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2016/02/08 Mon 変拍子 / Talking Heads

20160208remaininlight


ある日。
目覚めたら。
身体の。
精神の。
リズムが変わっていた。

慣れ親しんでいたリズムに。
どこからか。
新しいリズムが加わり。
聴いたこともない。
複雑なリズムを刻んでいた。

そんな日が。
何故か。
周期的に訪れて。
その度に。
戸惑って。間誤付いて。

変な。
おかしな。
動作や。
思考が。
表に出ていくことがある。

ひょっとしたら。
他人には。
わからない程度の。

些細なものかもしれないが。
本人は結構当惑して。

どうにも。
ぎこちないなと。
思いながらも。
その複雑なリズムをも。
受け入れようとしたりする。

『Remain In Light』'80年リリース。
トーキング・ヘッズの通算4枚目のアルバム。
そしてブライアン・イーノと組んだ3枚目にして最後のアルバム。
既に前作辺りからその兆候はあったのですが。このアルバムの最大の特徴は。
当時としては革新的だったアフリカン・ファンクのロックへの融合を試みたこと。
そのことによって生じるポリリズムの独特のグルーヴが全体を支配していることで。
未だ、アフリカン・ミュージックが今ほど世界中で知られていない当時としては。
あまりにも革新的と言うか、斬新な取組だったと思われて。
果たして、どれほどの人間がこのアルバムの意味合いを理解していたか、感じていたか。
かく言う自分も。初めて耳にした時は。どうにも違和感が強くて馴染めなかった記憶が。
確か。音楽評論家や音楽雑誌の間でも擁護派と批判派で論争になっていた様な。
要はアフリカン・ファンクを、アフリカン・ミュージックを、そのリズムやビートを。
米国のバンドであるトーキング・ヘッズが奏でることは受容、融合なのか。搾取なのかと。
そこが論点だったのだと思いますが。メンバーとイーノ、それにエイドリアン・ブリュー等。
彼等だけで果敢に挑戦した点で、前者として捉えても良いのかなと思います。
(ライヴでは多くのアフリカン・ミュージシャンを起用していた模様ですけどね)
そして何よりも重要なのは。そんな論争は別として。よく分りはしないのだけれど。
今までにない心地良さ、快感を得られるサウンドとして。アルバムがそれなりに売れた事。
そのことかなと。つまり聴衆は理屈とか理由は抜きにして、このサウンドを受け入れたと。
それがあったからこそ。今では普通に。アフリカン・ミュージックも世界で聴かれていると。
その意味で。非常に意義の大きかったアルバムと言うことになるのでしょうか。
逆に、当時はロックしか聴いてなくて。その後に、節操なく色々と聴いてみてから。
このアルバムの良さ、独特なファンキーなリズムやビートの良さに初めて気が付いたと。
そんな自分の様な聴き手も結構いるのではないかなとも思うのです。

ある日。
目覚めたら。
身体の。
精神の。
ビートが変わっていた。

慣れ親しんでいたビートに。
どこからか。
新しいビートが加わり。
聴いたこともない。
複雑なビートを弾き出していた。

そんな日が。
何故か。
周期的に訪れて。
その度に。
狼狽えて。粟を食って。

妙な。
不思議な。
仕草や。
思想が。
表に流れていくことがある。

ひょっとしたら。
他人には。
わからない程度の。
微妙なものかもしれないが。
本人は結構困惑して。

どうにも。
ぎこちないなと。
むず痒いながらも。
その複雑なビートをも。
受け入れようとしたりする。

日々の。
単調な。
単純な。
リズムでさえ。
ビートでさえ。

続くうちに。
重ねるうちに。
独特の。
鼓動を生み出し。
知らず知らずに、染まっている。
そこに。
新たな。
リズムが。
ビートが。
加わってくれば。尚更に。

独特の。
ポリリズムや。
シンクロや。
それが。新たな鼓動となり。
知らず知らずに、染まろうとする。

変化する。
変化し続ける。
生活のリズム、ビート。
それに馴染めるか否か。
それを乗りこなせるか否か。

そこに。
いつまでも。
光の中にあり続ける。
ファンキーに踊り続ける。
鍵があるのかも知れない。



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