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2015/06/25 Thu *どんな時代も / 沢田研二

20150625juliefiverecital


その時代。
どの時代。
あの時代。
過ぎ去り。
忘れ去り。

その時。
どの時。
あの時。
過ごした事を。
忘れようと封じ込め。

もう二度と。
戻らない。
戻りたくない。
戻れない。
そうなのだけど。

その時代も。
あの時代も。
どの時代も。
否応なしに。
今へと続いていて。

その時の。
あの時の。
どの時のも。
出来事や。
思い。

どんなに。
否定したところで。
今の自分の。
一部になっている。
そのことは。

今の自分の姿が証明している。

『Julie Ⅴ 沢田研二 日生リサイタル』’72年リリース。
タイトル通りに沢田研二、ジュリーの5枚目のアルバムとなる2枚組ライヴ・アルバム。
恒例となっていた日生劇場でのリサイタルの模様を収録したアルバムで。
バックには井上堯之バンドも参加していて。ベースは勿論、岸部一徳(当時は修三)です。
ジュリーにとっては2枚目となるライヴ・アルバム。
特徴的なのはロックンロールメドレーも含めて洋楽のカヴァーの多いこと。
今でもライヴでカヴァーをやることもありますが。ここまで多いのはこの時代ならではで。
時代と言えば安井かずみ、ZUZUによる訳詩が。またあの時代ならではの雰囲気でね・・・
この選曲には裕也さんも絡んでたのかな。まぁ、まだヒット曲もそれ程多くはないし。
それ以外のオリジナルもちちょっと暗い青春を思わせるものがおおかったりするので。
シングル・ナンバーで収録されているのが「あなただけでいい」「死んでもいい」ですから。
何か。自分は夢を見ない人間で。周りの言うままにやってきただけだなんて。
そんなことを数年前のジュリー祭りで言ってましたが。このリサイタルは・・・
アルバムを聴く限り楽しそうだなと。タイガースでは歌わせて貰えなかったであろうカヴァーもあるし。
「湯屋さん」なる裕也さんをからかった曲なんて実に楽しそうに歌ってます。本当に。
まぁ、その後の華やかで華麗な時代に比べれば人呼んでジュリーの暗黒時代(?)。
それでも歌う楽しさ、そして音楽に対する真摯な気持ちがジュリー自らが訳詩を手がけている2曲。
「I Believe In Music」と「Without You」このオープニングとラストの2曲に表れてるかな。
「Without You」は。バッドフィンガー、ピート・ハムの描いた心象風景とは若干ニュアンスが異なる気もしますが。

その時代。
どの時代。
あの時代。
過ぎ去りされど。
消え去りはしなくて。

その時を。
どの時も。
あの時も。
やってきた事も。
封じ込めても。ふと蘇る。

もう二度と。
戻らない。
戻れない。
戻りたくない。
そうなのかなと。

その時代も。
あの時代も。
どの時代も。
有形無形に。
今、この時へと続いていて。

その時の。
あの時の。
どの時のも。
出会いや。
行動。

どんなに。
隠したところで。
今の自分の。
根底に流れている。
そのことは。

今の自分の心象が証明している。

その時。
どの時。
あの時。
そうしていれば。
異なっていたかも。

その時。
どの時。
あの時。
何故。
そうしなかった。そうできなかった。

そんな。
思い。
反省。
空想。
美化も含めて。

どの時も。
どの時代も。
あったからこそ。
過ごしてきたからこそ。
今の自分がここにある。

その事実と。
向き合いながら。
前向きに受け止めながら。
日々を過ごしながら。
偶にはどこかの時へと。何処かの時代へと。

思いを馳せて。
思いに耽って。
異なる自分を想像してみる。
そんな夜も。
偶にはあってもいい。あっていい。



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