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2015/06/08 Mon *受け容れる、受け容れられる / The Young Rascals

20150608theyoungrascals


必要なんだなと。
大したこともできないし。
ちっぽけな存在だけど。
それでも。
必要としてくれてるんだと。

そう思えるだけで。
そう感じられるだけで。
少しだけ。
気持ちが軽くなって。
空気が動いて。

あぁ。
ここにいていいんだと。
ここにも居場所があったんだと。
それだけで。
嬉しいし。

なんか。
やる気にもなって。
しかも。
頑張るってことが。
少しだけど楽しくなってと。

だから。
必要だよと。
いてほしいよと。
助かるんだよと。
無理はしなくてもいいからねと。

言葉じゃなくても。
いいけれど。
語りかけることって。
大切なんだろうなって。

『The Young Rascals』'66年リリース。
ニューヨーク出身のヤング・ラスカルズの1stアルバム。
リーダーのフェリックス・キャバリエはロックンロールやR&Bに影響を受けて。
高校時代からバンド活動を始めて。大学時代には自らのバンドを結成して。
卒業後に出会ったメンバー達と共感してヤング・ラスカルズを結成。活動を続けて。
遂に、アトランティック初の白人バンドとしてデビューにまで漕ぎ着けました。
黒人が差別を受けていた様に、白人が差別される状況だってあったのです。
何せ今から50年以上前の話です。所謂黒人音楽を愛好する白人青年ななんて珍しく。
ましてや自らバンドを結成してそのカヴァーを主にレパートリーにするなんてね。
このアルバムでは全10曲の半数5曲がR&Bやソウルのカヴァーですからね。
受け容れたアトランティック、受け容れられたヤング・ラスカルズ。至福の出会いです。
やがて。僕は必要かい?僕を必要としておくれと歌われる「Good Lovin’」が全米1位に。
そしてこのアルバムが制作されてと。受け容れる、受け容れられる。そして共鳴する。
それができる音楽の素晴らしさを全米に知らしめたアルバムと言えるのです。
因みに。その「Good Lovin’」はウィルソン・ピケットのカヴァーですが。
かの「Mustang Sally」は元々他のソウル・シンガーの持ち歌だったものを。
このアルバムを聴いたピケットがカヴァーしてヒットさせたんだとか。素晴らしいなぁ。
この後、ラスカルズとバンド名を変えて更に飛躍するのですが。原点の志を忘れなかったからかもですね。

必要としてくれてるんだと。
大したこともできないし。
ちっぽけな存在だけど。
それでも。
必要なんだと。

そう思わせてくれるだけで。
そう感じさせてくれるだけで。
少しだけ。
足取りが軽くなって。
空気が変わって。

あぁ。
ここにいていいんだと。
ここにも居場所を設けてくれたんだと。
それだけで。
楽になるし。

なんか。
やる気もでてきて。
しかも。
役立てるってことが。
少しだけど面白くなってと。

だから。
必要としてくれた。
いてほしいと言ってくれた。
助かるんだよと示してくれた。
無理せずに行こうよと雰囲気を作ってくれた。

言葉じゃなくても。
いいけれど。
感謝することって。
大切なんだろうなって。

一人。
一人。
歴史も。
背景も。
個性も。

志向も。
思考も。
嗜好も。
異なるけれど。
一つにはなれないけれど。

受け容れる。
受け容れられる。
そして。
共感して。共有して。
何かを生み出そうとして。

それぞれが。
それぞれの。
居場所を。
見つけれれる。
そんな風が吹き続けてくれるといいな。



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