっとくてアーシーなサウンドがMGズの根本にあって。
そいつがスタックス・サウンドを支えてたんだろうなと。それを黙々と奏でる。
その姿もも含めてクールな印象も加わって。それがMGズのカッコ良さなんだなと。
改めてねぇ、MGズに痺れてって感じになるんですね。カッコ良いもんなぁ。
憧れのサウンドですよね。そして驚かされるのがそのサウンドを生み出したのが。
黒人と白人の混合のバンドだったってことなんですよね。否、それを驚いちゃいけないんだな。
ブッカー・Tやスティーヴ・クロッパーはバンドを組む前からの知り合いだったせいもあって。
お互いに人種の違いなんて感じたことが無いと言う仲で。自然に普通にバンドを組んでたと。
そして、その殆どが黒人であるソウル・シンガー達と一体になってサザン・ソウルを生み出し続けたと。
そう。スタックスでは意識されずに人種の壁を乗り越えて。それぞれの特性が混合されていたんですね。
ブッカー・Tやアル・ジャクソンの黒人ならではのリズム感とクロッパーのギターの切れ味とかがね。
それが。キング牧師の暗殺によって。暗雲が唯こめて。スタックス社内の雰囲気が変わってしまって・・・
最終的にはブッカー・Tもクロッパーもスタックスを離れざるを得なくなってしまったと。
(スタックス録音のデラニー&ボニーのアルバムも一時的にお蔵入りしてしまったなんて話もありました)
人種の違いで争う。人種の垣根を乗り越えられない。それで音楽も創れなくなる。愚かなことですよね・・・

単一。
純粋。
それが。
必要な時も。
あれば。

そうじゃ。
無い時も。
当然。
あるに決まってる。
そりゃそうろ。

そもそも。
単一なものが。
純粋とは限らないし。
どうも。一色。一味。
そいつは深みが足りない。

なので。
そうだよな。
音楽もさ。
ジャンルになんか。
拘らなくて。

ロックでも。
ソウルでも。ブルースでも。
時にはちょっと。
冒険かなと。
思っても。
手を出してみると。
聴いてみると。
案外といける。
そんなものだったりする。
それが良かったりする。

混合して。
混合されて。
新たなものが生まれる。
新たな味。
新たな音。

混合して。
混合されて。
新たな価値が生まれる。
新たな社会。
新たな世界。

混合。

違いを。
異なりを。
ものともせずに。
争わずに。
乗り越えて。

それが。
普通な。
驚きをもって。
迎えられることの無い。
そんな世界はいつ来るんだろう。

混合。
悪くないよなぁ・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/27 Fri *男は黙って / Shakey Horton

20150327thesoulofbluesharmonica


どうにも。
こうにも。
マニュアルとか。
ビジネス本とか。
好きになれない。

そりゃ。
確かに。
原則はあるだろうし。
法則もあるだろうし。
でも。押しつけがましくて。

何より。
そいつは誰にでも当てはまるのか。
そいつで誰でも上手くいくのか。
悪気は無いんだろうけど。
でも。そこんとこどうよと。

人には。
向き不向きもあるし。
その人なりのやり方もあるし。
その人の思いもあるし。
まぁ、鵜呑みにしなきゃいいんだけど。

どうも。
最近。
一元論で。
こうでなきゃ。
駄目なんだと。

そんな。
論調が多くて。
そいつが持て囃されてる様で。
気持ちが悪い。
気味が悪い。

『The Soul Of Blues Harmonica』'64年リリース。
ビッグ・ウォルターの名前で知られるシェイキー・ホートン。
ウィリー・ディクソンやバディ・ガイが脇を固めて制作された初のソロ・アルバム。
何でも噂では'20年代、記録に残る範囲でも'30年代には録音をしていたらしいホートン。
'40年代には既にアンプ・りファイド・ハープで演奏していたと言う話もあって。
それこそ。あのリトル・ウォルターに先駆けてんじゃんってことになるんですけど。
何でも凄く内気な人だったらしくて。話す時も小声でボソボソしゃべるので聞き取り辛かったとか。
そんな性格も災いしてか。長い間、地元メンフィスから出ようとしなかったと。
その間に。マリオン・ジェイコブスなる青年がシカゴに出て。リトル・ウォルターを名乗ったと。
実は元々リトル・ウォルターってのはホートンの芸名だったのですが。特に文句も言わなかっとか。
で、体格の違いから自然とビッグ・ウォルターと呼ばれる様になったと・・・奇特な人だたんだなと。
そのハープは洗練とかセンスとかにはやや欠けるものの。太いトーンと豪快なフレーズ。
それに主役を立てる見事なバッキングの技術。それによってメンフィス時代も。そしてシカゴへ出てからも。
マディ・ウォーターズやジミー・ロジャーズ、オーティス・ラッシュ等のサイド・メンとして黙々と活動して。
その名脇役振りで引っ張りだこになったと。特にディクソンはホートンの才能を高く評価しており。
このアルバムも恐らく顔役ディクソンの肝いりで制作されたんだろうなと。
典型的なシカゴ・バンド・ブルースで。荒々しいフレーズを聴かせるホートン。地味ながらも味があります。
そう。やっぱり。いかんせん地味なんですよね。どんなに太くて豪快でも主役、リーダーじゃないんだな。
でも。そんなブルースが、ブルース・マンがいてもいいと思うんですよね。
男は黙ってブルース魂だけで勝負する、ブルースを奏でられればいい。そんな道もありかなと。

どうにも。
こうにも。
○○すれば間違いないとか。
○○だけはするなとか。
大きなお世話だなぁ。

そりゃ。
確かに。
間違いないのかも知れないし。
やらないほうがいいのかも知れないし。
でも。決めつけられるのはなぁ。

何より。
そいつは皆に言えるのか。
そいつで皆に当てはまるのか。
信じる者は救われるってか。
でも。そこんとこどうよと。

人には。
それぞれ個性もあるし。
その人なりの背景もあるし。
その人の志向もあるし。
まぁ、盲信しなけりゃいいんだけど。

どうも。
最近。
右へ倣えで。
これしか。
許されないんだと。

そんな。
風潮が感じられて。
そいつが持て囃されてる様で。
気持ちが悪い。
不気味でならない。

別に。
声高に。
論じなくても。
叫ばなくても。
いいだろう。

別に。
強引に。
周囲を巻き込んで。
進まなくても。
いいだろう。

別に。
殊更に。
時流に乗って。
煽らなくても。
いいだろう。

男は黙って。
内心に秘めて。
自分のやり方。
自分の思い。
譲らなくてもいいだろう。

男は黙って。
自分の。
やり方を貫いて。
意志を貫いて。
それもいいだろう。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/26 Thu *裏通り / Little Milton

20150326walkinthebackstreets


表通りは。
好きじゃ無い。
どうも気が退ける。
似合わないんじゃないかと。
どうしても。そう感じる。

別に。
前科があるじゃなし。
まぁ。
ばれたら。脛に傷の一つや二つ。
できない訳じゃ無いけどさ。

堂々と。
歩きゃいいんだけど。
なんかさ。
緊張するんだよな。
陽の当たる道ってのはさ。

だから。
ついつい。
裏通りを選んで。
歩くんだよな。
もう習性になってるんだよな。

でも。
まぁ。
裏通りだと安心して。
軽やかに。
あっちへ。こっちへ。

フラフラ。
出来るんだから。
裏通りで。
いいんじゃないのと。
思うんだけどね。

『Walkin' The Back Streets』'81年リリース。
チェス(チェッカー)からスタックスに移籍してもブルース界の大スターだったリトル・ミルトン。
数々の名作、傑作をものにして。ヒットも連発しましたがオリジナル・アルバムは2枚のみで。
特にスタックスでのミルトンの最高傑作とも言える「Walking The Back Streets And Crying」さえも。
アルバム化されることは無く。長らくシングル盤を手に入れるしかない状況だったのですが。
この'72年~’74年の音源を編集したアルバムに収録されて。ようやく気軽に聴ける状態になったのでした。
しかも残る8曲は未発表曲だったりもしたので。大いに歓迎されたアルバムだったとか。
さて。ミルトンと言うと。ブルース先進国(?)の日本でもいま一つ人気が無かったと言う。
その原因には諸説ありますが。ミルトンってギタリストでありヴォーカリストなんですけどね。
何故かアルバムのジャケットではギターを持ってる姿が殆ど使われてなくて。
それがギター偏重主義(?)の日本では受けなかった、聴かれなかった理由だとか言われています。
(なんてって。初来日のステージでミルトンがギターを持って出てきたら客席がどよめいたとも・・・)
そんなに日本の事情に配慮した訳でも無いでしょうが。ミルトン、満を持してギターを抱えています。
改めて聴いてみると。ミルトンのギターって攻撃的でも無ければ、瞬発力や粘着力で勝負でも無くて。
溜めと言うか、間と言うか。ここぞと言う時にビシッとサラッと決めてみせる。そんなタイプかなと。
言ってみれば弾かないところを聴かせてるんですよね。それがブルージーでありながら軽快な。
そのヴォーカルと絶妙なバランスを保って。ミルトンならではのモダンなブルースになっていると。
これやっぱり。サザン・ソウルのメッカでもあった。スタックスでの制作だってのも大きいですよね。
何事にも過剰になり過ぎない。泥臭くも無いけど、スタイリッシュなだけじゃない。クールなサウンド。
アルバート・キングと並んでミルトンもスタックスの恩恵を大いに受けたブルース・マンだった訳です。
女に振られて泣きながら裏通りを歩いてるんだ、耐えられないんだ。そんなブルースを。
まるで肩で風を切るように奏でられる、歌えるブルース・マンってのも他にはいないんじゃないかなぁ。

表通りは。
好きになれない。
どうも気が合わない。
自分の歩く道じゃないと。
どうしても。そう感じる。

別に。
後ろ暗いことがあるじゃなし。
まぁ。
ばれたら。刺される様なことに。
覚えがない訳じゃ無いけどさ。

洋々と。
歩きゃいいんだけど。
なんかさ。
躊躇するんだよな。
陽を照り返してる道ってのはさ。

だから。
ついつい。
裏通りから裏通りへと。
歩くんだよな。
もう染みついてるんだよな。

でも。
まぁ。
裏通りだと気を許せてて。
心地良く。
あっちへ。こっちへ。

フラフラ。
出来るんだから。
裏通りも。
悪くないんじゃないのと。
思うんだけどね。

大体さ。
皆が認める。
表とかさ。
いっぱいいるから。
表だとかさ。

そっちのが。
なんか。
嘘くさくないか。
明るすぎるってのは。
信用できなくないか。

陽も射さず。
黴臭く。
人通りもまばらで。
でも。
体温の感じられる。

そんな。
裏通り。
そいつがさ。
居心地がいいんだよ。
信用できるんだよ。

それに。
裏通りなら。
少しぐらい。
涙零れてしまっても。
誰も好奇の目なんか寄せないし。

言葉にしない。
優しさが。
触れない。
優しさが。
落ちてたり、通り過ぎたり。

裏通り。
好きなんだよなぁ。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/25 Wed *真夜中午前三時過ぎ / Clarence Gatemouth Brown

20150325okiedokiestomper


どんな日も。
晴れの日も。
雨の日も。
風が強い日も。
弱い日も。

滅多にないけど。
午前中から調子がいい日も。
殆ど毎日だけど。
夕方近くになって覚醒する日も。
どんな日も。

決まって。
眼が冴えて。
頭が回りだして。
意味も無く。
心踊る時間帯がある。

真夜中午前三時過ぎ。
そう。真夜中。
真夜中のひと時だけは。
何があっても。
血が騒ぎだす。

街も。
他人も。
殆どが寝静まった。
この時間こそ我が時間。

『Okie Dokie Stomper』'78年リリース。
テキサス・ブルースの怪人、クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン。
その最初の全盛期であるピーコック時代'49年~'59年の録音から編集されたアルバム。
その軽快にして切れ味鋭いジャンプ・ブルースでスターとなったゲイトマウス。
なのに何故か当時アルバムが制作されることは無く。遂に業を煮やした(?)中村とうようが。
自信所有のSP盤からの針起こし等をしてこの世界初のゲイトマウスのアルバムを世にだしたんだか。
そもそも。ピーコックってレーベル自体がゲイトマウスの為に創業されたものだったんですけどね。
結局米国では’80年代半ばにゲイトマウスが再ブレイクしてから初めてピーコック音源がアルバムになったと。
つくづく。日本って国はブルースに理解のある、何よりもブルースを愛してる国なんだなと思います。
それにしても。ゲイトマウスのギターの切れ味の鋭さ。鈍く光る刃物の如きその迫力。
代表曲の一つ、「Midnight Hour」ではその闇夜を切り裂く様に突き進むゲイトマウスのギターと。
それに呼応して更に切り口を拡げていく様なバンドの迫力とが相乗効果を生んでいて。
その迫力に溢れたやりとりは暴力的とさえ言えて。背筋が凍りつくと同時に妙な昂揚感をもたらします。
因みに。この時代は未だブルースだけをやりつつも。ハープやバイオリンも演奏していますが。
元々広範囲に雑食に音楽を飲み込んで換骨奪胎するタイプの人だった様で。
後年はギターだけでなく、バイオリンなどを演奏する比率が高くなって。ブルース・マンと呼ばれるのが大嫌いで。
俺はブルースをやってるんじゃない、アメリカン・ミュージックをやってるんだと。事あるごとに吠えてたとか。
実際に初来日のステージでは殆どギターを手にせずに日本のブルース・マンの度肝を抜いたとか。
最後の来日はブルース・カーニヴァルで。ラストにDr.ジョンとのセッションが用意されていたのですが。
我関せずと自在に暴れてたもんなぁ。刃物の鋭さと昂揚感。ゲイトマウス自身もそれだけを求めていたのかな。

どんな日も。
ハレ日も。
ケの日も。
高揚する日も。
しない日も。

滅多にないけど。
興奮しながらも穏やかでいられる日も。
殆ど毎日だけど。
怒りのあまりに冷めてしまう日も。
どんな日も。

決まって。
眼が冴えて。
頭が回りだして。
意味も無く。
体が疼く時間帯がある。

真夜中午前三時過ぎ。
そう。真夜中。
真夜中のひと時だけは。
何があっても。
胸が騒ぎだす。

街も。
他人も。
殆どが休んでい鵜r。
この時間こそ我が時間。

真夜中午前三時過ぎ。

冴えた目を見開いて。
血の、胸の騒ぐままに。
頭を巡らせて。
心の踊るままに。
体の疼くままに。

時に。
忍び足。
時に。
飛ぶ様に。
闇を切り裂いて。

あらゆる。
束縛から逃れて。
自由に。
跳んで。
踊って。

胸の奥の。
鈍く光る刃物を。
思い。
高揚しながらも。
怜悧に徘徊してみせる。

真夜中午前三時過ぎ。
この時間こそ我が時間。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/24 Tue *平等とは言え / B.B. King

20150324thebestofbbkingoriginaltake


皆。
平等らしいけど。
とは言ってもな。
何だかな。
いい心地はしないなぁ。

いつからだろう。
何人かで集まって。
歳の話になると。
上から数えたほうが早くなったのは。
まったくなぁ。

最近では。
一番年上だってのも。
ざらにあるしなぁ。
中身が追い付いてないだけに。
実感は薄いのだが。

でも。
若く見えますねと言われて。
喜んでるってことは。
そりゃ、そうよ。
意識してるってことだもんな。

そう言えば。
近頃。
足元も覚束ないし。
物忘れは激しいし。
疲れが抜けにくいし。

平等じゃなくていいんだけどな。

『The Best Of B.B. King / Original Take』'78年リリース。
ケント時代のB.B.キングのナンバーを12曲集めた日本独自のベスト・アルバム。
元はと言えば米国盤の同名2枚組アルバムから、ホーン等がオーヴァー・ダビングされたナンバーを除いて。
純粋な形でB.B.のケント時代のヒット曲、代表曲にしたアルバムで。故にオリジナル・テイクの副題がと。
録音年代は'51年~B.B.がABCに移籍する直前の'60年代初頭までとなっています。
確か、ことし卒寿を迎えたはずのB.B,です。なんとまぁ、素晴らしいと言うか。
ここまで来るとB.B,が生きていること自体がブルースの伝説になっていっている感すらあります。
デビューした頃のブルース・ボーイ・キング少年が今の自分の姿を見たらどう思うんでしょうね。
さてと。B.B.と言えばモダン・ブルースの先駆者としてブルース一筋でのイメージが強いのですが。
ABCに移籍してから暫くはレイ・チャールズの真似(?)をさせられたりと迷走した時期もあって。
漸く'60年代後半になって。再びブルース・シーンの先頭に戻ってきたと。
そんな時期に合っても一年に300回近いステージをこなしていたというのですから。頭が下がります。
そんな時期もブルースに拘り続けたのは。やはりこのアルバムに収められたケント時代の。
その自らが生み出したブルースに絶大なる自信があったんだろうなと。それが熟年に差し掛かり。
下手をしたらそのまま下っていくだけだったB.B.自身を救ったんだろうなと思います。
「Tree O'clock Blues」も「Everyday I Have The Blues」も「Rock Me Baby」も実に素晴らしいなと。
特に10年近く大ヒットから見放されていたB.B,が'60年に放った久々の会心のヒット曲。
それが「Sweet Sixteen」で。出会った頃のお前は未だ16歳でと回想から始まって。
それに比して衰えていく自分や社会を不安で仕方ないんだと憂いてみせるB.B.・・・ブルースです。
まさか、この時には卒寿まで現役とはB.B.本人も思って無かったんだろうなぁ。

皆。
平等らしいけど。
とは言ってもな。
何だかな。
疑わしいよなぁ。

いつからだろう。
公私共々。
集まってみると。
どう考えても中堅以降でさ。
まったくなぁ。

最近では。
一番年長組なんてのも。
ざらにあるしなぁ。
精神年齢は昔と変わってないから。
本当に実感が湧かなくて。

まぁ。
若く見えますねと言われて。
悪い気はしないんだけど。
そりゃ、何だか。
馬鹿にされてる気もするもんな。

そう言えば。
近頃。
血圧も高めだし。
酒も弱くなったし。
あっちもなぁ・・・

平等じゃなくていいんだけどな。

別に。
特別に。
長生きしなくても。
いいんだけどさ。
何だろう。

生きてる間は。
歩き回りたいし。
頭も回転させたいし。
いつもいつも。
疲れてなんかいたくないし。

生きてる限りは。
一病息災程度で。
酒も飲み続けたいし。
あっちのほうもそれなりに・・・
引退なんか考えたくないし。

歳をとること。
歳を重ねること。
寿命があること。
平等とは言え。
何とかなんないかなぁ。

不安はあるけど。
幾つになっても。
いい女だなと振り返りたいし。
いい音だなと立ち止りたいし。
いい酒だなとグラスを傾けたいし。

まぁ。
可愛い女の娘とも。
カッコいいバンドとも。
信頼できるバーテンダーとも。
歳の差は広がる傾向が高いんだけどね(笑)。

平等とは言え。
歳なんかには負けたくないね。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/23 Mon *逃れられない / Lightning Hopkins

20140323lightninghopkinsearlyrecord


消せない。
消えない。
忘れない。
忘れてくれない。
そう。逃れられない。

どこかで。
断ち切ったつもりでも。
どこかで。
繋がっていやがる。
何度断ち切ってもな。

どこかで。
変わったつもりでも。
どこかに。
残ってやがる。
何度変わろうとしてもな。

結局。
原点となる。
体験や記憶。
そんなものからは。
逃れられない。

ずっと。
ついて回りやがる。
まぁ。
いまじゃ。慣れちまって。
またか。しかたねぇなと。

しかし。逃れれらない。

『Early Recordings』'69年リリース。
ライトニン・ホプキンスの再発見前、初期の録音から編集されたアルバム。
'12年生まれのホプキンス。極貧生活を送り、ギャング紛いの生活をしていて。
'30年代には刑務所暮らしも体験していたとか。同時に'30年からブルースにも接していて。
早くから地元テキサスでは結構名の知られた存在だったとか。
刑務所暮らしの影響もあってか初めて録音したのが'46年、34歳の時と遅咲きのデビュー。
再発見前のの全盛期は'40年代半ばから後半と言われていて。
このアルバムは'47年~'49年の録音から選曲されているので。まさに旬なライトニンだと。
アコギにピックアップをつけて弾き語るライトニン。そのギター、その歌声。
その渋さ、そのダーティな雰囲気。再発見後に比較するとフェイクも無くストレートなだけに。
余計にその渋く、そして本物のダーティさが聴く者にもストレートに伝わってくるのです。
ギターと歌声の絡みがなんともいい按配で。いぶし銀的な味わいもあるのですが。
それ以上に。そこに秘められれたライトニンの感情、思いが何とも言えず。迫ってきます。
自分の見たもの、経験したことを歌うことを生涯そのブルースの原点としていたと言うライトニン。
生まれた時から貧しくて。父親もミュージシャンだったもののギャンブル好きでもあったらしく。
ライトニンが6歳の時に射殺され、8歳からギターを手にするものの、学校へも行けず。
何をやっても上手くいかず、ついにはギャングになって刑務所暮らしと。
そんな生れ落ちてからの体験を常に忘れずにブルースにしていたと言うことになります。
逃れようと思ったこともあると思うのですが。「Goin' Back And Talk To Mama」なるナンバーもあって。
それでも生まれ故郷のテキサスを、そこでの生活を終生思い続けたのだなと。うん。考えさせらるかな。

消せない。
消したいんだけどな。
忘れない。
忘れたいんだけどな。
そう。逃れられない。

総てを。
断ち切ったつもりでも。
何かで。
繋がっていやがる。
面倒だったらありゃしない。

完全に。
変わったつもりでも。
どこかに。
宿ってやがる。
しつこいったらsりゃしない。

結局。
原点となる。
風景や空気。
そんなものからは。
逃れられない。

ずっと。
ついて回りやがる。
まぁ。
いまじゃ。半ば諦めて。
またか。いつものことさと。

しかし。逃れれらない。

本当に。
消したいんだ。
忘れたいんだ。
とっとと。
逃れたいんだ。

真面目に。
断ち切りたいんだ。
変わりたいんだ。
とっとと。
逃れたいんだ。

なのに。
逃れられない。
そんな。
ものが。
ついて回りやがる。

あぁ。
そうさ。
わかってるよ。
奴等が。
ついて回ってるから。

他の。
誰でもなく。
俺は。
俺なんだろう。
そいつは承知なんだが。

それでもな。
しんどい時もあれば。
堪らん時もあるんだよ。
だから。
出来れば。そうなんだ。

逃れたい。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/20 Fri *ポケットの中に / O. V. Wright

20150320anickelandanailandacepfspad


ポケットの。
中を。
探ってみても。
大したものは。
入ってない。

そんなこと。
わかってる。
わかってても。
何度も。
手を突っ込んでしまう。

ジャラジャラ。
ガチャガチャ。
音だけは派手だけど。
役に立たない。
ガラクタばかり。

それが。
いまの。
俺に。
与えられた。
総て。

しかたない。
ならば。
それだけで。
いくしかない。
やるしかない。

ポケットの中に。
手を突っ込んで。
拳を握りしめて。
そいつだけを頼りに。
そいつだけを頼って。

『A Nickle And A Nail And Ace Of Spades』'72年リリース。
メンフィス・ソウル屈指のシンガー、O.V.ライトの代表作たるアルバム。
バック・ビート、そしてハイでのO.V.ライトには殆ど駄作なんてあり得なくて。
その中でも特にこのアルバムでのO.V.は神憑ってさえいて。
それでいて。とてつもなく人間臭い。そんなソウルそのものの体現者となっています。
元来、ゴスペルの世界で活躍し。ソウルへと転身。しかしそのスピリチュアルは失わずにと。
O.V.の歌声はあくまでO.V.の歌声で。その個性の強さ故に。あまりカヴァーされることも無く。
それがまた孤高なソウル・シンガーのイメージを強調してるのかな。
だから。オーティス・レディンングの様にはメジャーにはなりきれなかったと。
まぁ、これはジェームス・カーにも共通して言えることですが。そのメジャーになり切れなかった。
そこまでの個性の強さ。それを支えて立つ泥臭くもあるバックのサウンド。
そこにメンフィス・ソウルの真骨頂を感じたりもするんですよね。その力強くもいなたいところに。
このアルバムでもバックはハイ・サウンドのミュージシャンだったりするのですが。
所謂ハイ・サウンドよりはもう少し土着的な感じが残ってて。それがO.V.の歌声にピッタリなんだな。
スローでは涙溢れるし、アップでは血沸き肉躍るし。どこからどう聴いても素晴らしく。
何度針を落としても飽きると言う言葉とは無縁のアルバム。うん。これぞO.V.だよなぁ。
勿論、オーティスは素晴らしいけど。オーティスだけがソウルじゃないんだってその事実。
それはカーやO.V.の歌声に触れればすぐにわかると思います。わからなきゃ・・・まぁ、いいんですけどね。
因みに代表曲である「Ace Of Spades」ですが。最初に出た日本盤(ビクターかな)では別人の歌で収録されて。
P-VINE盤で初めてO.V.の歌う「Ace Of Spades」に修正されていますので。お探しの際はご注意を。

ポケットの。
中を。
探ってみても。
大したものは。
入ってない。

叩いてみても。
増えるでも無い。
わかってても。
何度も。
叩いてみたりして。

ジャラジャラ。
ガチャガチャ。
音だけはするけれど。
ガラクタが増えても。
困るだけだしな。

これが。
いまの。
俺が。
手に出来る。
総て。

しかたない。
ならば。
それだけで。
闘うしかない。
勝負するしかない。

ポケットの中に。
手を突っ込んで。
拳を握りしめて。
そいつだけを頼りに。
そいつだけを頼って。

ガラクタなら。
ガラクタなりに。
派手な音を立てて。
羽振りが良さそうな。
振りだけでもして。

ガラクタなら。
ガラクタでも。
膨らませて。
なんかあるぞと思わせて。
ハッタリ効かせて。

ポケットの中に。
あるものは。
せめて。
そんなもの。
なんだけど。

心の奥には。
胸の内には。
切り札が。
潜んでるんだぜ。
未だあるんだぜと。

手では触れられない。
その切り札を思いながら。
ポケットの中に。
手を突っ込んで。
街の中を歩いていく。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/19 Thu *表裏一体 / Aretha Franklin

20150319queenofrandb


表があれば。
裏もある。
一面からでは。
窺い知れない。
もう一つの面がある。

正があれば。
悪もある。
正しいことを行いつつ。
悪いこととは知りながら。
そんなこともある。

聖があれば。
俗もある。
身を引き締めて臨みながら。
身も悶える思いに焦がされる。
そんな日々もある。

表と裏。
異なってはいても。
離れてはいなくて。
常に寄り添って。
顔を覗かせる。

だからこそ。
人間ってのは。
複雑で。
面倒で。
それが面白い。

『I Never Loved A Man The Way I Love You』'67年リリース。
クイーン・オブ・ソウル、アレサ・フランクリンのアトランティック移籍後初のアルバム。
日本では『リズム・アンド・ブルースの女王』なる邦題で。この日本独自のジャケットで世に出ました。
その実力、歌声の凄さは誰しも認めるところながらコロンビア時代は芽が出なかったアレサ。
ジェリー・ウェクスラーの肝いりでアトランティックに移籍。ソウル・シンガーとしての本領を発揮し。
オーティス・レディングのナンバーをアレンジした「Respect」の大ヒットにより一挙に女王の座へと。
とにかく。アレサの場合はその歌声。力強さ、太さ、深さ、味わいが段違いなので。
本人や制作陣が下手に奇を衒ったり、狙い過ぎたりせずにただ歌うことに専念さえすれば。
それだけで。凡百の他のアーティストには近寄ることも出来ない世界が創造出来てしまうのです。
ただ。それだけに。それだけの実力が備わっているが故に。返って疑心暗鬼に陥るのか。
時々、何でそんなことをアレサがするの。なんでそんな小細工が必要なのってアルバムもあるんですけどね・・・
まぁ、そこへいくと。初めて大きな成功を手にしたこのアルバムは正攻法で。
とにかく。ひたすら。アレサの歌の魅力を引き出す、アレサにただただ歌わせること。
それだけに焦点が当てられているので。実に素晴らしいアルバムとなっています。これが正解なんですよね。
アレサが歌う、声を発する。それだけで素晴らしいので。後はアレサが迷った時に、軌道修正さえすればね。
アレサの歌声には生命力が宿っている。それは人間の営みそのものを表現する力があると言うことで。
人間の表と裏、正と悪、聖と俗。それらを併せ飲み。圧倒的な歌唱力と表現力で聴く者の魂を揺さぶるのです。
「Respect」で人間の尊厳を謳い上げ、例えば「Dr. Feelgood」では性の歓びに溺れてみせる。
神々しさと生々しさの表裏一体の鬩ぎ合い。それが人間の営み。それを体現するのがアレサの歌声なのです。

裏があるから。
表もある。
二つの面があるから。
片面だけでは醸しだせない。
両面だからこその深みがある。

悪を知るから。
正を守ることができる。
両方を知っているからこそ。
最後の一線で踏み止まれる。
そんなこともある。

俗に身を浸してるから。
聖なる一瞬を求める。
悶えて。身もこがして。
故に身を律していたい。
そんな日もくる。

表と裏。
異なってはいても。
離れてはいなくて。
常に寄り添って。
交互に表れる。

だからこそ。
生きるってのは。
厄介で。
困難で。
だから止められない。

表と裏。
そこに。
明確な。
線など引かなくていい。
線があったとしても。

時に。
表へ。
時に。
裏へ。
行きたい様に。

その時。
その時で。
身を置くところ。
闘うところ。
逃げるところ。

あっていい。
自在には。操れなくても。
表には裏が。裏には表が。
あると思える。
それだけでいい。

表裏一体。それがいい。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/18 Wed *ぶっちゃけ / Aaron Neville

20150318tellitlikeitis


ぶっちゃけ。

本音を言えば。
もう。
何でもいいんだよ。
どうでもいいんだよ。
何がどうなろうと。

そう。
本音では。
何でもいい。
どうでもいい。
そう思ってる。

何が。
どうなろうと。
どうなるまいと。
もう。知ったこっちゃない。
本音でね。

ぶっちゃけ。

俺に。
構わないでくれれば。
俺を。
ほっといてくれれば。
それでいい。

それだけでいい。
それだけでいいから。
好きにさせてくれないか。
面倒なんだよ。何もかも。
本音で言えば。

ぶっちゃけ。

『Tell It Like It Is』'67年リリース。
ネヴィル・ブラザーズのメンバーでもあるアーロン・ネヴィル。
その個性的で独特な甘い歌声で知られるアーロン。実は若くしてソロ活動を始めていて。
'60年には初めてのシングル盤をリリースしています。それを手掛けたのがアラン・トゥーサンだったと。
しかし。そのレーベルには数年在籍するも。まったく芽が出ずに。移籍して。
その移籍先のパーロ・レーベルで録音した「Tell It Like It Is」が'66年に大ヒットしてR&Bチャートで首位に。
ポップ・チャートでも2位になると言う快挙を成し遂げて。その勢いで制作されたのがこのアルバムです。
残念ながらパーロではその後、ヒットを生むことは出来なかったのですが。
それは完全にレーベルの戦略ミスで。二匹目、三匹目の泥鰌を狙い過ぎでしょうよと。
確かにアーロンの。あの甘い歌声には「Tell It Like It Is」の様なバラードが似合うとは言え。それだけではと。
アーロンの歌声はアルバム全編を通して素晴らしいもので。あの天使の様な声を聴いていると。
もう。それだけで。思わず。ぶっちゃけ(Tell It Like It Is)、他のことなんかどうでもよくなってしまいます。
ローカル・レーベル故の安っぽい、急造的なサウンドも。途中から全く気にならなくなります。大したものです。
ノベルティ的ナンバーや、ニューオーリンズならではのセカンド・ラインのリズムが特徴的なナンバー。
そんなナンバーでも。その甘い天使の様な声で。実に楽しげに盛り上げてくれるのも流石だなと。
因みに。「Tell It Like It Is」はラブ・ソング・・・ですが。歌詞の解釈によっては人種差別に対する抗議の歌かなと。
'77年のネヴィル・ブラザーズ結成以降も。自身の見せ場として「Tell It Like It Is」を歌っているアーロン。
その甘い歌声の裏には。強い反骨精神が宿っているのではと。ただ甘いだけでは人の心は打たないよなとね。
ライヴではその立派な体格と強面の顔と声のギャップに。毎回、わかっていながら驚くんですけどね。

ぶっちゃけ。

本音を言えば。
もう。
何でもいいんだよ。
どうでもいいんだよ。
自分もどうなろうと。

そう。
本音では。
何でもいい。
どうでもいい。
そう思ってる。

何が。
どうなろうと。
どうなるまいと。
もう。なる様になればいい。
本音でね。

ぶっちゃけ。

俺自身が。
構いきれないんだ。
俺自身が。
ほっとくしかないんだ。
それでいい。

それだけなんだ。
それだけなんだから。
放っておいてくれないか。
もういいんだよ。何もかも。
本音で言えば。

ぶっちゃけ。

何も。
したくない。
欲しくない。
必要ない。
感じたくない。

何も。
しなければ。
欲しなければ。
必要としなければ。
感じなければ。

楽になれる。
解放される。
木偶の坊だろうが。
役立たずだろうが。
それでいい。

ぶっちゃけ。

でもね。
ぶっちゃけ。
どうしても。
欲しいものが唯一つ。
手に入れたいものが唯一つ。

ぶっちゃけ。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/17 Tue *ささやかながらも / King Curtis

20150317liveatsmallsparadise


目を閉じて。
耳を澄ませて。
膝を抱えて。
片隅に据わって。
動かない。

目を閉じていても。
見たいものは見えている。
耳を澄ませていても。
聞きたくないものは聞えない。
片隅に座っていても。
自由に何処へでも行ける。

他の誰も。
誰一人も。
近寄れはしても。
決して。
入ってはこれない。

例え。
この世界に。
終末が訪れたとしても。
この片隅の世界は。
微塵も揺るがない。

ささやかながらも。
楽しい。
我が楽園。
膝を抱えたまで。
いつも。微笑を浮かべていられる。

『Live At Small's Paradise』'66年リリース。
キング・カーティスがハーレムでの本拠地としていたライヴ・ハウスでのライヴ・アルバム。
かの傑作『Live At Fillmore West』より遡ること5年前になるのかな。
未だアトランティックで顔役になる前の。純粋にミュージシャンとして活動していた頃のライヴ。
それも勝手知ったる小さなハコ(とは言え1,500人程は収容できたとか)でのライヴ。
そうなれば。これはもうね。『Live At Fillmore West』と同等の期待をするのは当然かなと。
で、演奏の完成度、観客の盛り上がりでは『Live At Fillmore West』かなと思うのですが。
演奏の熱さ、黒さ、クールさ。何よりも感じられる空気の密度の濃さでは、このアルバムかなと。
その辺りはこの素晴らしくカッコいいジャケットに見事に捉えられてるかなと思います。
カーティスを含む3管のぶっとい響き。もうこれだけでゾクゾクさせられるのですが。
その間を名手コーネル・デュプリーのギターが鋭く切り裂いていく様も実にスリリングですし。
チャック・レイニーとレイ・ルーカスのリズム隊の生み出すグルーヴ感も堪らないものがあります。
どの程度の頻度で出演していたのかはわかりませんが。小さなハコ・・・と言うには半端ですが(笑)。
それでもライブ・ハウスで夜毎に。こんなソウルフルなライヴを体験できたら、まさに楽園だよねと。
ソウルフルに、グルーヴィーに唸りを上げ、吠えるカーティスのサックス。はぁ、ため息しか出ないなぁ・・・
「Philly Dog」とか「Road Runner」もやってて。やはりマーキーズとかJr.ウォーカーは意識してたのかな。
全10曲収録されているのですが。フェード・アウトしているナンバーもあり。
一説では後8曲の未発表曲の存在が確認されているとか。完全版でないですかね。しかもアナログ盤でね・・・

目を閉じて。
耳を澄ませて。
膝を抱えて。
片隅に据わって。
動かない。

目を閉じていても。
描きたいものは描けている。
耳を澄ませていても。
語りたくないものは聞えてこない。
片隅に座ってはいるが。
そこに留まっている訳ではない。

他の誰も。
誰一人も。
触れられはしても。
決して。
追ってはこれない。

例え。
この世界に。
終末が訪れたとしても。
この片隅の世界は。
一片も崩れはしない。

ささやかながらも。
楽しい。
我が楽園。
膝を抱えたまで。
いつも。心、穏やかでいられる。

排他的で。
独善的で。
構わない。
それの。
何が悪い。

ここは。
この片隅は。
我が楽園。
俺だけの楽園。
それでいい。

誰もが。
春を待っている。
春を迎えに行く。
その中で。
春の修羅を。恐ろしさを。

感じながら。
一人。
自分だけの。
ささやかながらも。
楽しい。

楽園の。
扉を閉ざして。
閉じ籠って。
修羅をやり過ごす。
そんな一日もあっていい。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/16 Mon *摩擦、軋轢、そして・・・ / The Soul Children

20150316friction


摩擦。
生じなきゃ。
楽なんだろうな。
でも。
滑りっぱなしになるか。

その。
係数が。
いつでも。
いい按配で。
あればいいんだろうけど。

十人十色。
わかっちゃいるが。
わかった気ではいるが。
どこまでだか。
そいつは何とも言えなくて。

どうしても。
違和感が生じて。
遺物に変わって。
胸の奥底に。
澱んでいって。

黒くなり始めると。
総ての。
摩擦を消してしまいたくなって。
狂気が目覚めて。
凶器を手にしたくなる。

『Friction』'74年リリース。
後期スタックスを支えた男女混成の4人組ソウル・チルドレン。
その最高傑作との呼び声も高い4thアルバム。
アルバム・タイトル、そしてヒットした「I'll Be Other Woman」に象徴される様に。
摩擦、男女間の心情のもつれをテーマとして制作されたアルバムです。
しかし、本当に。ソウルってのはその手のテーマを歌ったものが多いなぁ・・・
全体にスローなバラードが中心を占めていて。語りから始まるナンバーもあって。
いずれも導入部から徐々に惹き込まれ、一気に深みへと嵌ってしまう。
あるいは一気に高みへと昇らされてしまう。その歌声に宿る力と熱さが堪りません。
スタックスならではの重厚なサウンドを従えて。有無をも言わさず聴かせてしまう。
後にエピックに移籍してからも活躍したソウル・チルドレンですが。
やはりドナルド・ダック・ダンやアル・ジャクソン、そしてメンフィス・ホーンズのサウンドが似合います。
(1曲だけマッスル・ショールズ・リズム・セクションをバックにした録音が含まれています)
男としてはやはりシュレブラ・バネットとアニタ・ルイスの2人の女性ヴォーカルが気になるところですが。
深く味わい深いバネットと若く弾けるアニタ。そのバランスの良さも魅力を高めている要因かな。
この後に。内輪もめだかなんだかで。3人組になってしまうんですけどね。勿体なかったかなと。
その意味ではこのアルバムを制作した時期がソウル・チルドレンとしてはグループ内の関係。
摩擦とか軋轢が変に弱くも強くも無く。いい具合に刺激し合いながら調和を保っていた絶頂期だったのかな。

軋轢。
生じなきゃ。
楽なんだろうな。
でも。
前に進まなくなるか。

その。
度合が。
いつでも。
いい具合で。
あればいいんだろうけど。

百家百論。
わかっちゃいるが。
わかった気ではいるが。
どこまでだか。
そいつは何とも答えられなくて。

どうしても。
違和感を生じて。
遺物を受け容れられずに。
胸の柔かいところが。
硬くなっていって。

黒く塗られてしまうと。
総ての。
軋轢を消してしまいたくなって。
狂気が目覚めて。
凶器を手にしたくなる。

そう。
いつも。
いつでも。
いまでも。
眠ってるだけなんだ。

摩擦。
軋轢。
いつ。
どこかで。
ラインを越えたら。

目覚めた。
狂気は。
抑えようがなくなる。
振り上げた。
凶器は止まらなくなる。

その。
結果が。
何を呼ぶか。
何を引き起こすか。
知っている。

だから。
恐い。
怖ろしい。
狂気に歯止めが無いことを。
凶器など何処にでもあることを。

知っている。
知ってしまっている。
だから。
摩擦も。軋轢も。
上手くやり過ごして。

そして。
調和の中で。
確実に。
前へと進めればと。
思いはするのだが。

狂気が。
凶器が。
調和を許さない。
そんな時がまた来るんじゃないか。
そいつが。俺を追い詰める・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/15 Sun *聞えない / Mary Hopkin

20150315earthsong


静かだ。
否、静かすぎる。
何故だろう。
いま。
この窓を開けて。

人が。
通り過ぎる。
車も。
通り過ぎる。
街はいつものまま。

でも。
聞えない。
聞きたいものが。
聞えていたものが。
聞えないのだ。

空の。
囁きも。
風の。
呟きも。
空気の一人語りも。

確かに。
いつかの日には。
聞えてていた。
なのに。いま。
聞えない。

『Earth Song/Ocean Song』'71年リリース。
アップルの歌姫、メリー・ホプキンの2ndアルバム。
そのトラッドな内容は当時、驚きを持って迎えられたとか。
実はホプキンは元々ウェールズ出身で。トラッド等に惹かれていた少女で。
それが、ビートルズ、ポールの手によってアップルの歌姫に仕立て上げられたと。
それでアイドルとして成功した訳ですし。その路線のホプキンも好きではあるのですが。
彼女自身は相当にジレンマもあった様で。自身の意向を伝えるにも時間がかかったと。
でも。結局は自分の歌いたいことを歌いたいとのことで。路線を転向したと。
それを後押ししたのがこのアルバムをプロデュースしているトニー・ヴィスコンティで。
後にメリーはヴィスコンティと結婚しています。さて。ヴィスコンティと言えば。
T.レックスのプロデュースで有名だったりするのですが。このアルバムでは。
アルバム・タイトル通りに大地や海に寄りそう(邦題は『大地の歌』)ホプキンの歌声に対して。
アコースティック・ギターやストリングスを実に絶妙な具合に配置して。
その歌声を支えながらも。決して邪魔にはならないと言う見事な(愛情溢れる)手腕を発揮しています。
メリーのただ優しく繊細なだけでなく。時に大地や海をも思わせる力強い歌声。
そこには大地や海への愛情と共に。畏怖も感じられ。それらに語りかけ、それらの声を聞き。
一体になろうとする意志の感じられるものとなっています。その温かさが強張った心を解してくれます。
この時、未だ19歳だったホプキン。決してただの歌姫やアイドルでは無かったのですね。
商業的には失敗に終わり。今では顧みられることも少ないアルバムですが。
ホプキン自身は自らの作品の中で一番愛着があると語っているとか。うん。それだけの思いがこもっています。

静かだ。
否、静かすぎる。
何故だろう。
いま。
この街角で。

人の。
話し声。
車の。
排気音。
雑踏のざわめき。

でも。
聞えない。
聞きたいものが。
聞えていたものが。
聞えないのだ。

土の。
囁きも。
水の。
呟きも。
風たちのおしゃべりも。

確かに。
いつかの日には。
聞えてていた。
なのに。いま。
聞えない。

街にいるから。
都会にいるから。
そうじゃない。
それだけじゃない。
それだけだとは思えない。

いつの間にか。
空も。
風も。
空気も。
語らなくなってしまったのか。

いつの間にか。
土も。
水も。
風たちも。
口を閉ざしてしまったのか。

否。
違う。
自分が。
自分の。
心が体が。

彼等の。
声を。
聞けなくなってしまったのだ。
聞く力を失ってしまったのだ。
そう。もう長い間。

彼等の声に。
耳を傾けなくなっていたから。
無関心になっていたから。
大切なものを。
それを聞く力を失ってしまったのだ。

もう一度。
聞けるのだろうか。
彼等の声を。
笑い声を。
泣き声を。

聞えない。
聞えないんだ・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/14 Sat *総ての人が / Van Morison

20150314avalonsunset


夕陽。
沈みゆく。
その姿を。
目にしながら。
不意に。

また。
明日も。
夕陽を。
目に出来るのだろうかと。
否、そもそも。

明日。
朝陽が。
昇りゆく。
その姿を。
目に出来るのだろうかと。

そんな。
思いに囚われる。
そんな。
瞬間が夕陽と共に。
訪れることがある。

誰にも。
そんな瞬間が。
訪れるのだろうか。
そして。
その思いの重さは・・・

『Avalon Sunset』'89年リリース。
ヴァン・モリソンの'80年代最後のアルバム。
先ずはヴァンらしくない穏やかで優しげなジャケットに困惑しますが。
気難しくとっつき難い面が強調されがちなヴァン。
その歌声にも。時にあまりに崇高過ぎてついていけないかなと感じたり。
でも。'80年代以降のヴァンのアルバって。優しく穏やかだったりするんですよね。
決して角が取れたとか、丸くなったって意味では無くて。孤高の存在ではあるんですけど。
何だろうな。その声の表現、出てくるものに温かみが増したのかな。
う~ん、丸くはなって無くても。肩の力は抜けたのかな。それが歌声に自然に反映されたと。
どのみち。このアルバムも'70年代の数多い傑作と共に時代の垣根など軽く飛び越えてしまいます。
多少、定型的になって。甘ったるく感じられる歌もあるにはあるのですが。
そこはヴァンの歌唱力、存在感で大した問題にも成らずに済んでるってところですかね。
ヴァンのソウルだろうがブルースだろうが見事に自分のものに咀嚼してみせる力。
そこから生み出される歌には、ゴスペルと同様の昂揚感と清らかさが伝わってくるんですよね。
以前にも書いたかもしれませんが。ヴァンのアルバムってのはどんなに売れなくても廃盤にならないと。
そんな話が業界で囁かれるくらいに。やはり特別な歌の力を持った、特別な存在なんですよね。
もしね。初めて訪れるロック・バーがあって。扉を開けたらヴァンが流れてたら。それだけでいい店かなとかね。
とにかく。総ての人に一度は聴いてもらいたい歌声、それがヴァンの歌声なんですよね。

夕陽。
沈みゆく。
その姿を。
目にしながら。
漠然と。

また。
明日も。
夕陽を。
見送ることが出来るのだろうかと。
否、そもそも。

明日。
朝陽が。
昇りゆく。
その姿を。
迎えることが出来るのだろうかと。

そんな。
不安に襲われる。
そんな。
瞬間が夕陽と共に。
胸を過ぎることがある。

誰にも。
そんな瞬間が。
訪れるのだろうか。
そして。
その思いの重さは・・・

人にもより。
社会にもより。
国や地域にもより。
どれだけ。
切実に思うか。

それは。
様々に。
異なるのだろう。
そして。
その結果も。

それは。
様々に。
異なるのだろう。
本来なら。
平等であって然るべきなのに。

総ての人が。
明日の夕陽を。
その前に。
明日の朝陽を。
目に出来る様にと。

総ての人が。
その夕陽に。
その朝陽に。
己が理想の社会を。
夢みれる様にと。

柄にも無く。夕陽に願ってみたりする。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/13 Fri *払いたくない / The Rolling Stones

20150313getyourleedslungsout


ここまで。
話が違うと。
騙された気がする。
否、気がするんじゃなくて。
騙されてるんだよな。

人の給料から。
勝手に徴収しといて。
それも。
国と自治体と。
二重取りしといて。

更には。
買物にまで。
税金掛けて。引き上げて。
その他。
諸々、何かにつけて。

それで。
一体。
何に使ってやがるんだ。
えっ。
お前さん達はよ。

お前さんたちの御託の通りなら。
被災地の復興はもっと進んでるよな。
社会保障の充実もされてる筈だよな。
年金だって減額にならない筈だよな。
人をなめるのも、いい加減にしとけよ。

もう。税金なんて。払いたくない。

『Get Your Leeds Lungs Out !』'89年りリース。
懐かしのスウィンギング・ピッグによるローリング・ストーンズの2枚組ライヴ・アルバム。
お見せできないのが残念ですがブルーとホワイトのマーブルのレコード盤がとてもきれいです。
英国のあまりに高すぎる税金に悲鳴を上げたストーンズの面々。英国からの脱出を決めて。
そのファラウェル・ツアー中の'71年3月13日にリーズ大学でのライヴが収録されています。
基になった音源はBBCでの放送用なのかな。かなり控えめではありますが歓声も聴くことは出来ます。
まぁ、星の数ほどあるストーンズのブートレッグの中では昔から定評のある音源なので。
安心して聴けるのですが。特にミック・テイラーの華麗にして流麗なギター。これが素晴らしい。
'72年や'73年のツアー程の派手さはないものの。そのギターに対する真摯な姿勢が音に表れてる様で。
その若さあふれる、初々しくもあるギター。これはテイラー時代のストーンズが好きなら必聴でしょう。
とにかく聴いてきて。気持ちが良いのです。メンバーのこれでせいぜいするぜって気持ちを代弁してるかの様で。
そして。ボビー・キーズのサックスも気持ちよく鳴ってるんだよなぁ。テキサス・ファンカーここにありだよなぁ・・・
それと「(I Can't Get No) Satisfaction」がこのツアーだけの独特のアレンジで。
なかなか歌に入らない、リズムに乗って延々と続きそうな導入部がドキドキしたりします。面白いな。
それにしても。まぁ、税金から逃れられるだけが理由じゃ無いでしょうが。とにかく生き生きしてるストーンズ。
この時代のストーンズのライヴを観たかったなと。やはりね。どうしても感じてしまいますね。
それにしても。不思議なのが「Dead Flowers」から始まっていることで。実は完全版では無いんですよね。
オープニングの「Jumpin' Jack Flash」、2曲目の「Live With Me」が収録されて無いんですね。
何でもBBCでも放送されなかったらしいので。機材トラブルでもあったんですかね。勿体ない話だよなぁ。
その欠点を除けば。十分に楽しめるかな。くどいですけど。とにかくテイラーのギターは必聴です。

ここまで。
話が違うと。
信じられなくなる。
否、信じられないんじゃなくて。
信じちゃ駄目なんだよな。

人の給料から。
勝手に徴収するんじゃねぇ。
それも。
国と自治体と。
二重取りして無駄だろうが。

更には。
買物にまで。
税金掛けて。更に弾き上げるって。
その他。
諸々、何でもかんでも。

それで。
一体。
何をやってやがるんだ。
えっ。
お前さん達はよ。

お前さんたちの答弁の通りなら。
被災地の復興はもっと進んでるよな。
社会保障の充実もされてる筈だよな。
年金だって減額にならない筈だよな。
人を馬鹿にするのも、いい加減にしとけよ。

もう。税金なんて。払いたくない。

本当に。
必要な人達に。
必要なものが。
必要な支援が。
行き届くなら。

ちったぁ。
高くたって。
我慢するんだよ。
困った時は。
お互い様だからな。

だが。
どうにも。
そうは思えねぇ。
集めるだけ集めて。
いいように使いまわしてるんだろ。

本当の。
実体を。
明かしてみろよ。
曝け出してみろよ。
そして。本来の使い道に戻せよ。

まったく。
自分の国に。
税金も払いたくないくらい。
信用できなくなるなんて。
情けなくてしようがない。

そうは思わないかい?



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/12 Thu *地獄の窯も / Elvin Bishop

20150312raisinhell


まぁ。
その。
なんだ。
今更。
どうしようが。

行き先は。
地獄かな。
別に。
死んじまえば。
どうでもいいけど。

だけどなぁ。
今も。
ある意味。
地獄だしなぁ。
勘弁してほしくもあるけど。

でも。
それなら。
それで。
楽しくやることも。
出来るかな。

地獄の窯も。
湯加減次第。
いい感じで。
楽しく。
浸かって鼻歌でもね。

『Raisin' Hell』'77年リリース。
'76年~'77年の全米ツアーで収録されたエルヴィン・ビショップの2枚組ライヴ・アルバム。
マイケル・ブルームフィールドと共にポール。バーターフィールド・ブルース・バンドで世に出て。
ブルームフィールドが脱退した後はリード・ギタリストとして活躍もしたビショップですが。
やがてブルームフィールドに続く様に脱退。自らのバンドを率いて活動を始めます。
シカゴでブルース・マンについて修行を積んだそうで。本格的なブルース・ギターもお手のもの。
なのですが。出身が南部であることも影響してるのか。妙に自分を追い込んだり求道的にはならなくて。
どこか。大らかで緩い感じが滲み出てくるのがビショップの最大の特徴、持ち味ですかね。
それを活かそうと思ったのか。どうか。当時隆盛を極めていたサザン・ロックに接近。カプリコーンに入社。
このアルバムがカプリコーンでの3枚目か、4枚目か。その辺りだと思うんですけど。集大成的な感じもあって。
ホーン・セクションも含めた10人以上の大所帯を率いて地元の南部で大いに盛り上がっています。
(因みにホーン・セクションにはあのタワー・オブ・パワーのメンバーもゲストで参加しています)
それにしても。本当に大らかと言うか、気取りも何も無くて。でもってポップでもあるので親しみやすくて。
まさにエルヴィン・ビショップ一座がおらが街にやってきて。みんな集まってどんちゃん騒ぎと言う。
そんなお祭り感覚が何とも楽しいアルバムなのです。なんかサーカスのテントとか祭りの櫓とか似合いそうなね。
ギターも決して早弾きするタイプじゃ無いし。ヴォーカルもヘタウマだし。MCなんかも朴訥としてるし。
でも。だからこそ。みんないい加減、いい気持ちになって。笑顔になっちゃうんだろうなってのが感じられます。
そんな中で大ヒットした「Fooled Around And Feel In Love (邦題は「愛に狂って」)」はビシッと決めて。
客席全体を甘いムードに浸して泣かせて、合唱させる・・・アルバム・タイトル通りに地獄でも盛り上がりそうだな。

まぁ。
その。
なんだ。
今更。
更生したところで。

行き先は。
地獄だろうしな。
別に。
死んじまえば。
それがどうしたって話だが。

だけどなぁ。
今までも。これからも。
ある意味。
地獄だもんなぁ。
天国に未練があるっちゃあるけど。

でも。
それなら。
それで。
楽しくやれれば。
それはそれでね。

地獄の窯も。
湯加減次第。
いい按配で。
楽しく。
浸かって歌の一節でも。

後は。
人から人へ伝わって。
鼻歌から歌声へ。
歌声から大合唱へ。
そんで、鬼さんこちらで。

赤鬼も。
青鬼も。
一緒に。
巻き込んで。
肩組んで歌って。

そのうちに。
踊りだしたりなんかして。
お祭りみたいに。
どんちゃん騒ぎ。
閻魔大魔王にも無礼講。

まぁ。
困難な時も。
堕ちていきそうな時も。
そんな程度に。
思えればなんとかなるさ。

地獄の窯も気持ち次第。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/11 Wed *自由に飛んで愛して / Lynyrd Skynyrd

20150311onemorefromtheroadukorg


さぁ。
もう。
いま。
自由に。
飛んで。愛して。

貴方達の。
思いを。
その魂を。
邪魔するものなど。
妨げるものなど。

何も無い。
何処にも無い。
思いのままに。
空を。
飛んで。

空の上から。
その思いと共に。
地上の愛する人々を。
笑顔で。
見守ってくれてもいい。

空の果てまで。
叶わなかった夢を追って。
飛んでいって。
代わりに叶えようと闘う誰かを。
応援してくれてもいい。

さぁ。
もう。
いま。
自由に。
飛んで。愛して。

『One More From The Road』'76年リリース。
オールマン・ブラザーズ・バンドと並び立つ、サザン・ロックの雄、レーナード・スキナード。
その地元であるアトランタはフォックス・シアターで収録された2枚組ライヴ・アルバム。
レーナード・スキナードを代表する、否、サザン・ロックを代表する・・・
否、アメリカン・ロックを代表する傑物的なライヴ・アルバム。その存在自体に感謝したくなります。
A面に針を落とした瞬間から。レコードをひっくり返し。2枚めに取り換えて。D面が終わり針が上るまで。
その豪快で雄大で。それでいて郷愁を呼び起こす繊細さも持ち合わせたそのサウンドに。
心を奪われ、魂を揺さぶられるアルバムなのです。気づくと拳を握りしめていたり。涙が頬を伝わっていたり。
音楽には。ロックには。問答無用で人の心を動かす、人を勇気づける力が宿る瞬間があるのだと。
もし、そんなことは戯言に過ぎないと言う奴がいるのなら。このアルバムを聴いてみろと言いたくなります。
このアルバムに収められた。その熱気、その力強さ、その優しさに何も感じないのかとね。
実はブリティッシュ・ロックからの影響も大きかったと思われるレーナード・スキナード。
豪快で雄大でありながら。キャッチーなメロディーのナンバーが多く。そのある意味でのわかりやすさ。
それがオールマン・ブラザーズ・バンド等と比較してシングル・ヒットを連発できた理由かなとも思われて。
要は、観客が一緒に歌い易い、そのことによって一体感を得ることが出来やすかったのかもと。
そこらはレーナード・スキナードを見出してプロでユースも手掛けたアル・クーパーから学んだのかも。
その歌われる世界も、酒と女とm旅から旅へのロード生活と望郷の思い、地元への愛と。
単純っちゃ単純ですけどね。ロックは、ロックンロールはだからこそ我々の心を掴んで放さないんですよね。
そんなレーナード・スキナードの思いを、意思を象徴するナンバーが「Free Bird」なのです。
ライヴでは必ずラストに歌われる「Free Bird」元々はラブ・ソングでありデュアン・オールマンへの追悼歌で。
しかし唸りを上がて飛び上がるトリプル・ギターに託す思いは聴く人、それぞれの思いでいいと思うのです・・・

さぁ。
もう。
いま。
自由に。
飛んで。愛して。

貴方達の。
思いを。
その道を。
邪魔するものなど。
妨げるものなど。

蹴飛ばして。
鎖を断ち切って。
思いのままに。
空を。
飛んで。

空の上から。
見守ってくれている。
人々に笑顔で。
手を振って。
我が道を歩いていってもいい。

空の果てから。
応援してくれている。
誰かに応える為に。
脇目も振らず。
夢を追いかけていってもいい。

さぁ。
もう。
いま。
自由に。
飛んで。愛して。

空の上にも。
この地上にも。
貴方達の思いを。
貴女達の夢を。
妨げる者はいない。

そんな。
権利を有する者はいない。
いたならば。皆で。
蹴りを入れて。
乗り越えていけばいい。

そんな。
奴等が作る壁など。
叩き壊して。皆で。
鎖など断ち切って。
乗り越えていけばいい。

一人、一人が。
それぞれの。
思いのままに。
自由に。
行けばいい。追えばいい。

さぁ。
もう。
いま。
自由に。
飛んで。愛して。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/10 Tue *求めずにいられない / Michael Bloomfield

20150310crusinforabrusin


何故。
わざわざ。
そんなものを。
求めて。
歩き回るのか。

出会うか。
どうかも。
わからないし。
出会ったところで。
それで。

幸せに。
なれるとは。
限らない。
思えない。
それでも。

精神が。
肉体が。
乾いて。飢えて。
そいつを求めだしたら。
探しに彷徨うしかない。

何故。
そいつが。
わかれば。
止められれば。
いいのかも知れないが。

『Cruisin' For A Bruisin'』'81年リリース。
マイケル・ブルームフィールドの恐らく生前最後にリリースされたアルバム。
その晩年に在籍したタコマ・レーベルからの2枚目のアルバムになるのかな。
相変わらずの求道者的な面もありながら、リラックスした雰囲気もあるギターが聴けます。
この頃には既にかなりの薬物中毒に陥ってたと思われるのですが。
かっての緊張感に満ちたプレイを求めるのは酷だとしても。その伸びやかなギターには。
流石はブルームフィールドだと思わされる瞬間が何度もあり。思わず笑みが毀れます。
この笑みが毀れる・・・ってところが複雑なところで。以前であれば背筋に震えが走ったところかなと。
そう。どうしたって。どう聴いたって。ブルームフィールドの絶頂期はね。
ポーツ。バターフィールド・ブルース・バンド、そしてフィルモアでのライヴですからね。
あそこにあった緊張感や熱さを、このアルバムに求めるのは酷ってもので。
それでも。生涯ブルースを追い求め、ブルースに人生を捧げてしまったブルームフィールドの。
その結果的に最後に落ち着いた先が。緩さがあったとしても温かみを感じさせるブルースで。
それを誰よりもブルームフィールドが楽しそうに弾いている。なんか。もう。それだけでいいのかな。
何処か達観した感じもあって。それが求め続けた自分のブルースを手にした結果なのか。
それとも。何かを諦めた結果なのかは。もうブルームフィールド自身にしかわからないのですが。
決して恵まれてるとは思えない録音環境で。伸びやかにギターを弾き、楽しげに歌ってみせる。
求めずにいられなくて始まったその旅の終りに。何かを手にしたんだろうなと思いたくなるのです。

何も。
わざわざ。
そんなものを。
求めて。
歩き回らなくてもと。

出会っても。
どうしたいのかも。
わからないし。
出会ったところで。
むしろ。

余計に。
心、乱れる。
その可能性が。
高いのだろうけど。
それでも。

精神が。
肉体が。
凍てついて。固まって。
そいつを求めだしたら。
探しに流離うしかない。

何故。
そいつが。
わかれば。
止められれば。
いいのかも知れないが。

あてなど。
無く。
先行きなど。
わからず。
ただただ。

気の。
趣くままに。
勘の。
働くままに。
歩き続ける。

あの街から。
この街へ。
あそこの街角。
こちらの街角。
この道の先へ。

雨に濡れ。
肩をすぼめ。
震えながら。
それでも。
歩き続ける。

冷えた身体を。
さすりながら。
精神の残り火に。
手をかざしながら。
求め続ける。

因果だなと。
難儀だなと。
でも惚れ込んだからには。
どうしても。
求めずにいられない。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/09 Mon *刻まれしもの / Supertramp

20150309indelibilystamped


どうしても。
消せない。
消えてくれない。
そんな。
刻まれしもの。

この身に。
この心に。
くっきりと。
痕跡を。
残しているもの。

普段は。
隠れていても。
ある瞬間に。
浮かび上がり。
困惑させやがる。

途端に。
身動きはとれず。
呼吸不全に陥り。
胸を抑えて。
蹲ってしまいたくなる。

こいつだけは。
どうしたって。
消せはしない。
奥深く。
刻まれしもの。

『Indelibly Stamped』'71年リリース。
何とも魅惑的でショッキングなジャケットが印象的なスーパートランプの2ndアルバム。
スーパートランプと言えば、なんと言ってもあの、『Breakfast In America』の大ヒットにより。
すっかり米国のバンドと勘違いされてることが多いようですが。正真正銘の英国のバンドで。
シーンに浮上するのは3rdアルバムからで。地味なバンドだったのが『Breakfast In America』でブレイクしたと。
メンバーの変遷も激しいスーパートランプ。リック・デイヴィスとロジャー・ホジソンの2人が中心で。
極端な言い方をすると。リックとロジャーの描くサウンドに必要な他のメンバーが呼ばれてくると言う。
そんなユニット的な面もあって。このアルバムではフルートとサックスが加わっていたりもします。
ざっくり言うと。リックはロックンロールやブルースがそのベースにある様で。
対するホジソンはそれよりもキャッチーでいてフォーキーなナンバーでその個性を発揮すると。
その個性がいい按配で融合してるのがこのアルバムなのかなと。
それはリックにしろ、ホジソンにしろ。その通奏低音に。どうしても消し去れない英国の香りがあるからで。
アルバム全体の統一感をその香りが保ってるのかな。ブルージーでもフォーキーでも。
どう聴いても。どこから聴いても。クッキーと紅茶の香り、英国の香りが漂ってくるんですよね。
そのどうしようもない英国らしさが好きなファンにとっては。とても堪らないアルバムなんですけどね。
世界で、特に米国で成功を収めようとすると。その英国らしさが逆に邪魔になることもままあるので。
その、らしさ。消えない筈だった英国の香りを消し去って。英国印を外してみたと。
その結果が『Breakfast In America』による世界的な大成功に繋がったんだろうなと。
でもね。このアルバムに刻まれた、そこから漂う香り、それが何とも愛おしくてね。複雑にもなるんですよね。
ハッキリ言って。別のバンドになっちゃいましたからね。曲としての「Breakfast In America」は悪くなかったけど・・・

どうしても。
忘れられない。
忘れさせてくれない。
そんな。
刻まれしもの。

この身に。
この心に。
くっきりと。
傷跡を。
刻んでいるもの。

普段は。
忘れていても。
ある瞬間に。
不意に蘇り。
混乱させやがる。

途端に。
挙動不審になり。
脈拍は早鐘の如く。
何処へでもいい。
逃げ出してしまいたくなる。

こいつだけは。
どうしたって。
忘れ歯でいない。
奥深く。
刻まれしもの。

痕跡。
傷跡。
消せるものなら。
忘れられるものなら。
そう思いつつ。

浮かび上がる度に。
蘇る度に。
消せないんだと。
忘れられないんだと。
思い知らされる。

刻まれしもの。
そいつから。
逃れられない限り。
何をしても。
何処へいっても。

いつか。
いつも。
その刻印の下に。
呼び戻される。
離れることができない。

刻まれしもの。
しかし。
その香りに。
どうしようもならない愛おしさを。
感じてしまう。

そんな。
自分が。
いることも。
どこかで望んでいることも。
また確かなこと。

刻まれしもの。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/08 Sun *勘違いすんじゃねぇーよ / Beck, Bogert & Appice

20150308beckbogertappiceukorg


勘違いするなよ。
世の中。
お前を中心になんか。
回ってないんだよ。
お前がどう思おうがそうなんだよ。

お前には。
お前の思い。
お前の考え。
お前のやり方。
あっていいさ。当然だろ。

だから。俺にも。
俺の思い。
俺の考え。
俺のやり方。
あるんだよ。当然だろ。

そんなことも。
わかんないで。
一方的に。
お前の思いや考え。
押しつけて。それが何になるんだ。

そうだよ。
共感して。
共鳴して。
反応し合って。
人は生きてるんだよ。

でもな。
一方通行じゃ。
何も感じない。
何も鳴らない。
何も応えられない。

元々。
他人同士なんだから。
共にあろうとするなら。
相手のこと。思って。感じて。
相手のやり方に応えて。

先ずはそこからなんだよ。
勘違いするんじゃねぇーよ。

『Beck, Bogert & Appice'73年リリース。
ジェフ・ベック、ティム・ボガート、カーマイン・アピス。
腕に覚えもあれば、一癖も二癖もある3人で結成されたベック、ボガート&アピスの1stアルバム。
今考えると。この3人が一緒に組むってことが無謀の様にも思えたり澄ますが。
当時は待ちに待たれたスーパー・グループだったんですよね。遂にあの3人が組むのかと。
そもそもは第一期ジェフ・ベック・グループ時代にヴァニラ・ファッジを聴いて入れ込んだベックが。
ロッド・スチュワートだけを連れてボガートとアピスと新グループを結成しようと画策するも。
自らが自損事故を起こして(飛び出してきた猫を避けたとも)重傷を負ってしまい。回復に時間を要して。
その間に、ボガートとアピスの2人はカクタスを結成して活動を始めて、成功も収めてと。
仕方なく(?)ベックも第二期ジェフ・ベック・グループを結成して活動開始、こちらも成功してと。
それぞれに順調だったので。そのまま活動しても良さそうだったのが。カクタスがメンバー間で揉め始めて。
それを耳にしたベックはいてもたってもいられずにマックス・ミドルトンだけを連れて2人に最接近。
最終的にはミドルトンも、その後の新たなヴォーカル候補も離脱したものの。漸く念願の3人で組めたと。
喜色満面なベックの顔が思い浮かびますし。アルバムも、ハードながらソウルフルにファンキーにと。
3人の実力が遺憾なく発揮された傑作なのですが。でも。タイミングが悪かったんですよね。
当初は第一期ジェフ・ベック・グループを発展させたヘヴィなハード・ロック・バンドを構想していたんでしょうが。
ご存じの様に。ベックは第二期ジェフ・ベック・グループでかなりソウルやジャズに接近してましたからね。
カクタスでヘヴィーなハード・ロックをやていたボガート、アピスとは志向性が異なって来てたんじゃないかと。
だからと言って。この3人。誰も自分から折れないでしょうし。まぁ、録音では流石に息を合わせていて。
その共鳴したり、触発したりするところがスリリングなんですが。どこか時を逸した感は否めないんですよね。
あので。この後に日本のみ発売のライヴ・アルバムのみで解散したのも当然の流れだったのかな。
共感して。共鳴して。反応して。それってとても大切なんだけど。とても難しくもあるんですよね。

勘違いするなよ。
世の中。
誰もがそのままのお前を。
受け入れるとは限らないんだよ。
お前がどう思おうがそうなんだよ。

お前には。
お前の思い。
お前の考え。
お前のやり方。
あるんだろう。百も承知さ。

だったら。俺にも。
俺の思い。
俺の考え。
俺のやり方。
あるんだよ。それくらい承知しとけよ。

そんなことも。
わかろうともしないで。
一方的に。
お前の思いや考え。
押しつけて。勝手に怒って。勝手に泣いて。

それじゃぁな。
共感も。
共鳴も。
反応も。
したくても出来ないんだよ。

だろう。
一方通行じゃ。
お互いに何も感じない。
お互いに何も鳴らない。
お互いに何も応えられない。

元々。
他人同士なんだから。
共にあろうとするなら。
本気で互いのこと。思って。感じて。
真剣に互いのやり方に応えて。

先ずはそこからなんだよ。
勘違いするんじゃねぇーよ。

少しでも。
何かが。
生まれればと。
楽しめればと。
思うから。

共鳴できないか。
触発されないか。
そう思ってはみたが。
一方的に押しつけて。
受け入れられなきゃ一方的に出ていって。

勘違いすんじゃねぇーよ。
マスターベーションしてるんじゃないんだから。
言葉には出さなくても。
皆、必死で。
相手のことを思って、感じて、動いてるんだよ。

勘違いすんじゃねーよ。
とっとと失せな。顔じゃねぇんだよ!



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/07 Sat *そんな時は・・・ / Humble Pie

20150307backhomeagain


時々。
わからなくなる。
見失う。
探し物だったり。
行き先だったり。

結構。
いっぱいいっぱいで。
そこへ横槍など。
入ろうものなら。
平静を装いながらも。

そりゃ。
焦るし。
困るし。
何だっけ。
何処だっけ。

そんな時は。
思い出す。
思い出したら。
迷わずに。
そこへ向かう。

自分の。
探してるもの。
行きたいところ。
その原点へ。
一直線に立ち返る。

『Back Home Again』'76年リリース。
ハンブル・パイの初期、イミディエイト時代の音源からの編集アルバム。
英国盤らしい意味あり気なジャケット以外には。特に他の編集アルバムと差は無いかな。
ただ。流石は英国盤って感じのやや湿り気を含んだ乾いた音質がサウンド的には際立ってるかな。
スモール・フェイセスのスティーヴ・マリオットとハードのピーター・フランプトン。
アイドル的人気もあった2人が組むと言うので。スーパー・バンドとして期待されたハンブル・パイ。
ところがどっこい。いざ組んでみたら。なかなかその方向性が見いだせずに漂流することになってと。
(スモール・フェイセスにフランプトンを加入させようとしたマリオットに反対したメンバーは慧眼だったのかな)
なかなか音楽的にも商業的にも評価を得ることが出来なかったと。まぁ、それはそうだろうなと。
マリオットとフランプトンのその後の歩んだ道を見れば。志向性がそもそも違ってたんじゃないかと思うのですが。
否、もしかしたらと。組んでみて。曲を書いて。音を出して。それで2人とも初めて気づいたのかな。
それでも。その違いの融合点を探し求めて。何かが生まれるかも知れないと試行錯誤してた。
それが初期ハンブル・パイなのかもしれませんね。勿論、そこで新たな発見もあっただろうし。
でも、結果的にはそれぞれの志向がより明確になって。原点に立ち返って袂を別つことになったと。
必要な試行錯誤の期間であり、その後のお互いの活動、活躍の原点とも言えるんだろうな。
泥臭くソウルフルなマリオット。爽やかでキャッチーなフランプトン。どちらも素晴らしいんですけどね。
並べたらね。やはりマリオットのパワーが優るんですよね。どうしても。力技で根こそぎ持ってっちゃう感じで。
まだ後期のハンブル・パイにおける小型原子炉とまで称された程ではないにしろ。その歌声の魅力。
あのロバート・プラントがスモール・フェイセス時代のマリオットの追っかけだったって噂も満更でも無いかな・・・

時々。
わからなくなる。
見失う。
求めていたものだったり。
行きたかったところだったり。

結構。
ぐっちゃぐっちゃで。
そこへ邪魔など。
入ろうものなら。
あっという間に火がついて。

そりゃ。
怒るし。
責めるし。
こっちはな。
それどころじゃないんだよ。

そんな時は。
ひと息入れて。
落ち着いたら。
迷わずに。
そこへ向かう。

自分の。
欲しているもの。
行きたかったところ。
その原点へ。
一直線に立ち返る。

そうだ。
そうだよ。
これだ。
これだよ。
駄目じゃんと。

こんな。
大切なもの。
大切なところ。
見失って。
何を彷徨ってるんだって。

これが。
探し物。
求めていたもの。
何だって。
見失ったのか。

そこが。
行き先。
行きたかったところ。
何だって。
見失ったのか。

甘いんだよな。
面倒なことを避けて。
言い訳を探して。
そこそこで。
妥協してと・・・

そんな時は。
そこへ立ち返る。
原点へ立ち返る。
元気を。勇気を。優しさを。
貰って帰る。

でも。
また。
見失うこともある。
そんな時は・・・・
何度でも立ち返る。

我ながら。
情けないほど。
呆れるほど。
まったく。
懲りない奴だよなぁ(苦笑)。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/06 Fri *繋がりが生まれる / Trapeze

20150306youarethemusicwearetheband


道を。
急ぎ。
慌てて。
扉を開けて。
飛び込む。

チケット代を。
払って。
一杯、飲んで。
辺りを見回して。
腰を下ろす。

ざわめき。
話し声。
チューニングの音。
やがて。
照明がおちる。

バンドの。
音が鳴り響く。
ギターが。
ベースが。
ドラムスが。

唸りを上げる。
叫びを上げる。
さぁ。
やろうぜと。
楽しもうぜと。

その瞬間に。
生まれるものがある。

『You Are The Music...We Are The Band』'73年リリース。
グレン・ヒューズがディープ・パープル加入前に在籍していたことで知られるトラピーズ。
まるでライヴ・アルバムの如くのジャケットのこのアルバムが3枚目のオリジナル・アルバムで。
そして。結果的にはグレン在籍時のラスト・アルバムともなりました。
トラピーズって。最初はムーディー・ブルースに見いだされて。1stではプログレ的なサウンドを出していて。
それが全然注目されずに。5人編成から3人編成になって。グレンが主導権を握って。
そこからハードでファンキーなバンドとして注目を浴びる様になったと。
このアルバムも。ジャケットと同様に。ライヴなのかなと思われるその弾むサウンド。
ギターと、ベースと、ドラムスが。実に見事に繋がって一つの世界を作り上げていく。
その過程で生じるダイナミズムが素晴らしくて。聴いてるこちらも惹き込まれていくところがいいかなと。
中でもグレンの唸って弾けるベースとハイ・トーンが特徴的なヴォーカルは既に一級品の域に達してるなと。
そんな変身したトラピーズ、グレンが注目を浴びないでいられる訳もなく。
確かこのアルバムに伴うツアーでディープ・パープルの前座をやってて。そこで声をかけられたと。
しかも一説によると。最初はイアン・ギランとロジャー・グローヴァー両方の後任って話だったらしく。
それは相当に美味しい話だったんじゃないかなと。ただトラピーズが軌道に乗り出していたので。
一度はグレンも断った。しかしツアー終了後に再度声を掛けられて。結局ベーシストとして参加したと。
グレン在籍時のパープルのマークⅢ、マークⅣ時代が好きな自分としては。良かったなと思うのですが。
一方でパープルでは当然制約もあった筈で。ここでのトラピーズの伸び伸びとしたサウンドの続きを。
そのサウンドがどんな共鳴を起こし、どう繋がっていったかにも興味があるんですけどね。

明るい。
ステージから。
放たれる。
眩いほどの。
輝きを受けながら。

グラスを。
傾け。
手の中で転がしながら。
輝きを放っているのは。
照明だけではないと。

ギターが。
ベースが。
ドラムスが。
そして。
歌声が輝いている。

バンドが。
全体で。
唸り。
叫び。
共鳴している。

その。
共鳴が。
客席を照らす。
客席を輝かせる。
さぁ、こいよと。

その瞬間に。
生まれるものがある。

ギターが。
ベースが。
ドラムスが。
歌声が。
共に響き合う。

その響きが。
一体となって。
向ってくる。
眩い輝きと。
強い揺れとなって。

さぁ。
一緒に。
輝いてみないか。
揺れてみないか。
伝わったなら。

繋がったなら。
共に。
響いてみないか。
鳴いてみないか。
楽しくなるぜと。

その瞬間に。
生まれるものがある。
ステージと。
客席に。
繋がりが生まれる。

唸る。
弾ける。
ダイナミズム。
共にあらんとする魂。
繋がりが生まれる。

そんな。
瞬間に。
出会えるのが。
ライヴの。ロックの。
醍醐味の一つなんだよな。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/05 Thu *感じあってるか~い / Junior Wells & Buddy Guy

20150305juniorwellsbuddyguy


この。
空気。
その。
振動。
それが。

この。
空間を。
包み込み。
皆を。
震わせる。

その。
皆の。
震えが。
鼓動が。
一つになっていく。

共に。
包まれ。
震え。
一つになっていく。

この。
共鳴を。
共振を。
共感を。
感じているかい。

『Junior Wells & Buddy Guy』'75年リリース。
元祖ブルース・ブラザーズとも呼ばれるジュニア・ウェルズとバディ・ガイ。
第2回ブルース・フェスティヴァルで初来日した2人の郵便貯金会館でのライヴ。
3日間行われたそのライヴの中かからベスト・テイクを選んだ2枚組ライヴ・アルバム。
当時のバディのレギュラー・バンドにウェルズがゲストとして参加する形式をとっていて。
バディのバンドには弟でもあるギタリスト、フィリップ・ガイやサックスのA.C.リードも参加。
アルバムには収められてませんが先ずはフィリップがバンドを率いて登場して。
適度に会場を熱くしたところでバディを呼び込むと。そのバディ登場の瞬間から始まっています。
初めて相手にする日本の観客を相手に戸惑ってるのか、バディが様子見をしてる感もありますが。
直ぐにその魂に火がついてスロー・ブルースでのバディ節でこれでもかと責めてきます。
このスロー・ブルースでの陰湿とも言えるギター、なのに客席は熱くなる。バディの十八番ですね。
特に「First Time I Met The Blues」でのしつこさとかは何ともサディスティックですらあります。
そしてフィルとリードがヴォーカルをとるナンバーを挟んで。いよいよウェルズの登場となります。
レコード2枚目、C面にしてやっと出番のウェルズ。溜めに溜めて大爆発かと思いきや。
こちらも様子見なのか、焦らしてるのか。いきなり全開とはいかず。軽い乗りで始まります。
それでもブルース・ハープの最初の音色。それが鳴った瞬間に呻らされ。そこにバディが絡むとね。
ウェルズとバディ。この2人だけにある。独特のコンビネーション、空気、そんな世界に惹き込まれます。
ウェルズのハープと歌声の色気のある乗り、その後ろで蒼白い炎をチロチロ燃やすバディのギター。
実に絶妙です。歓声がオフ気味なので伝わりにくいのですが。会場も相当に熱くなってたんだろうなと。
その共鳴具合は感じることができます。そしてやはり。ウェルズとバディの2人の間の独特の空気。
実のところ。経済的な理由でコンビを組み始めたらしいのですが。それを越えたものが感じられます。

この。
独特の。
その。
匂い。
それが。

この。
空間を。
包み込み。
皆を。
酔わせる。

その。
皆の。
酔いが。
気持ちが。
一つになっていく。

共に。
包まれ。
心地良く。
一つになっていく。

この。
共鳴を。
共振を。
共感を。
感じているかい。

その日。
朝。昼。夜。
その一日。
何があったとしても。
それぞれに抱えているものがあっても。

ここで。
この。
空気に。
匂いに。
包まれて。

緩く。
徐々に。
熱を帯びながら。
皆が。
一つになっていく。

共に。
震え。
共に。
酔い。
振動が共鳴し始める。

その。
共鳴を。
共振を。
共感を。
感じあっているかい。

感じ合っていれば。それでいいのさ!



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/04 Wed *他人が皆・・・ / Earl Hooker

20150304twobugsandaroach


他人が皆。
皆が皆。
自分より。
優って見える。
そんな日がある。

あいつも。
こいつも。
顔見知りも。
見知らぬ顔も。
どいつもこいつも。

勝ち誇って。
こちらを見下している。
その様にしか。
感じられない。
見えない。

そんな。
他人が皆。
皆が皆。
こっちを見てる。
笑って見てる。

打ちのめされて。
気が滅入って。
そんな日でも。
喉は乾くし。
腹も減る。

『Two Bugs And A Roach』'69年リリース。
スライド・マスターにしてブルース界の革新者でもあったアール・フッカー。
そんなフッカーの'68年の録音を集めたアーフリーにおける1stアルバム。
2匹の虫と1匹のゴキブリとは何とも奇妙なアルバム・タイトルですが。
これそれぞれの頭文字TとBで肺結核を指す隠語だそうで。
実際にフッカーは'60年代の中頃は肺結核で入院してた時期があったらしく。
B面頭の「Two Bugs And A Roach」では。暫く顔を見なかったな。おぅ病気でな。
へぇ、それで何で治したんだい。こいつでさといった会話の後にフッカーがギターを弾き始めると言う。
なんとも粋な演出がなされています。尤も。'70年にその肺結核で40歳にして夭折してしまうのですが・・・
さて。フッカーと言えば。テクニシャンとして知られて。数々のブルースマンの録音に参加していますが。
一番の魅力は。やはりその鋭く、そして弾けるスライドで。ロバート・ナイトホーク辺りのスライドを。
モダン・ブルースに持ち込んだ様なスリリングな音色は他では聴けない出色なものです。
勿論、普通にピックで弾いても抜群に上手いくて。それが時には器用貧乏になったのかも知れませんが。
またジャケットでダブル・ネック・ギターを弾いている様に。誰よりも新しいギターや機材に興味があった様で。
オーティス・ラッシュによると。ワウワウ等もジミヘンより先にフッカーが使っていたんだとか。
要するに根っからの職人肌にして新しもの好きのギター・マニアな側面があったと。
故に長い間、他人のバックを務め。自分がフロントに出ることがなくても。さほど気にも留めずに。
自分の納得のいくギターが弾けて、音が出せればそれで良かったのかなと思わされます。
これ程の才能の持ち主が。本当にそれで満足できていたのか。アルバム・タイトルには皮肉もあるかなと。
でもね。本当に心地良く弾いてるんだろうなと思わされるそのギターを聴いてると。どうでもよくなるかな。

自分が。
誰よりも。
皆が皆よりも。
劣って見える。
そんな日がある。

あいつよりも。
こいつよりも。
顔見知りも。
見知らぬ顔も。
どいつよりもこいつよりも。

負けている。
こちらが見下されている。
その様にしか。
感じられない。
見えない。

そんな。
他人が皆。
皆が皆。
こっちを見ない。
見向きもされない。

打ちひしがれて。
憂鬱になって。
そんな日でも。
喉は乾くし。
腹も減る。

他人が皆。
だれもかれもが。
自分より優っている。
そうとしか思えない。
そんな日がある。

自分が。
だれよりもかれより。
皆より劣っている。
そうとしか感じられない。
そんな日もある。

他人が皆。
自分とは異なる。
社会に。世界に。いるんだと。
そうとしか信じられない。
そんな日もある。

そんな。
自分が。
ちっぽけな。
虫けらにすぎない。
そうとしか受け止められない日でも。

程は乾くし。
腹も減る。
何よりも。
聴きたいものは聴きたいし。
欲しいものは欲しくて堪らない。

だから。
他人が皆。
どうだとて。
こっちはこっちで。
生きていく。

這い蹲っても。
這いずり回っても。
それでも。
それだけでも構わないから。
生きていく。それだけなんだ。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/03 Tue *それが運命 / Hadda Brooks

20150303fammefatale


もし。
それが。
運命ならば。
それを。
受け入れよう。

誰の。
せいでもなく。
誰が。
悪いのでもなく。
ただただ。

自分が。
自分の中の。
何かが。
初めて会った時から。
惹きつけられた。

それで。
総て。
それで。
決まり。
そういうこと。

どうなろうと。
どうにもならなくても。
それでも。
惹かれるままに。
そのままに。

『Famme Fatale』'57年リリース。
女性ブギ・ウギ・ピアニスト、そしてヴォーカリストとして一世を風靡したハダ・ブルックス。
その軽やかな指さばきと、その味わい深い歌声、その可憐なルックスで。
酒場やクラヴで数多くの男どもを虜にしたハダ。さぞ魅力的だったことと思われます。
『ハダ・ブルックス・ショー』なるTV番組も持っていたそうですから。当時としては破格の扱いかと。
そのハダの意外にも唯一のオリジナル・アルバム。SP盤や他のピアニストの共演盤はあるのですが。
その人気に比して、この扱い。当時の黒人ミュージシャン、女性の置かれていた状況が窺えます。
さて。ここでのハダは。ブギ・ウギを封印して。スローなナンバーをじっくりと聴かせてくれています。
殆どのナンバーがハダのヴォーカルとピアノ、それにギタリストの2人だけで演奏されているのですが。
この組合せ、アレンジが実に秀逸で。特にヴォーカリストとしてのハダの魅力を知るには。
これ以上のものは無いかなと。味わい深く渋く、時に語りかける様なその歌声。
身体の、胸の内の深いところから湧き上がってくる様なその歌声。なんとも言えず惹きつけられて。
便宜的にはブルースの範疇に収められるハダですが。ジャズやシャンソンを思わせるものもあって。
その歌声に。ツボを押さえたピアノが色を添え、繊細なギターが絶妙につかず離れずと。
同じ様なテンポのナンバーが続くのですが。少しも飽きることがありません。
むしろ。聴きすすむうちに。その世界にどんどん惹き込まれ、魅せられてしまう。そんなアルバムです。
もし。タイム・スリップして。何処かの酒場でハダと出会ったら、そのピアノと歌声に触れたら。
間違いなく。恋に落ちるでしょうね。それが叶わぬ思いだとわかっても。思い続けるだろうなぁ。
そう。アルバム・タイトルの如く。男の心に運命、宿命として残る。魔性の女性でもあるのです。
ハダも。自分がどう見られているか、どう感じられているかを意識していたのでしょう。それでも。魅入られるな。

もし。
それが。
運命でも。
それを。
受け入れはしない。

誰の。
せいにもしない。
誰が。
悪いとも思わない。
ただただ。

自分が。
自分の中の。
何かが。
再び会った時から。
惹きつけられた。

そこで。
総て。
そこで。
決めた。
そういうこと。

どうなろうと。
どうにもならなくても。
それでも。
魅せられるままに。
そのままに。

出逢ったのが。
惹きつけられたのが。
それが。
運命ならば。
受け入れよう。

何が。
あっても。
変わることなく。
思い続けよう。
それしかできなくても。

再び出逢った。
魅入られた。
それが。
運命ならば。
受け入れよう。

タイミングや。
様々なものが。
妨げになる。
それも。
運命ならば。

それは。
受け入れはしない。
例えそうであっても。
例え叶わぬことがあっても。
思い続けよう。

惹かれるままに。
魅せられるままに。
何かが、何もかが叶わない。
それが。
運命だとしても。

もはや。何も揺るぎはしない・・・



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/02 Mon *喧嘩するよりも / Lazy Lester

20150302trueblues


あのさ。
殴られると。
痛いじゃん。
殴ったら。
こっちの手も痛いし。

そんなの。
蹴られると。
もっと痛いじゃん。
蹴ったら。
こっちの足も痛いし。

冗談なら。
ともかくとして。
言葉の暴力も。
痛いしさ。
返したら返したで。気分悪いし。

だから。
そんな。
わざわざ。
痛いこととか。
気分悪いこととか。

したくないんだよな。
痛いのも嫌いだし。
気分悪いのも嫌いだし。
そんな思いするよりさ。
弱虫しって言われても。

喧嘩なんかするより。
さっさと。
トンずらこいて。
誰かと。あの娘と。
愛しあいたいじゃない。

そうは思わないかい。

『True Blues』'67年リリース。
ルイジアナ・ブルースを代表するレーベル、エクセロ。
そこの四天王、なんて呼び名があったかは定かではありませんが。
スリム・ハーポ、ライトニン・スリム、ロンサム・サンダウンに続く四番目の男。
それがこのアルバムの主役であるハーピスト、レイジー・レスターなのです。
スリムの紹介でエクセロにと契約したらしいレスター。
そのスリムの録音など、多くのセッションもこなしていたらしく。
四天王の中では最も知名度が低いかもしれませんが。そのブルースは些かも見劣りしません。
派手さも、華麗なテクニックも無いハープは。言ってみればリトル・ウォルターの対極で。
その歌声も純朴そのものなのです。そのハープと歌声で軽快にロッキン・ブルースを噛まされると。
これが、もう。何というか。気持ち良い、心地良い、御機嫌。それ以外の何ものでもないのです。
メロディーには恐らくカントリーの影響もあるかと思われて。とにかくその乗りの軽快なこと。
あまりに軽快過ぎることが。一部のコアな(頭の固い)ブルース・マニアからは敬遠される理由とも。
確かに。スロー・ブルースをやっても。あまり濃厚にはならなくて。緩いんですけどね。
軽くて、緩くて。どこが悪いと。何があっても。笑い飛ばして楽しもうってのもブルースの神髄だろうと。
そう考えると。このアルバム・タイトルに、ニヤッとさせられると言うか。レスターの矜持を感じるかな。
そんなね。年がら年中、毎日毎日、いつでもね。真面目にやってらんないし。
ましてや争いとか諍いとかさ。嫌じゃないですか。時には、いや度々ね。緩~い気分で過ごせばいいんです。
キンクスのトホホなカヴァーも楽しかった「I'm A Lover, Not A Fighter」とかタイトルからして最高だし。
デイヴ・エドモンズやファビュラス・サンダバーズもカヴァーした「I Here You Knockin'」も堪りません。

あのさ。
無理すると。
疲れるじゃん。
疲れると。
自然と気分も落ち込むし。

それでも。
頑張ろうとすると。
もっと疲れるじゃん。
もっと疲れると。
自然と不機嫌になってさ。

冗談じゃなく。
周囲にも伝染して。
皆が皆で。
不機嫌になっちゃって。
膨れっ面。突き合わせててもね。

だから。
そんな。
無理に。
頑張るjことなんか。
必要ない時もあってさ。

仕方ないんだよな。
無理な時は無理だし。
疲れる時は疲れるし。
頑張れない時もあるわいな。
根性無しって言われても。

無理なんかするより。
さっさと。
トンずらこいて。
誰かを。あの娘を。
思っていたいじゃない。

そうは思わないかい。

だから。
思い切って。
帰っちゃおう。
逃げちゃおう。
忘れちゃおう。

楽しいことだけ。
嬉しいことだけ。
喜べることだけ。
考えて。
足取りも軽く。

笑顔でトンずらこいちゃおう。
笑顔もね。伝染するんだよね。
笑い顔、笑い声。
周囲もなんとなく。
緩く、楽しく、なればいいじゃない。

闘わない。
無理しない。
頑張らない。
逃げの一手を決め込んで。
後はひたすらトンずら。

そんな時も。
そんな一日も。
そんな時期も。
あっていいんじゃない。
そうは思わないかい。

喧嘩するよりも、誰かを愛していたいのさ!



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/03/01 Sun *放蕩の果て / Robert Wilkins

20150301robertwillkins


ご存じの様に。
俺は。
人の言うことを聞かない。
まぁ。
聞いたふりはするが。

結果的には。
我が道しか行かない。
もしくは。
わざわざ言われたのと逆を行く。
天邪鬼中の天邪鬼。

大体。
他人に何かを言われるのは。
好きでは無い。
他人と話すのも。
実は面倒くさい。

作り笑いさえしたくない。
俺は俺。
我思う故に我在り。
団体行動とか。
集団に属するなど身の毛がよだつ。

生きてる限り。
己が欲望のままに。
行く。動く。手に入れる。
親に対しても例外ではない。
放蕩息子の典型なのだ。

『The Original Rolling Stone』'80年リリース。
'20年代から録音を始めて。'30年代後半には説教師に転向したロバート・ウィルキンス。
戦後一時的に復帰した際に録音もある様ですが。また直ぐに宗教の世界へ戻りそのまま亡くなったと。
そんなウィルキンスの'28年~'35年の録音から編集されたアルバムです。
アルバム・タイトルからも判るように。ウィルキンスもローリング・ストーンズのルーツとなる一人ですが。
その話は少々ややこしく。ストーンズが『Beggars Banquet』の中に「Prodigal Son」なるナンバーを収録。
作者はジャーガー=リチャードとクレジットされていたたと。ところが、こいつが。曲者で。
誰がどう聴いてもウィルキンスの「That's No Way To Get Along」でしかなかったと・・・
ストーンズ側は当初、否定、その後作者が判らなかったとか。まぁ、色々言い訳していましたが。
結局、今ではクレジットはウィルキンスになっています。まぁ、ストーンズらしい話ではありますけどね。
収録されている14曲は総てスピリチュアルで。基本的に総てアコギによる弾き語りとなっています。
ロバート・ジョンソンほどの驚き(ハッタリ)は無いものの。独特の間とリズム感があって。
聴いてるうちに徐々に惹き込まれていくものがあります。朴訥とも言い切れない独特の歌声も魅力です。
さて問題の「That's No Way To Get Along」ですが。ルカによる福音書の一説を下敷きにしたものであり。
一人の父親と二人の息子の物語。その下の息子が放蕩の限りを尽くした果てに父の下へ帰る。
それを父は許すと言う話だと。簡単に言っちゃうと。放蕩の意味は我々が想像するものとは異なる様ですが。
勿論、ストーンズの放蕩は酒に、薬に、女に、浪費にと。我々の想像する放蕩そのもを指していものと思われ。
不良の象徴と見なされていた自分達を揶揄したものであると同時に。そんな放蕩者、ならず者でも。
許される、救いはあるんだよと。転換期にあった自分達を励ましている様に聴こえなくもないかな。
それにしても。アコギ一本の弾き語りでここまで聴く者を惹きつけるんだから。ウィルキンスも凄腕だよな。

ご存じの様に。
俺は。
人の言うことに耳を貸さない。
まぁ。
時には聞くけど、忘れる。

結果的には。
我が道しか選ばない。
もしくは。
わざわざ言われたのと逆を選ぶ。
天邪鬼中の天邪鬼。

大体。
他人に何かを言われても。
変わりはしないし。
他人と話しても。
実は聞き流してたりする。

作り笑いの回数は増えたけど。
俺は俺。
我思う故に我在り。
他人の思いは他人の思い。
他人の話を鵜呑みにするなど思いもよらない。

生きてる限り。
己が欲望のままに。
行く。動く。手に入れる。
親だって。結局は他人。
放蕩息子の典型なのだ。

俺がやること。
俺が行くこと。
俺が選ぶこと。
であるならば。
己が思い、己が意思以外は必要ない。

俺がやったこと。
俺が行ったこと。
俺が選んだこと。
結果は、責任は。背負うしかない。
そこに。己が思いや意思以外があったら遣り切れない。

放蕩の果て。
どうなるのか。
何処へ辿り着くのか。
わかりはしないが。
それはそれでいい。

放蕩の果て。
断罪されようが。
救われようが。
それはその時。
そう思ってでもなきゃ。生きてられないのさ。

しかし。
本当に。
父親とは断絶してたけど。
この数年。
ようやく少しは話もできて。

親は親で。
色んなものを背負って。
色々思って。
表現や方法は異なえど。
慈しんでくれたのだと。それくらいは流石に感じたけど。

根っからの。
放蕩者。
放蕩が止む筈も無く。
放蕩の果て。
見届けてくれれば。それだけでいい。それでいい。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/02/28 Sat *どんなに疲れたと思っていても / Led Zeppelin

20150228phyjicalgrafityukorg


どうも。
せっかくの。
週末だってのに。
休日だってのに。
その。

そうなんだ。
疲れてるんだな。
抜けてないんだな。
気持ちに。
身体がついていけない。

認めたくないけど。
特に。
平日も遊んだりしたら。
ハッキリと。
出ちゃうんだよな。

もうな。
無理が効かない。
無理しようにも出来ない。
なんか。
淋しいけど。現実なんだな。

だけど。
どんななに疲れたと。
思っていても。
そいつに関してだけは。
元気になれることもあるんだな。

『Physical Graffiti』'75年いリース。
自らのレーベル、スワン・ソング設立後初の。
そしてバンドとして初の2枚組となったレッド・ツェッペリンのアルバム。
デビュー以来快進撃を続けてきたツェッペリンでしたが。
このアルバムの制作前には初めてと言えるトラブルが生じて。
ジョン・ポール・ジョーンズが脱退して聖歌隊の隊長になりたいといいだしたと。
実際はどうもツアーからツアーへの生活に嫌気がさしていた様で。
マネージャーのピーター・グラントの説得もあって。休暇を取って思いとどまって。
制作意欲に溢れていた他のメンバーは、待ちかねたとばかりにレコーディングに突入と。
とにかく勢いはあるは、脂は乗ってるはの時期に。待たされて爆発したものもあったのか。
気づいたらアルバム1枚には収まらないだけのナンバーが録音されていたと。
しかもどれも出来がいい。でも2枚組にするには足りない。どうするか。
結局『Ⅲ』、『Ⅳ』、『House Of The Holly』録音時のアウト・テイクを持ち出してきて2枚組に仕立てたと。
まぁ、この話。今でこそ良く知れ渡ってる話ですが。発売当時は当然知られてなくて。
しかもアルバムを聴いても気づかれなかったと。今、聴いても統一感があって違和感がなく。
ここらは選曲や曲順などの構成を緻密に考えたであろうジミー・ペイジは流石だなと。
そのペイジにとっても大変は大変だった様で。アルバム・タイトルの意味に関して。
アルバム制作における肉体的なダメージを暗喩しているんだとか。なるほどねと。
それにしても。このクオリティの高さ。それだけの経験値があったってことなんでしょうが。
過去のナンバーも、そして新たに録音されたナンバーも生命力とアイデアに溢れていて。
「Kashmir」とか「Tramled Under Foot」ではまた一つ高みに上ってさえいますから。
ペイジもジョーンズもロバート・プラントもジョン・ボーナムも。結局ロックが大好きだってことなんでしょうね。

なんだ。
せっかくの。
週末だってのに。
休日だってのに。
あぁ。

そうなんだ。
気がついたら。
起きたら。もう半日終わってるって。
気持ちに。
身体がついていけてない。

認めたくないけど。
特に。
平日も飲んだりするとな。
覿面に。
出ちゃうんだよな。

もうな。
無理しない様にって言われても。
しようにも出来ないとしか答えられない。
なんか。
悲しいけど。現実なんだな。

だけど。
どんななに疲れたと。
思っていても。
そいつに関してだけは。
一切、関係ないこともあるんだな。

音楽が。
ロックが。
絡んでくるなら。
全く持って。
話は別で。

どんなに。
肉体的に。
ダメージを負っていても。
精神力で。
やれちゃうんだな。

なんか。
ロック馬鹿丸出しで。
そのもので。
呆れたくもなるけれど。
事実は事実。

レコードに針を落として。
口ずさみながら。
DJの選曲したり。
フライヤー作ったり。
ブログを書いたり。

こいつは。
どんなに疲れたと思っていても。
関係なしに。
楽しんで。時間を忘れて。
窓の外が明るくなったりして。

そう。
要は。
音楽が。
ロックが。
大好きだってことなんだな。それだけなんだな。

あぁ、楽しきかなロック馬鹿(笑)。



web拍手 by FC2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »