« 2016/01/17 Sun *電話ボックスの夜 / Albert King | トップページ | 2016/01/19 Tue *いつの日か / Phillip Walker »

2016/01/18 Mon *己で / Freddy King

20160118takincareofbusiness


やりたいこと。
やるべきこと。
どっちにしろ。
己の意志で。
己で手を下して。

きっちりと。
決める。やる。
かたをつける。
とどのつまりは。
そこに尽きるのだなと。

やりたいなら。
望むなら。
求めるなら。
手に入れたいなら。
そうするだけ。

やならなきゃいけないなら。
望まれるなら。
求められるなら。
それで手に入るのなら。
そうするだけ。

やりたい。
やるべき。
同じではない。
異なる。
そんなものだが。

どのみち。
己が決めて。
己が動かなきゃ。
足下でも掬われて。
何も手に入らない。そんなところ。

『Takin' Care Of Business』'85年リリース。
'60年代のフェデラル音源によるフレディ・キングの英国盤の編集アルバム。
フレディのキャリアにおいて最も脂の乗っていたのがフェデラル時代で。
「Have You Ever Loved A Woman」「Hide Away」「San-Ho-Zay」…
そいて「Takin’ Care Of Business」とヒット曲も数多く量産していて。
このアルバムに収められている全16曲、どれもが素晴らしいものばかりです。
大雑把に言うと。切れ味の鋭いスピーディーでスリリングなインストのナンバー。
そしてしっとりと迫ってくる、やや線の細い歌声も魅力的なスロー・ブルース。
その同居。その両面を兼ね備えているところがフレディの最大の魅力かなと思います。
何故か、ディープなブルース・ファンには人気が無いとも言われるフレディ。
いち早く、ロック・シーンに受け入れられて、交流を持ったことからも感じられる。
そのブルースの解かり易さが、ともすれば軽さとして受け取られることもあった様で。
クラプトンが積極的に、そのナンバーを取り上げたのも、逆効果だったりしたのかと。
確かに。先にクラプトンとかチキン・シャックとかを聴いていたので。
解かり易いと言うか、すんなりと聴くことが、その世界に入っていくことは出来ましたが。
だからと言って。軽いかと言うと。そんなことは無くて。十分に重いと言うか・・・
当然のことながら黒いのですよね、それも墨汁が滴り落ちる様な黒さを感じるかな。
多分に、映像で目にするその姿からの影響も大きいかなとは思いますが。
兎に角。額に汗して。時には目を閉じて。ひた向きに一心不乱にギターを弾きまくる。
その巨体がリズムを取って揺れる度に、黒い汗が飛び散る、そんなブルースかな。
特にこの時代は。己がやりたいこと、やるべきこと。それに真正面から対峙している。
そんな緊張感が張り詰めていて。その糸がピンと伸びきった感覚にゾクッとします。
残念ながら夭折してしまって。余裕、貫禄のあるフレディのブルースも聴いてみたかったなとも、ね。

やりたいこと。
やるべきこと。
どっちにしろ。
己が決断して。
己で実行して。

きっちりと。
括る。臨む。
かたにはめる。
とどのつまりは。
そこに尽きるのだなと。

やりたいなら。
望むなら。
求めるなら。
モノにしたいなら。
そうするだけ。

やならなきゃいけないなら。
望まれるなら。
求められるなら。
それでモノにできるのなら。
そうするだけ。

やりたい。
やるべき。
等しくはない。
違う。
そんなものでも。

どのみち。
己が決めて。
己が動けば。
足下を掬われても。
立ち上がれる。そんなところ。

やりたいなら。
やるだけ。
但し。
他の誰でもない。
己の意志で。

欲しいなら。
求めるだけ。
但し。
他の誰でもない。
己の決断で。
手に入れたいなら。
モノにするだけ。
但し。
他の誰でもない。
己の手を下して。

やるべきなら。
そう思えるなら。
やるだけ。
但し。そいつも。
己で決めて、己で動いて、己で手を下す。

それが嫌なら。
傍に腰掛けて。
高みの見物を決め込んで。
眺めていればいい。
無責任に口を挟んでいればいい。

但し。
そいつは。
何も手に入らない。
何もモノにできない。
ボチボチでさえありゃしない。

そんな。
状況に。
そんな。
己の姿に。
耐えられる自信があるならだけど、ね。



web拍手 by FC2

|

« 2016/01/17 Sun *電話ボックスの夜 / Albert King | トップページ | 2016/01/19 Tue *いつの日か / Phillip Walker »

003 Blues,Rhythm & Blues」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/63095802

この記事へのトラックバック一覧です: 2016/01/18 Mon *己で / Freddy King:

« 2016/01/17 Sun *電話ボックスの夜 / Albert King | トップページ | 2016/01/19 Tue *いつの日か / Phillip Walker »