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2016/01/15 Fri *さりげなくギンギラギンに / Gary Glitter

20160115glitterukorg


そうね。
今は。
未だ。
急かず。
焦らず。

大人しく。
さりげなく。
何でも無い。
何も無い。
変わってない。

そんな。
素振りを。
見せながら。
自分の中で。
少しずつ。

その時に。
その日に。
向けて。
燃える思いを。
消さない様に。

密かに。
灯し続けよう。
薪をくべ。
息を吹きかけ。
掌で包み。

胸の内で。
心の中で。
ギンギラギンに。
育んでいよう。
備えていよう。

『Glitter』'72年リリース。
ある意味で最もグラム・ロックを象徴したスター、ゲイリー・グリッター。
唯一無比のキャラクターとサウンドで駆け抜けた、その1stアルバム。
実は'60年にはそのキャリアをスタートさせていたものの一向に芽が出ず。
ビートルズのカヴァーに挑むも。話題にもならずに。長い下積みの末に。
英語で、ギンギラを意味するグリッターに芸名を変えて。
折からのグラム・シーンに合わせたキャクターを演じたところ、これが大成功。
既に30歳に近かった小太りの男が一躍、国民的スターになってしまったと。
アメリカン・ドリームならぬ、ブリティッシュ・ドリームを実現させたのでした。
スレイドにも通じるビートを強調したシンプルなサウンド。メロディーもシンプルで。
皆で一緒に大声で歌おうぜと呼びかけるスタイル。これが英国民の共感を呼んだと。
フーリガンの母国ですからねぇ。ライヴとかでは肩組んで大いに盛り上がったのでしょう。
そのスタイルは、応援団ロックと呼ばれていたのだとか。なんかよくわかりませんが(笑)。
オリジナルの「Rock And Roll Part1」は全英1位、全米でも7位の大ヒットですから。
オラオラと、そしてギラギラと。一体感を醸成して昂揚させるロックンロール。それは。
国も、時代も問わず常に需要があると思うのですが。ものの見事にハマったのですね。
チャック・ベリー他のオールディーズなナンバーのカヴァーも多数含まれていますが。
どれも、これも。見事な応援団スタイルで。確かについつい手拍子して口ずさんでいるか。
単純と言えば単純。マンネリと言えばマンネリ。でも、決して一発屋ではなくて。
この後も全英チャートを賑わせているのですよね。思うに、その半端無い吹っ切れ方。
中年の小太りの小父さんが、ギンギラにがむしゃらにロックンロール・スターを演じる。
その姿勢に対する共感、応援する心情も人気を後押ししたのかなと。うん。応援団ロックですね(笑)。

そうさ。
今は。
未だ。
慌てず。
走らず。

大人しく。
目立たず。
何でも無い。
何も無い。
動いていない。

そんな。
素知らぬ。
顔をしながら。
自分の中で。
ゆっくりと。

その時に。
その日に。
向けて。
燃える思いが。
揺るがぬ様に。

密かに。
灯しておこう。
薪を絶やさず。
空気を送り。
掌で守り。

胸の内で。
心の中で。
ギンギラギンに。
慈しんでいよう。
整えておこう。

その時。
その日。
そいつが。
やってくるまで。
さりげなく。

その時。
その日。
そいつが。
やってきたら。
ギンギラギンに。

吹っ切って。
目一杯。
がむしゃらに。
力の限り。
燃え上がる為に。

その時。
その日。
そいつが。
やってきたら。
声の枯れるまで応援できる様に。

その時。
その日。
そいつが。
やってくるまで。
裏声で静かに応援していよう。

さりげなくギンギラギンに。



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