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2015/05/03 Sun *外道上等 / 外道

20150503gedo


もう。
兎に角。
どうしようもない。
こいつは。
生まれつきだから。

皆で一緒にとか。
皆と同じにとか。
違うことしないとか。
余計なこと訊かないとか。
お揃いとか。お仕着せとか。

大嫌いなんだよ。
そういうのは。
何がどうしようと。
何がどうなろうと。
俺は俺なんだよ。文句があるか。

疎まれようが。
爪はじきにされようが。
受け容れられなかろうが。
それがどうした。
俺が俺であれればいいんだよ。

天邪鬼で結構。
はみ出し者で構わない。
畳の上で死ねなくても。
それはそれでいい。
外道がどうした。上等だよ。

『外道』´74年リリース。
日本のロック界に於いてひたすら異彩を放つ外道。
ギターの加納秀人を中心とするトリオの歪んで激しいサウンド。
それが初っ端から爆発している1stアルバムにしてライヴ・アルバム。
(今回、載せているのは'80年代に再発されたものでオリジナル盤とはジャケット違いです)
兎に角。ラウドでノイジーでスピーディーで。それが故か。
聴いてるとまるで空間が歪んでしまう様な不思議な錯覚を起こさせる外道の世界。
何でもドラマーが暴走族の顔役だったとかで。当時は暴走族の親衛隊がいて。
町田警察署の隣でライヴをやって警官隊をからかって煽ったりとかなり過激なことでも知られていて。
また加納のギターが。その鋭角で疾走する爆発具合が。堪らなく火をつけると言うか。
油に火を注ぐと言うか。こっちのイライラ、ストレス、フラストレーションをぶつけて。
発散させるのに、これ以上のものは無いんじゃ無いかってほどだったんですよね。
針を落としてると。無性に燃えてくる、爆発したくなるんですよね。おら、どかんかいとね。
まぁ、レコード会社に所属して商品化されている以上。したたかな計算もあったんでしょうが。
それを感じさせない。そんなものがあったとしても。それを凌駕する怒りや焦燥を抱えていたのは事実だろうし。
そいつを一気に放出して表現してみせる加納のギタリストとしての腕ってのも相当なものかと。
後、不思議に日本的と言うか。古風な和の世界を感じさせる情緒性も併せ持っていて。そこもいいなと。
何と言っても。バンド名がね。加納が警官に「この外道」と毒づかれたことを茶化して付けたと。
いいなぁ。上等だなぁ。街角で○○公見るだけで何かしらんがムカつく自分には最高に痛快なエピソードだと。

もう。
いいから。
放っておいてくれ。
こいつは。
生まれつきなんだよ。

何で一緒にするんだよ。
何で同ことをさせるんだよ。
違うことすると怒るんだよ。
訊かれても答えられないことがあるんだろ。
お揃いも。お仕着も。

まっぴら御免なんだよ。
そんなのはな。
誰がどう言おうと。
誰がどう仕向けようと。
俺は嫌いなんだよ。文句があるか。

疎まれたところで
爪はじきにされたところで。
受け容れられなかったところで。
そんなものどうでもいい。
俺が俺であることが大切なんだよ。

天邪鬼なんだよ。悪かったな。
はみ出し者でいるのが気楽なんだよ。
生きてるだけで丸儲け。
それだけさ。
外道がどうした。上等だよ。

外道。
上等。
そもそも。
道なんてものは。
踏み外してみなきゃ。

その道自体が。
何なのか。
何処へ繋がってくのか。
わかりゃしねぇ。
だったら。外れてみりゃいいのさ。

短気で。
瞬間湯沸し器で。
エゴイストで。
我侭で。
独善的。

群れるのも。
なつくのも。
なつかれるのも。
まっぴら御免。
だ・か・ら。放っておいてくれ。

外道上等。
路の上。
石ころの様に。
転がり、転がされ。
蹴られて、どこかへ飛んでいく。

それでいい。



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