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2015/08/26 Wed *便りが無いのは / Free

20150826freelive


便りが無いのは。
良い知らせ。
なんて言うけれど。
時と場合。
否、相手によるのさ。

忙しい時もあるだろうし。
気づいてない時もあるだろうし。
返事に悩む時もあるだろうし。
諸事情があるであろうと。
そうは思うのだが。

三日。
五日。
一週間。
十日。
おいおいと。

何かあったのだろうか。
体調が悪いのか。
怪我でもしたのか。
それも。まさか。
重病じゃ、重症じゃないだろうなと。

こうなると。
もういけない。
頭の片隅から消えやしない。
しかも。
どんどん悪い想像が膨らんでいく。

このまま。
ずっと。
二度と。
音信不通?
飛んで行って確かめたくもなってくる。

『Free Live !』’71年リリース。
史上、最もブリティッシュ・ロック・バンドらしいバンドとも言われるフリー。
そんなフリーの5thアルバムにして初めてのライヴ・アルバム。
英国オリジナル盤はご覧の様に。ジャケットを封筒に見立てて。
メンバー個々の写真が切手として貼られていると言う手の込んだものでした。
あのフリーが、最も脂の乗っていた時期のライヴだけに悪い筈もない名盤。
されど。どこか煮え切らなさが残るのは。既に内部崩壊していて。
解散が表明され(だったと思ったな)、契約枚数消化の為に制作されたからか。
勿論、個々のナンバーの演奏は流石と言うほか無いのですが。
これがまだまだ活動を継続する意欲に溢れている時期に制作されていたらと。
それこそ。ロック史上に残る傑物になっていたに違いないと思われてならないかな。
何か。最後の1曲のみがスタジオ録音なのが。このアルバムの宿命を象徴してもいて。
フリーの魅力と言えば、他に類を見ない独特の“間”と重心の低さにあるとして。
それはこのアルバムでも堪能できて。メンバー4人が一体となった時の。
その生み出されるサウンド、グルーヴの快感は、それこそ病み付きになるのですが。
それを下支えしているサイモン・カークとアンディ・フレイザーのリズム隊。
特にカークの一叩き。その余韻でもって全体を支える力強さ。
キース・ムーンやジョン・ボーナムとは対極の手数の少なさ故の凄味を感じます。
フレイザーの独特の間を聴かせるベースも凄いのですが。多分に成長するにつれて。
それでは我慢できなくて時に弾けすぎてしまうと。未だ18歳だったんですもんね。
それはそれで致し方ないかと。それはポール・コゾフも同様で。
十分にギターが鳴いているのに。もっともっとと。もう飛び立ちたくてしょうがなくて。
そんな爆発寸前のところを抑えているからこその。味もあるのだと。
2人が理解できていれば。もう少し長続きはしたのかもしれませんが。限界だったのかな。
ポール・ロジャースの黒っぽい節回しと天才的なフェイクは言うまでもなく。
英国人、そして日本人の情感に訴える歌心はこの頃から既に完成されていたかなと。
故に。やっぱり。どうしても。もっと多くの便りを届けて欲しかったと思わされるのです。

便りが無いのは。
良い知らせ。
なんて言うけれど。
それは嘘だよなと。
自分の事は棚に上げても。

日々、色々と追われてもいるだろうし。
うっかりと。忘れてしまう時もあるだろうし。
返事に困る時もあるだろうし。
人には人それぞれの事情があるのだと。
それは理解しているのだが。

三日。
五日。
一週間。
十日。
あれあれと。

何かあったのだろうか。
体調を崩したのか。
怪我でも負ったのか。
それとも。まさか。まさか。
何かが逆鱗に触れたのではなかろうかと。

こうなると。
もういけない。
片時も頭から離れやしない。
しかも。
どんどん想像は悪い方へと傾いていく。

このまま。
ずっと。
まさか。
絶縁状態?
飛んで行って誤りたくもなる。

否。
確かに。
気に障る様な。
怒らせる様な。
事を書いた覚えはない。

ないけれど。
こればっかりは。
相手の気持ちばかりは。
わからない。
何が起きても不思議はない。

謝って。
それで。
元に戻るのなら。
土下座でも。
なんでもするってもので。

そして。
なによりも。
本当に。
重篤な状況にあるのなら。
直ぐにでも飛んで行かなきゃと。

気もそぞろ。
落ち着かない。
心配でならない。
こんな刺激は。
いらないぞと。

そんな時。
便りが届く。
おそるおそる目を通す・・・
ふぅ。そうか。そうだったのか。
ひとまずは。安心しても良さそうだ。

便りが無いのは良い知らせ。
だけど。相手にもよるのだから。宜しくと(笑)。

あぁ、兎に角。良かった。安心した。



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