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2016/05/22 Sun *ここが / John Lee Hooker

20160522thatiswhereitsat


ここが。
そう。
俺にとっての。
探していた場所。
それだけのこと。

ここに来れば。
ここに。
辿り着けさえすれば。
それだけで。
いいのだ。

色々。
あろうが。
なかろうが。
どっちでも。
関係なく。

楽しくなる。
元気になる。
活力が満ちてくる。
意識せずとも。
笑顔になれる。

いいことばかりは。
ありゃしない。
坂の途中で。
振り向いて・・・
そんな日々を過ごしている。

それでも。
ここを。
この場所を。
知っている。
それだけで何とかなるのだ。

『That’s Where It's At !』'69年リリース。
ジョン・リー・フッカーのスタックスよりのアルバム。
何とジョン・リーがスタックスと契約してアルバムを制作。
こいつはアルバート・キングと同じ様にMGズをバックにして新たな展開か。
などと期待も高まりますが。実はジョン・リーの古い音源の権利をスタックスが獲得。
発掘音源としてアルバムを編集したってのが、その真相だったりもして。
当然MGズとの絡みは無く。殆どがジョン・リーの弾き語りによるブルースなのです。
クレジットが無いので詳細は不明なのですが、'50年代の録音なのかな。
何しろ、ジョン・リー・ブッカーなんて変名まで使ってそこら中で録音していましたから。
その頃の、世に出ていなかった音源をスタックスが手に入れたのでしょうかね。
スタックスとしては、ソウルだけでなくブルースもあるのだぜと。
そいつを世間に示すためにもジョン・リーのアルバムをリリースする意味はあったのかな。
さて。肝心の中身はいつものジョン・リー。ワン・アンド・オンリーのジョン・リー節です。
弾き語り。サウンドにも装飾無し。ゲストも無く。無添加のジョン・リーですから。
誰にも真似のできないジョン・リーならではのブルースがとことん堪能できます。
ここへ来れば、このアルバムに針を落とせば。ジョン・リーと共にあれるのです。
まぁ、ジョン・リーには他にも素晴らしいアルバムがいっぱいあるので。
何が何でも、このアルバムをとは思いませんが。その世界を味わうには十分かな。
なんせ。どう聴いてもマディのあの曲だよなって、そんなナンバーもあるのですが。
ジョン・リーが一節唸ると、それでジョン・リーのブルースになってしまいますからね。
自分だけの武器を身につけた、モノにした人間は強いってことですね。

ここが。
そう。
俺にとっての。
求めていた場所。
それだけのこと。

ここに来られて。
ここで。
輪に入れさえすれば。
それだけで。
いいのだ。

何かを。
抱えていようが。
いなかろうが。
どんな時も。
関係なく。

面白くて。
背筋が伸びて。
腰が疼き始める。
意識せずとも。
リズムを刻んでいる。

いいことばかりは。
ありゃしない。
何も変わっていないことに。
気が付いて・・・
そんな日々を過ごしている。

それでも。
ここが。
この場所が。
あるのだと。
それだけで何とでもなるのだ。

どんな。
時間を。
日々を。
過ごしていても。
強いられていても。

どんな。
思いを。
考えを。
抱いていても。
囚われていても。

ここが。
あれば。
ここが。
あってくれれば。
それでいい。

ここで。
ご機嫌な。
ブルースが。
鳴り響いていれば。
それでいい。

後は。
ここへ。
来るだけ。
ここへ。
辿り着くだけ。

ここが。
そう。
俺にとっての。
探していた場所。
求めていた場所。

それだけでいい。
それがいい。
それを知っている。
それを持っている。
それがいい。



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