« 2016/01/05 Tue 再来 / Roy Buchannan | トップページ | 2016/01/07 Thu *風の中 / The Byrds »

2016/01/06 Wed *囚われ人群れ歌う / Asylum Choir

20160106paper


我等。
囚われ人。
群れ。
歌う。
叫ぶ。

まったく。
もう。
頭にくるし。
情けないし。
大概にしとけよと。

そりゃな。
簡単でも。
単純でも。
ないだろう。
わかるよ。わかるけど。

だからって。
なんで。
いつも。
いつまでも。
同じことを繰り返すのだろう。

排斥。
殺戮。
紛争。
戦争。
核開発。

もうさ。
人間は。
人類は。
自業自得で。
致し方ないかもしれないけど。だけどさ。

『Look Inside Asylum Choir』'68年リリース。
レオン・ラッセルとマーク・ベノによるユニット、アサイラム・クワイア。
スワンプ・ロックの大立者になる以前に既に業界では名を成していたレオン。
スタジオ・ミュージシャンとしてTV番組の音楽監督として大活躍。
それに目をつけたレコード会社から表舞台に立つことを提案されたレオン。
声をかけたのが、べノ。そしてカール・レイドルやジェシ・エド・ディヴィスで。
ドナルド・ダック・ダンも呼ばれてレコーディングに参加して言います。
その1stアルバム。リリース当時は、音楽雑誌等からは大絶賛されるものの。
商業的には大敗して。録音済みの2ndアルバムはお蔵入りになってしまったと。
確かに時代を反映してか、サイケやドラッグの匂いも濃厚な上に。
レオンの遊び心も全開で。多彩ではあるものの。取り留めの無さは否めないかも。
それでも、レオンとベノの歌声は既にこの頃から実に魅力的であって。
後にスワンプ・ロックの大立者といぶし銀として活躍することになるその片鱗はあって。
様々な装飾を排して集中して耳を傾けていると、その歌声だけでなく。
レオンとベノ。2人の創るメロディーにも既に確たる個性がハッキリと感じられます。
このアルバムが世間に受け入られなかった為に。脚光を浴びるには更なる時を要したと。
しかしながら。その基礎、基盤は。この時代に出来上がっていて。揺らぐことは無かった。
だから、続けること。歌い続けること。奏で続けることの大切さを感じるかな。
レオンがブレイク後に、再発された時にはジャケットは変更されていて。
不快に感じる人もいるとの判断だったのでしょうが。昔も今も洒落が通じない輩はいると。
レオンもねぇ、わざわざ“収容所合唱隊”なんて名前をつけるのですからねぇ。
その反骨心、天邪鬼振りは筋金入りだと言わざるを得ません。

我等。
囚われ人。
群れ。
歌い続ける。
叫び続ける。

まったく。
もう。
怒れるし。
悔しいし。
大概に終わらせないとな。

そりゃな。
至難で。
複雑で。
どうしようもないだろう。
ないだろう。ないだろうけど。

だからって。
なんで。
いつも。
いつまでも。
同じことしか出来ないのだろう。

差別。
略奪。
テロ。
空爆。
核競争。

もうさ。
人間は。
人類は。
袋小路で。
致し方ないかもしれないけど。だけどさ。

本当に。
そうなのか。
それでいいのかな。
人類だけ。
滅びておしまい。

そうは。
問屋が卸さない。
人類どころか。
他の生命まで。
それどころかこの地球まで。

道連れにしてしまう。
そんなことになったら。
どう責任を取ると言うのだろう。
そんな権利など。
どこの誰にあると言うのだろう。

時々。
本当に。
もう。
人類は退場して。
やり直すのがいいのではと。

そんな。
ことすら。
思ってしまう。
駄目だよな。
責任とらずに退場は。

それに。
ほんの。
微かな。
可能性が。
人類とやらにも。
あるかもしれないのだし。

だから。

我等。
囚われ人。
群れ。
歌い続けよう。
叫び続けよう。



web拍手 by FC2

|

« 2016/01/05 Tue 再来 / Roy Buchannan | トップページ | 2016/01/07 Thu *風の中 / The Byrds »

002 American Rock」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/63014997

この記事へのトラックバック一覧です: 2016/01/06 Wed *囚われ人群れ歌う / Asylum Choir:

« 2016/01/05 Tue 再来 / Roy Buchannan | トップページ | 2016/01/07 Thu *風の中 / The Byrds »