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2015/09/07 Mon *宿酔、二日酔い / Charles Brown

20150907driftingblues


うん?
未だ。
揺れている。
浮いている。
漂っている。

こいつは。
いつもの。
あいつだね。
抜け切れてない。
覚めてない。

所謂。
宿酔。
尤も。
昨夜は。
一滴も口にしてないのだが。

宿酔の原因。
その対象は。
何も。
いつも。
酒とは限らないから。

昨日までの。
終末の。
余韻の。
その酔いが。
未だ残っている。

そんな。
ところ。
そんな。
もの。
月曜日はそんなもの。

『Drifting Blues』'57年リリース。
ウェスト・コースト・ブルースの黎明期に。
そのスタイルの確立に大きく寄与したチャールズ・ブラウン。
代表曲であるタイトル・ナンバーの「Drifting Blues」を始めとして。
ヒット曲「Black Nite」等の’50年代前半の録音を集めたアルバム。
美女が波に揺れながらひと夏の思い出に浸っている、そんな連想をさせる。
このジャケットは勿論、「Drifting Blues」から想を得ているのでしょうが。
曲の内容は揺れ動き、浮き沈み、漂い続ける鬱々とした心情を歌ってるんですけどね。
まぁ、当時としては白人層にも買ってもらうには致し方ない商法だったと。
さて。甘く、そして哀愁を誘う様な歌声と歌唱法が独特なブラウン。
その魅力が最大の魅力を発揮するのは。都会の喧騒に疲れ果てた人々が。
一夜の息抜きを求めて集まる夜のしじまに流れる時かなとも思われて。
まるで。都会生活による疲弊と。それでも酔わずにいられない都会の魅力。
その間で迷い揺れて。結局は漂う心情を甘く切なくブルージーに歌うブラウン。
その歌声と歌唱法は絶大な人気を得ただけでなく。当然、影響も大きかったらしく。
ブラウン自身はブルース界のナット・キング・コール等とも称されて。
実際に意識していた様ですが。そのブラウンのスタイルを意識していたのが。
デビュー直後のレイ・チャールズで。確かにブラウンよりもより黒さを感じさせつつ。
聴く者を酔わせるバラード等には明らかにブラウンの影響が感じられます。
長い低迷期を経て。’80年代になって復活を果たすブラウンですが。
一番心地良く酔えるのは、やはり’50年代の甘く切なくブルージーなブラウンかな。

おや?
未だ。
揺れが収まらない。
浮いたまま。
漂い続けている。

こいつは。
いつもより。
あいつだね。
抜けるまで少しばかり。
覚めるまでかなり時間がかかるかな。

所謂。
二日酔い。
しかし。
昨夜は。
一滴も口にしてないのだから。

二日酔いの対応。
その方策は。
何も。
難しくは無い。
そいつは重々知りながら。

昨日までの。
週末の。
余韻の。
その酔いを。
未だ忘れたくない。

そんな。
ところ。
そんな。
もの。
月曜日はそんなもの。

まぁ。
そいつが。
月曜日だけで。
終われば。対応してしまえば。
いいのだが。

こいつが。
終わらない。
知りながら。
処置しないで。
浸っていたりもする。

そのまま。
浸ったまま。
揺れて。
浮いて。
漂っている。

そいつが。
断ち切れない。
そいつを。
断ち切らない。
漂い続け何処までも。

何処かで。
終止符を打たねばならない。
そいつを。
知りながら。
打とうとしないで。うとうとと。

宿酔。
二日酔い。
浸ったまま。漂い続けたくなる。
そいつは。
何に酔っているのかにも寄るけれど。

まぁ。あまり。早く覚めたくはないのだな・・・



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