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2015/10/27 Tue *妄想への逃避 / Booty's Rubber Band

20151027junglebass


逃げて。
何が悪い。
何が問題だ。
何かと対峙している。
何かと闘っている。

そんな者だけが。
選択肢の一つとして。
逃げることを許されているのだ。
悪い?問題だ?
まぁ、そう言う輩もいるけれど。

そんな輩に限って。
何とも対峙していない。
何とも闘っていない。
そんなものなのだよな。世の中は。
だから。気にすることはない。

必要な時は。
逃げて。逃げて。
逃げまくれ。
誤魔化してでも。隠れてでも。
逃げてしまえばいい。

遠慮などいらない。
気兼ねも無用。
今は。兎に角。
最後の砦を守る為に。
逃げる時なのだ。

現実世界の裾を。
まくって。めくりあげて。
仮想の。
妄想の世界へと。
逃げ込んでしまえばいい。

『Jungle Base』'90年リリース。
奇才にして奇人。超人ベーシスト、ブーツィー・コリンズ。
そのブーツィーが率いていたブーツィーズ・ラバー・バンドのラスト・アルバム。
(このアルバム以降は、ニュー・ブーツィーズ・ラバー・バンド名義なのですね)
アルバム1枚に僅か4曲。しかもその内の2曲は同名曲のヴァージョン違いと言う。
更に言えば。実のところ、4曲とも殆ど同じ曲だろうと言いたくなったりもするのですが。
まぁ、ブーツィーですからねぇ。その独創的で超絶的なベースのグルーヴ。
スラップ奏法と、ディストーションとオートワウが生み出す極上のうねりに乗れれば。
それだけで。気分は上がって、ご機嫌を突き抜けて、桃源郷で妄想に浸れるってものなので。
やはり。これはこれで、極上のブツと呼べるよなと。現に一度針を落としてしまえば。
ひっくり返し、繰り返し針を落として。酔いしれて浮遊しての状態に陥るのが常なので。
このTバック(?)の後ろ姿が描かれたジャケットも含めて、極楽行き間違いなしと。
現実逃避して。妄想の世界へ逃げ込む際には、是非とも針を落としたいアルバムなのです。
正直、ブーツィーのプレイヤーとして、そしてアーティストとしての絶頂の時期は'80年代中頃までで。
それ以降は、セッションや様々なユニット、更にはプロデュースと多才ぶりを発揮しているものの。
それが故に。特にアーティストとしての創造力は低下してしまったかと感じるのですが。
このアルバムは。プレイヤーとしてのブーツィーが久々に爆発しているなと。
ブーツィーズ・ラバー・バンド名義としては11年振りだったのも関係しているのか。
とにかく、その暴れ振り、イカレ振りに、乗っかって共に酔いしれるのが一番だと思います。
数少ないJBズでの演奏も超人的でしたが。解き放たれた後のブーツィーは、本当に無敵だったのだなと。
それにしても。このジャケットもねぇ、いいですよねぇ・・・妄想が膨らむなぁ(笑)。

逃げろ。
何も悪くない。
何も問題はない。
真摯に対峙してきたのだ。
真剣に闘ってきたのだ。

そんな者だけに。
選択肢の一つとして。
逃げることも許されているのだ。
悪い?問題だ?
あぁ、そんな輩など相手にするな。

そんな輩に限って。
真摯などとは縁遠い。
真剣になぞなったこともない。
そんな程度なのだって。世の中は。
だから。気にかけることはない。

必要に迫られたなら。
逃げろ。逃げろ。
逃げまくれ。
言を弄してでも。策を弄してでも。
逃げてしまえ。それでいい。

謝罪などいらない。
謝意も無用。
今は。兎に角。
大逆転の時を待つ為に。
逃げの一手に尽きるのだ。

現実世界の裾を。
まくって。潜りこんで。
仮想の。
妄想の世界へと。
逃げ込んでしまえばいい。

逃げ込んだら。
その世界の。
うねりに。波動に。
身も心も。
ただ委ねてしまえばいい。

心ゆくまで。
その世界で。
安らいで。
その世界を。
楽しんで。

妄想以外の。
総てを忘れて。
総てから離れて。
桃源郷の住人となり。
極楽を味わい尽くせばいい。

この世では。
得られない。
叶えられない。
あれも。これも。
あんなことも。こんなことも。

味わい尽そう。
やり尽そう。
妄想なのだ。
永遠の様で、儚いのだ。
その刹那に総てを注いで何が悪い。

逃げて。逃げて。
逃げられるだけ逃げて。
逃げ切ったら。
心ゆくまで。
休んで。楽しんで。満喫して。

いつか。
逆にまくって。
大逆転の一撃を放つ。
その時まで。妄想の中に。
逃げ込んでいればいい。

まぁ、時に妄想が暴走するのは問題だけど。誰の話か知らないけどさ(笑)。



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