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2015/10/07 Wed *本質 / Eric Burdon And The Animals

20151007loveis


何が。
オリジナルか。
何処までが。
オリジナルなのか。
どうなのかね。

悠久の。
地球の歴史から。
見れば、その中では。
ちっぽけでも。
人類の歴史も、それなりで。

そうなると。
まるっきり。
完全に。完璧に。
今まで。存在しなかった。
そう証明できるもの。

そんなものなど。
果たしてあり得るのだろうかと。
寧ろ。
何かに。同じ様なものが存在しているのが。
それが。当然ではないのかと。

問題は。
それを。
どれだけ。どこまで。
自分のものとして。
吸収して。咀嚼して。表現できているか。

そこにこそ。
本質が。
勝負の分かれ目が。
あるのだと。
思えなくもないのだな。

『Love Is』'68年リリース。
エリック・バートン率いるアニマルズの2枚組アルバム。
もうこの頃にバードン以外にはオリジナル・メンバーは残っていなくて。
ズート・マネーとか、アンディ・サマーズ(!)等がメンバーとなっていて。
確か、このアルバムを最後にして。最初の解散をしたのかな。
兎に角。あのブリティッシュ・ビート・バンドとしてのアニマルズの姿はもう無くて。
サウンド的にも。当時の、フラワー・ムーブメントの影響が色濃く反映されていると。
元来、あのブライアン・ジョーンズをして英国最強のヴォーカリストと言わしめたバードンですが。
(自分の勝手な思い込みですが。事実ならミックは相当に根にもっていただろうなと・・・)
初期の大ヒット曲「The House Of The Rising Sun」に代表される様に。オリジナル・ナンバーに拘らず。
自分の好きな、耳に留まった、歌いたいナンバーを歌う、根っからのヴォーカリスト体質かなと。
勿論、それでも。単なるコピーに、歌が巧いだけの、カラオケで高得点を得るのを目的にしているだけの様な。
つまらない、下らない。魂のこもってない歌になっていないのは。バードンの本物の実力。
カヴァーであっても。オリジナルのアーティストに敬意を払って。吸収して、咀嚼して、自分の歌として。
唯一無二の表現力で再構築していると。だから誰からも後ろ指を指されないのだと思うのです。
ここまで。自分の世界に引きこんで再構築してしまえば。もうバードンのオリジナルも同じですからね。
このアルバムでも。「River Deep Mountain High」「To Love Somebody」「As The Years Go Passing By」等の。
著名なナンバーをカヴァーしていますが。すっかり自分のものにして。バードンの歌として聴かせてくれます。
新しもの好きと言うか、流行に影響され易い傾向もあって。モントレー・ポップ・フェゥティヴァルに感化されて。
「Monterey」なんてナンバーを作って、歌っちゃう。そんな、思い込みの激しさもあったのでしょうが。
バードンが、コピーやパクリで終わらなかったのは。そこに真摯な魂が、愛があったからだと思うのです。

何が。
許されて。
何処までが。
許されるのか。
そうだよな。

これだけ。
情報が氾濫して世の中で。
見たくなくても目に入る。
聴きたくなくても耳に入る。
ましてや見たければ。聴きたければ。尚更で。

そうなると。
まるっきり。
完全に。完璧に。
何にも、誰にも。影響を受けなかった。
そう証明できるもの。

そんなものなど。
果たしてあり得るのだろうかと。
寧ろ。
何かに。影響を受けているのが。
それが。当然ではないのかと。

問題は。
それを。
どれだけ。どこまで。
敬意を払った上で。
吸収して。咀嚼して。再構築できているか。

そこにこそ。
本質が。
勝負の分かれ目が。
あるのだと。
思えなくもないのだな。

単なる。
コピーを。
物真似を。
称賛する、有難がる。
そんな人達もいるにはいるが。

自分は。
そんな気にはなれなくて。
コピーでも。物真似でもなくて。
カヴァーでも。そこに。
その、やる人の思いが、魂が感じられる。

そうであれば。
例え影響されたものが。
例え同じ様なものを知っていたとしても。
それを凌駕するもの。自分のものにしている。
それが感じられる。そんな愛のある表現が、人が好きなのだな。

そう。
そこに。
魂が。
愛が。
あれば、オリジナルか否かなんて関係ないと。

そうじゃないと。
ドロップキックも。
バックドロップも。
そして。ブレインバスターも。
使えなくなってしまうじゃないか(笑)。

そう。
そうなのだ。
オリジナルか。
否かじゃなくて。
魂の。愛の。存在の有無が。本質なのだ。



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