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2015/12/02 Wed *銃をとれ / Snooks Eaglin

20151202babyyoucangetyourgun


銃をとれ。
今こそ。
この手に。
銃を握りしめ。
狙いを定めろ。

無駄に。
死にたくないなら。
無意味に。
殺されたくないなら。
銃をとれ。

大丈夫。
誰もが誰もの。
銃を。
武器を。
持っている。

そいつを。
探して。
そいつを。
手にして。
自分なりの闘いを。

始めるのだ。
続けるのだ。
簡単に諦めるな。
未だ終わっちゃいない。
未だ終わらせちゃいけない。

銃をとれ。
今こそ。
奴等に思い知らせてやるのだ。
そう簡単に。
思うままにはなりはしないと。

『Baby, You Can Get Your Gun !』'87年リリース。
ニュー・オーリンズの盲目達人ギタリスト、スヌークス・イーグリン。
'50年代から録音を残しているものの表舞台にはなかなか浮上できずに。
熱心なブルース・ファンにも忘れかけられていたイーグリン。
そのイーグリンが突如としてシーンを賑わせ、その存在を知らしめたアルバム。
兎にも角にも。その超絶的なギター・テクニックで世間を驚かせたのですが。
何も。急にイーグリンの腕が上達した訳ではもちろん無くて。
昔から達人ではあったものの。フォーク・ブルース的な弾き語りの録音が多くて。
そのテクニックの凄さが、十分に世間には伝わり切らかかったと。
せっかく持っている武器、その銃であるギターを存分にぶっ放せなかったと。
ここらは。レコード会社の意向に従った結果で。それにこりて沈黙してもいたかなと。
それが。新たにブラック・トップとの契約を結んで。ベースとドラムスとのトリオで。
録音に望んだ結果。そスリリングでファンキーで、尖がったギター。
その魅力が一気に爆発して、世間に風穴を開けてみせたと。そんなところかな。
とにかく。そのリズム感が、そのノリが素晴らしくて。そのノリ熟し具合は。
同じく'80年代に復活を遂げたクラレンス・ゲイトマウス・ブラウンにも通じますが。
ゲイトマウスより更に雑食性が高いと言うか、胃袋が強靭だった模様で。
ヴェンチャーズやトラブル・ファンクのナンバーももの見事に咀嚼してしまっています。
ここまでのスピード感を感じさせるブルース・ギタリストもそうはいないかなと。
長い雌伏の時を経て。未だ死んじゃいないぜ、未だ終わりにさせないぜと。
そんな気骨をもって再び、銃を、ギターをとったイーグリン。そのしぶとさが好きです。
勿論、ブルースなので。ガン、銃には、別な意味も込められていると思いますが(笑)。

銃をとれ。
今こそ。
この手で。
銃を構えて。
引き鉄に指をかけろ。

無駄に。
死んでたまるかと。
無意味に。
殺されてたまるかと。
銃をとれ。

大丈夫。
誰もが誰もの。
銃を。
武器を。
信じれば。

そいつを。
磨いて。
そいつを。
手に馴染ませて。
自分なりの闘いを。

見つけたら。
しぶとくいくのだ。
簡単に諦めはしない。
未だ終わっちゃいないぜと。
未だ終わらせやしないぜと。

銃をとれ。
今こそ。
奴等に突き付けてやるのだ。
そう簡単に。
思う通りにはいかないぜと。

銃をとれ。
自分の武器を。
見つけて。
磨きをかけて。
狙いをつけて。

熱く。
激しく。
素早く。
引き鉄を弾いて。
連射しよう。

百発百中で。
無くていい。
撃ち続けることで。
威嚇になればいい。
まぐれで当たれば尚更いい。

死ぬのも。
野垂れ死にも。
恐れはしない。
ただ。
犬死はしないぞと。

この社会に。
この世間に。
この世界に。
風穴の一つでも空けてやれ。

まぁ。
出来ればな。
柔らかで。
時にいきり立つ。
銃の方をぶっ放す方が気持ちいいのだが(笑)。

銃をとれ。



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