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2016/03/08 Tue *元始、そして今も / Aretha Franklin

20160308whoszoomingwho


誰が。
誰を見ているか。
誰を見つめているか。
そいつは。
簡単な話だな。

男が。
女を見ている。
女を見つめている。
そんな。
ものだろう。

美しく。
華やかに。
輝き。
生命力に満ちた。
女たち、女性たち。

そいつに。
目を奪われない。
目で追わない。
見つめない。
そんな男は、男じゃない。

いつだって。
いまだって。
男は。
女に。
魅せられている、惹きつけられている。

輝きを放つ。
その笑顔に。
その肢体に。
その魂に。
恋をして止まないのだ。

『Who's Zoomin' Who ?』'85年リリース。
アレサ・フランクリンのアリスタでの5枚目となるアルバム。
そしてアレサのアルバムの中でも最も売れることとなったアルバム。
流石のレディ・ソウル、アレサも'70年半ば以降は路線に迷いもみられ。
その影響もあってか。セールスも低迷して。アトランティックとの契約も解除。
心機一転、起死回生を狙ってアリスタと契約して。徐々に復活への道を歩み。
遂に。このアルバムで完全復活を遂げたと。まぁ、そんなストーリーになるのかな。
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったナラダ・マイケル・ウォーデンがプロデュースを手掛けて。
言わば、'80年代型の最新のアレサを生み出した、創り上げたってところですね。
あまりにも。サウンドが件の無機質で平坦な'80年代サウンドで。
曲調も、所謂クラッシックでオーソドックスなソウルのスタイルから逸脱しているものも多く。
多くのアレサ・ファン、ソウル・ファンからは敬遠されてもいるらしいと。
確かに。アトランティック時代のアレサを思うと。その気持も解からないではないと。
しかし。それでも。どんなサウンドでも、どんなスタイルでもアレサはアレサ。
力技で捩じ伏せるだけでなく、柔軟に対応もできるのだと。それを示してみせたからこそ。
その後のアレサの道が開かれた。その意味では外せないアルバムではあるかなと。
ヒットした「Freeway Of Love」「Who's Zoomin' Who」そこでの伸びやかな歌声。
アニー・レノックスとのデュエット「Sister Are Doin' It For Themselves」での溌剌とした貫禄。
レディ・ソウルが再び太陽の如き輝きを取り戻した。否、その輝きに再び気づかせた。
そんな印象を抱かされます。いやぁ、アレサは、女性は強く、逞しく、魅力的であるとね。
クラレンス・クレモンズ、ピーター・ウルフ、カルロス・サンタナのゲスト参加が蛇足に思えるほどにね。
そんなアルバムにあって「Another Night」「Integrity」と。アレサ自らがプロデュースした2曲は。
アトランティック時代の残り香が濃厚で。時代に囚われない矜持を聴かせてくれている。
そのことも嬉しくなるのですよね。やっぱりね。身も蓋も無いけど本流はこっちだねと。

誰が。
誰を見ているか。
誰を見つめているか。
そいつは。
単純な話だな。

男が。
女を見ている。
女を見つめている。
そんなの。
当たり前だろう。

可愛らしく。
賑やかに。
弾け。
生命力を謳歌する。
女たち、女性たち。

そいつに。
目を奪われない。
心を奪われない。
見つめないでいられない。
そんな男は、男じゃない。

いつだって。
これからだって。
男は。
女に。
魅せられる、惹きつけられる。

輝きを放つ。
その眼差しに。
その唇に。
その魂に。
恋をして止まないのだ。

元始。
女性は太陽であった。
そして。
今も。
女性は太陽なのである。

優しくて。
激しくて。
繊細で。
大胆で。
何よりも艶やかで。

そんな。
女性にかかったら。
男なんて。
いつまでも。
ただの子供に過ぎやしない。

どんなに。
威勢が良くても。
見栄えが良くても。
カッコをつけて。
虚勢を張ろうとも。

総て。
御見通し。
掌の上を。
走り回って。
得意になっているに過ぎない。

ちょっかい、だして。
からかって。
そのくせ気の無い素振りをしながら。
気になって、気になって。
どうしようもない。

そんな。
男を。
掌の上で転がして。
悠然と微笑んでいる。
そんな女性達に敵うわけが無い。

だから。
いつでも。
いまも。
これからも。
恋に落ちずにいられない。



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